インフルエンザ菌b型ワクチン(ヒブワクチン、Hibワクチン)の供給が十分になり、10月14日から予約なしで受けられるようになりました。
Hibワクチンは細菌性髄膜炎を予防するワクチンです。
アメリカはもちろん、アジア・アフリカを含む世界各国で導入され、WHOの推奨により120カ国以上で公費負担による接種が行われています。
【接種時期・スケジュール】
Hibワクチンは3種混合ワクチン(DTP)、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)と同じ日に接種することもできます。
接種スケジュールは初回の接種を始めた年齢により異なります。
■2ヶ月~7ヶ月未満で開始・・・3回+1回(1年後)の合計4回
■7ヶ月~1歳未満で開始 ・・・2回+1回(1年後)の合計3回
■1歳以上~5歳未満で開始・・・1回のみ
【ワクチンの説明】
Hibワクチンは小児の細菌性髄膜炎の予防を主目的として作られました。
不活化ワクチンです(生ワクチンではありません)。インフルエンザ菌b型の抗原に、免疫がつきやすくなるような工夫が施してあります。キャリア蛋白として破傷風トキソイドが組み込まれています。
【病気の説明】
細菌性髄膜炎(化膿性髄膜炎)は時に致死的で、助かっても重い後遺症を遺す事があります。
インフルエンザ菌b型(Hib)による細菌性髄膜炎は、他の原因菌による細菌性髄膜炎に比べて重い後遺症を遺します。また、インフルエンザ菌b型は小児期に発症する細菌性髄膜炎の原因菌として昔から常に首位を占めています。
インフルエンザ菌b型(Hib)以外で細菌性髄膜炎の原因になる主な細菌としては、新生児では大腸菌とB群溶連菌、乳児期以降では肺炎球菌があげられます。
【効果】
定期接種としてインフルエンザ菌b型(Hib)ワクチンを接種しているアメリカでは、ワクチン導入前は、5歳未満人口10万人あたり年間25人といわれたHib髄膜炎発症数が、ワクチン導入後はほぼ0になりました。
また、本邦でも年間500人から600人の子どもが細菌性髄膜炎に罹っているとされておりワクチンの導入が待ち望まれていました。
【副反応・副作用】
5%以上に、しこり、発赤、発熱、不機嫌、不眠、嘔吐、下痢がみられます。
0.1%~5%未満に、蕁麻疹、傾眠、咳、鼻汁、発熱がみられます。
重篤なものはありません。
Hibワクチンは細菌性髄膜炎を予防するワクチンです。
アメリカはもちろん、アジア・アフリカを含む世界各国で導入され、WHOの推奨により120カ国以上で公費負担による接種が行われています。
【接種時期・スケジュール】
Hibワクチンは3種混合ワクチン(DTP)、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)と同じ日に接種することもできます。
接種スケジュールは初回の接種を始めた年齢により異なります。
■2ヶ月~7ヶ月未満で開始・・・3回+1回(1年後)の合計4回
■7ヶ月~1歳未満で開始 ・・・2回+1回(1年後)の合計3回
■1歳以上~5歳未満で開始・・・1回のみ
【ワクチンの説明】
Hibワクチンは小児の細菌性髄膜炎の予防を主目的として作られました。
不活化ワクチンです(生ワクチンではありません)。インフルエンザ菌b型の抗原に、免疫がつきやすくなるような工夫が施してあります。キャリア蛋白として破傷風トキソイドが組み込まれています。
【病気の説明】
細菌性髄膜炎(化膿性髄膜炎)は時に致死的で、助かっても重い後遺症を遺す事があります。
インフルエンザ菌b型(Hib)による細菌性髄膜炎は、他の原因菌による細菌性髄膜炎に比べて重い後遺症を遺します。また、インフルエンザ菌b型は小児期に発症する細菌性髄膜炎の原因菌として昔から常に首位を占めています。
インフルエンザ菌b型(Hib)以外で細菌性髄膜炎の原因になる主な細菌としては、新生児では大腸菌とB群溶連菌、乳児期以降では肺炎球菌があげられます。
【効果】
定期接種としてインフルエンザ菌b型(Hib)ワクチンを接種しているアメリカでは、ワクチン導入前は、5歳未満人口10万人あたり年間25人といわれたHib髄膜炎発症数が、ワクチン導入後はほぼ0になりました。
また、本邦でも年間500人から600人の子どもが細菌性髄膜炎に罹っているとされておりワクチンの導入が待ち望まれていました。
【副反応・副作用】
5%以上に、しこり、発赤、発熱、不機嫌、不眠、嘔吐、下痢がみられます。
0.1%~5%未満に、蕁麻疹、傾眠、咳、鼻汁、発熱がみられます。
重篤なものはありません。