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多摩の神社準備室

偽神道家「掃部助」と申します。
旧武蔵国多摩郡の神社を紹介していきます。
一日一社紹介予定!

八王子市「堀之内愛宕神社」

2012年04月16日 | 神社
堀之内愛宕神社 

鎮座地 堀之内2号253

祭神 加具土神 (かぐつちのみこと)
    大己貴神 (おおなむちのかみ)
    少彦名神 (すくなひこなのかみ)

旧格式 無格社  

別当寺 ?

例大祭 8月30日

解説 
慶長元年(1596)創建という。

詳細不明。

周囲は開発が進み神社の周辺のみ辛うじて原風景が残る。

八王子市「比叡神社」

2012年04月15日 | 神社
比叡神社 

鎮座地 南大沢2-209

祭神 大山咋命(おおやまくいのみこと)

旧格式 無格社  

別当寺 村持ち

例大祭 4月3日

解説 
清水入地区の人々によって祀られた祠。

日枝神社ともいわれる。

ご神体は石に刻まれた神像で弘化2年(1845)の銘がある。

八王子市「白山神社」

2012年04月14日 | 神社
白山神社 

鎮座地 中山806

祭神 伊奘册命(いざなみのみこと)

旧格式 村社  

別当寺 常宝院

例大祭 9月第一日曜

解説 
中山村の鎮守。

平安時代、武蔵坊弁慶の結縁である弁智が法華経を収めた関東7社のひとつという。

天正18年(1590) 豊臣秀吉の小田原征伐の際戦禍を受けて焼失。

慶長18年現町田市木曽の覚円坊頼長権大僧都と伊藤九郎左衛門により再建された。

元文3年(1738)領主の勝田氏によりご神鏡が奉納された。


境内に5基以上の経塚があり、
出土した写経の奥書には仁平4年(1154)の銘があるものもある。

経塚関係の出土品は東京都の文化財に指定されている。

八王子市「別所日枝神社」

2012年04月13日 | 神社
別所日枝神社 

鎮座地 別所221

祭神 国常立尊(くにとこたちのみこと)

旧格式 無格社  

別当寺 蓮生寺

例大祭 8月27日

解説 
別所村の鎮守。

江戸時代には山王社といわれ、元禄8年(1696)の棟札がある。

もとは別当蓮生寺の裏山に鎮座していたが、
多摩ニュータウンの造成に伴い現在地に遷された。

由井地区の神社概略

2012年04月11日 | 神社
由井地区の神社概略

由井地区には、古代由井牧が設けられた古い歴史を持ったところである。

鎌倉時代以降は和田合戦で滅んだ横山氏に代わり、
鎌倉幕府政所別当、大江広元の所領となった。

大江氏は以後長井氏と名乗り戦国時代まで片倉城主として栄えた。

なお、長井氏は中国地方の戦国大名、
毛利氏とも同系列で資料によっては毛利氏を称する場合もある。


これにて由井地区は終了。
次回より柚木地区の神社を紹介予定!

八王子市「八坂神社」

2012年04月11日 | 神社
八坂神社 

鎮座地 北野町76

祭神 素盞嗚命(すさのおのみこと)

例大祭 7月25日

解説 
室町時代、七日市場の中心に疫病よけのため八坂明神を祀ったのが当社の創建という。

通称「天王様」「御神輿様」といわれているが、
その名のとおり例大祭では天満社への神輿渡御が行われる。

八王子市「住吉神社」

2012年04月10日 | 神社
住吉神社 

鎮座地 片倉町2475

祭神 上筒男命 (うわつつのおのみこと)
    中筒男命 (なかつつのおのみこと) 
    底筒男命 (そこつつのおのみこと)

旧格式 村社  

別当寺 来光寺(廃寺)

例大祭 8月第四日曜

解説 
片倉村の鎮守。

鎌倉時代横山氏滅亡後この地は、幕府政所別当大江広元の所領となった。

その末裔長井氏により片倉城が築かれたが、長井大膳大夫道広の代、
応安5年(1374)城の鎮守として摂津住吉大社のご分霊を遷したという。

また、同じく広元の末、
毛利師親によって応永年間 (1394~1428)片倉城の鬼門除けのために祀られたともいう。

慶安2年(1649)徳川家光より朱印地7石を賜った。

嘉永4年(1851)当地の川幡元右衛門らによって奉納された算額がある。

片倉城跡は東京都指定史跡。

八王子市「六社宮」

2012年04月09日 | 神社
六社宮 長沼町590

祭神 伊奘諾命 (いざなぎのみこと)
    伊奘册命 (いざなみのみこと)
    龍田姫命 (たつたひめのみこと)
    素盞嗚命 (すさのおのみこと)
    稲田姫命 (いなだひめのみこと)
    徳川家康 (とくがわいえやす)

旧格式 村社

例大祭 4月15日 7月15日 9月6日

解説 
明治11年(1879)長沼地区に鎮座していた八剣社・熊野神社・日枝神社・八坂神社・東照宮・玉龍社を合祀して祀った。

祭神はそのため6柱となった。

写真後方の鳥居は八剣社の別当寺であった長楽寺より移したもの。
嘉永3年(1850)造。

八王子市「熊野神社」

2012年04月08日 | 神社
熊野神社 

鎮座地 宇津貫町1028

祭神 伊佐那岐命 (いざなぎのみこと)
    伊佐那美命 (いざなみのみこと)

旧格式 村社  

別当寺 福昌寺

例大祭 8月28日

解説 
江戸時代には第六天社あるいは赤山大権現といわれ、
文政年間(1818~30)頃に熊野宮・津島牛頭天王宮を合祀した。

寛延4年(1751)造の石塔が伝わる。

拝殿は文久元年(1861)の再建。

参道脇の銀杏は葉がラッパ状になる変種である。

江戸時代宇津貫村には法華信者と禅宗の信者の間に対立があり、
禅宗の信者は当社を、法華宗の信者は山王社を氏神としていた。

山王社は現在真如教会となっている。


熊野神社の狛犬



明和2年(1765)造の狛犬。
年代的にははかなり古い方だが、手足が取れてしまい状態はあまりよくない。
大六天社に奉納した事になっている。



熊野神社の御神木イチョウ



大正13年(1924)皇太子(昭和天皇)ご成婚を祝して植えられた。
国内に数本しかないラッパ状の葉をつける変種。通称「ラッパイチョウ」。

八王子市「子安宮」

2012年04月07日 | 神社
子安宮 

鎮座地 みなみ野3-1

祭神 木花咲耶姫命(このはなのさくやひめのみこと)

解説 
明治時代に宇津貫村の人々によって祀られた祠。

昭和20年(1945)アメリカ軍の攻撃による被害で焼失。

すぐ再建されたが、近年みなみ野シティ開発のため、
付近にあった安永9年(1780)の銘のある聖徳太子塔などとともに現在地に遷された。

かつては底のぬけた柄杓や婦人の髪の毛を奉納して祈願する風習があった。


宇津貫村には子安宮の他、稲荷神社・秋葉神社・山神社などが最近まで存在したはずだが、
開発によってどうなってしまったのか不明?

八王子市「北野天満社」

2012年04月06日 | 神社
北野天満社 

鎮座地 北野町550-1

祭神 菅原道真(すがわらのみちざね)

旧格式 村社  

別当寺 大義寺

例大祭 4月25日に近い日曜

解説 
中世当地を支配していた武士団、横山党によって創建された。

また、享禄年間(1528~32)天竜寺開山、清満法印により勧請されたともいう。

天正19年徳川将軍家より朱印地5石を賜り、
以後毎年1月には徳川家の武運長久を祈願してきた。

寛文9年(1669) 良尚親王筆の扁額があるという。

八王子市「稲荷神社」

2012年04月05日 | 神社
稲荷神社 

鎮座地 小比企町1201

祭神 宇賀御魂神(うかのみたまのみこと)

旧格式 村社  

別当寺 万福寺

例大祭 2月初午 9月3日

解説 
小比企村の鎮守。

建久元年(1190)創建。

江戸時代には除地1反5畝15歩を有していた。

現在の社殿は文政11年 (1828)~弘化4年(1847)19年かけて建てられたもので、
天保の飢饉のため一時建築が中断してこのように長い時間がかかったとのこと。

社殿完成の際に神楽と相撲が奉納されたが、
相撲は明治時代まで奉納されていた。

拝殿には古い扁額などが残る。


「神祇道管領式位之社」の石碑



寛政8年(1794)神道管領長上、
吉田良連により「神名帳」に名を連ね式位社の称号を許されたのを記念して建てられた。

八王子市「打越八幡社」

2012年04月04日 | 神社
打越八幡社 

鎮座地 打越町1365

祭神 誉田別命 (はんだわけのみこと)
    素盞嗚命 (すさのおのみこと)
    天児屋根命 (あめのこやねのみこと)

旧格式 村社  

別当寺 薬王寺

例大祭 7月15日 8月最終土曜

解説 
文治2年(1186)鎌倉鶴岡八幡宮のご分霊を遷したという。

正保2年(1645)社殿を再建。

慶安2年(1649)徳川家光より朱印地9石7斗を賜った。

以前には杉の大樹が多数あったが、
戦前に陸軍の薬品保管所になったためか枯死する木が多数出てしまった。

八王子市「大六天宮」

2012年04月03日 | 神社
大六天宮 

鎮座地 片倉町1632

祭神 面足尊 (おもだるのみこと)
    煌根命 (かしこののみこと)

解説 
車石地区の人々によって祀られた祠。

詳細不明。