多摩の神社準備室

偽神道家「掃部助」と申します。
旧武蔵国多摩郡の神社を紹介していきます。
一日一社紹介予定!

調布市「滝坂皇大神宮」

2010年08月31日 | 神社
滝坂皇大神宮 

鎮座地 若葉町1-31

祭神 天照皇大神(あまてらすおおみかみ)

例大祭 9月15日

解説 
寛永年間(1624~44)吉田兵部なる者が勧請したという。
明治時代には当地の清水氏が管理し「清水家の神明社」と言われた。

大正3年(1914)行者、宮井氏が関係して滝坂大神宮と改めたが、
同7年(1918)清水氏と仲違いしてもとに戻された。

すぐ裏は武者小路実篤の旧宅、実篤公園。

調布市「下仙川八幡神社」

2010年08月29日 | 神社
下仙川八幡神社 

鎮座地 緑ヶ丘2-5

祭神 応神天皇(おうじんてんのう)

旧格式 村社  

別当寺 昌翁寺

例大祭 9月第4土日 

解説 
創建年は不明。
江戸時代は下仙川村(現調布市緑ヶ丘)と北野村(現三鷹市北野)の鎮守。

大正6年(1917)厳島神社と代官田神社を合祀する。
境内に富士講の碑がある。


八幡神社の狛犬



・奉納年 慶応元年(1865)
・石工 不明
・願主 不明
・右 阿形
・左 吽形

調布市「杉崎稲荷神社」

2010年08月28日 | 神社
杉崎稲荷神社 

鎮座地 国領町4-22

祭神 倉稲魂命(うかのみたまのみこと)

例大祭 2月初午

解説 
杉崎一家によって祀られた祠。
文政年間(1818~30)製の幟が伝わる。

調布市「下石原八幡神社」

2010年08月27日 | 神社
下石原八幡神社 

鎮座地 富士見町1-7

祭神 応神天皇(おうじんてんのう)

旧格式 村社  

別当寺 常演寺

例大祭 10月第1土日

解説 
下石原村の鎮守。

当社に伝わる獅子頭は、王獅子・中獅子・女獅子の三体があり、
江戸時代元禄年間(1688~1704)に源正寺の住職によって作成されたものと言う。
現在でも当社の祭礼において用いられている。

八幡神社の狛犬



・奉納年 弘化3年(1846)
・石工 登戸 吉澤藤三郎光信
・願主
・右 阿形 子取り
・左 吽形 子取り

調布市「柴崎稲荷神社」

2010年08月26日 | 神社
柴崎稲荷神社 

鎮座地 柴崎2-3

祭神 倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
    大山咋命(おおやまくいのみこと)
    菅原大神

旧格式 無格社  

別当寺 三開寺(廃寺)

例大祭 10月10日

解説 
柴崎村の鎮守。

明治43年(1910)厳島神社に合祀されたが、
住民の強い要望により昭和11年(1936)復活。

2月初午の日に高盛飯を食する「大食講」という神事を伝えていたが式次第が
煩雑で準備がたいへんなため現在は途絶。

調布市「野ヶ谷諏訪神社」

2010年08月25日 | 神社
野ケ谷諏訪神社 

鎮座地 深大寺東町8-1

祭神 建御名方命(たけみなかたのみこと)

旧格式 無格社  

別当寺 多聞院

例大祭 10月第1土日

解説 
深大寺村野ケ谷地区の鎮守。
創建年は不明。

江戸時代は深大寺の塔頭多聞院持ちであった。

宅地造成前このあたりは谷戸状の地形をしており、
入間川の水源の湧水もあった。
当社は水神の役割もあったらしい。

またかつては本殿に小石があり、
願をかけて持ち帰り願いが叶うと倍にして返す「石借りの慣し」があった。


諏訪神社の狛犬



・奉納年 大正15年(1926)
・石工 
・願主 小嶋大五朗
・右 阿形 子取り
・左 吽形 玉取り

調布市「三峯神社」

2010年08月24日 | 神社
三峯神社 

鎮座地 国領町4-28

祭神 伊奘諾命(いざなぎのみこと)
    伊奘册命(いざなみのみこと)

解説 
杉崎氏の宅地内に鎮座するが上ヶ給地区の三峯講によって祀られた祠。
なお、祭神は不明なので総本宮の秩父三峯神社の祭神に従った。

調布市「道生神社」

2010年08月23日 | 神社
道生神社 

鎮座地 飛田給2-37

祭神 宇気母智命(うけもちのみこと)

旧格式 村社  

別当寺 ?

例大祭 9月第3土日

解説 
飛田給村の鎮守。

明治17年(1884)飛田神社(旧上飛田給稲荷神社)を合祀。
昭和18年(1943)現在調布飛行場となっている旧地から遷された。

境内にもと甲州道中の路傍にあった道祖神がある。

調布市「又住稲荷神社」

2010年08月22日 | 神社
又住稲荷神社 

鎮座地 深大寺元町1-3

祭神 倉稲魂命(うかのみたまのみこと)

旧格式 無格社  

別当寺 深大寺

例大祭 9月最終土日

解説 
深大寺村又住地区の鎮守。
境内に又住講中の御嶽山の石祠がある。

調布市「近藤神社」

2010年08月21日 | 神社
近藤神社 

鎮座地 調布市野水1-7

祭神 近藤勇(こんどういさみ)

解説 
新選組局長、近藤勇の生家跡にある小祠。
昭和初期に有志一同により建てられた。

その後荒廃していたが昭和54年(1979)再建された。

近くには近藤勇の墓がある龍源寺もある。

すぐ前に「堅牢地神」という祠があるが関連は不明。

調布市「國領神社」

2010年08月20日 | 神社
國領神社 

鎮座地 国領町1-7-1

祭神 神産巣日命(かみむすびのかみ)

旧格式 村社  

別当寺 常照寺

例大祭 10月10日

解説 
もと多摩川畔にあった第六天社が洪水により当地のやや北側に移転、
明治以後國領神社と名を改めた。

また当地にはやはり多摩川の洪水により移転してきた八雲神明社があったが、
昭和37年(1962)両者を合祀して社名は國領神社の方を採用した。

ご神木の千年の藤は不二=無事と言う事で厄除けに効果ありとの事。
またよくのびる事から長寿・子産・商売繁盛にもご利益ありともいう。


國領神社の御神木



樹齢 400年以上
もともと大きなケヤキに絡みついていたが、
落雷がありケヤキの方は枯れ死してしまった。

調布市指定天然記念物


國領神社のホームページ
http://kokuryo-jinja.jp/

調布市「虎狛神社」

2010年08月19日 | 神社
虎狛神社 

鎮座地 佐須町1-12

祭神 大歳御租神 倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
    天照皇大神(あまてらすおおみかみ)
    菅原道真(すがわらのみちざね) 

旧格式 村社  

別当寺 祇園寺

例大祭 10月10日

解説 
延喜式神名帳に記載のある式内社に比定されている古社。

江戸時代は佐須村の鎮守として崇拝される。
本殿は明治34年(1901)建造。

境内に庚申塔が数基ある。
また当社の歴史を伝える文政11年(1811)造の「狛江郷佐須屯虎狛神社碑」がある。

神主は池亀氏。


虎狛神社の狛犬


・奉納年 明治41年(1908)
・石工 国領石工 橋本安五郎
・願主
・右 阿形 子取り
・左 吽形 玉取り
・記事

調布市「糟嶺神社」

2010年08月18日 | 神社
糟嶺神社 

鎮座地 入間町2-4

祭神 糟嶺大神(かすみねのおおかみ)
    宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)
    菅原道真(すがわらのみちざね)

旧格式 村社  

別当寺 明照院

例大祭 10月8日

解説 
入間村の鎮守。
当地は古墳上にあるらしく丸山とか陵山といわれた。
江戸時代宝暦年間(1751~64)に当地に遷座したという。

若宮八幡神社

2010年08月17日 | 神社
上石原若宮八幡神社 

鎮座地 下石原3-5

祭神 仁徳天皇(にんとくてんのう)

旧格式 村社  

別当寺 西光寺

例大祭 9月15日

解説 
上石原村の鎮守。
創建は延宝4年(1676)以前。
現本殿は文化4年(1807)建造。

通常八幡神社の祭神は応神天皇であるが、
当社の祭神は息子の仁徳天皇であるため若宮八幡神社という。

新選組局長近藤勇は上石原村の出身だが、
当社に参拝したのか?