多摩の神社準備室

偽神道家「掃部助」と申します。
旧武蔵国多摩郡の神社を紹介していきます。
一日一社紹介予定!

町田市「金森杉山神社」

2011年05月31日 | 神社
金森杉山神社 

鎮座地 金森326

祭神 日本武尊 (やまとたけるのみこと)

旧格式 ?  

別当寺 村持ち?

例大祭 10月第一土曜

解説 
天和3年(1683)当地の領主、高木伊勢守の一族が下屋敷内に祀ったという。

西田の杉山神社と一年交代でご神体を安置している。

町田市「金井八幡神社」

2011年05月30日 | 神社
金井八幡神社 

鎮座地 金井2686

祭神 応神天皇 (おうじんてんのう)

旧格式 村社  

別当寺 弘福寺

例大祭 9月15日

解説 
金井村の鎮守。

ご神体は享保11年(1726)仏師、佐野木亟により作られた。

享保6年(1721)より続く獅子舞は市の無形文化財に指定されている。

町田市「上小山田神明神社」

2011年05月29日 | 神社
上小山田神明神社 

鎮座地 上小山田2582

祭神 天照皇大神 (あまてらすおおみかみ)

旧格式 村社  

別当寺 持宝院

例大祭 8月25日

解説 
貞応年間(1222~4)小山田次郎義重によって創建されたという。

明治7年(1875)田中谷戸の山王社に神明社2社・天王社・稲荷社を合祀し、
翌年平の地に遷して神明神社と改名された。

当地の田中与五兵衛によって奉納された寛文元年(1661)銘のある神鏡を伝える。

町田市「飯守神社」

2011年05月28日 | 神社
飯守神社 

鎮座地 真光寺町1154

祭神 興津彦命 (おきつひこのみこと) 保食神 (うけもちのかみ)

旧格式 村社  別当寺 観泉寺

例大祭 9月18日

解説 
真光寺村の鎮守。

慶安3年(1650)当地の領主、飯田次郎左衛門重家等によって飯盛明神として創建された。

当社は武蔵総社大国魂神社と関係が深く例大祭の献餌之儀に関わっていた事から、
社名の「いいもり」が起こったという。

明治4年(1871)現社名に変更された。

近くの川崎市麻生区黒川に汁守神社があるが社名は語呂あわせか?

町田市「広袴神明社」

2011年05月27日 | 神社
広袴神明社 

鎮座地 広袴444

祭神 天照皇大神 (あまてらすおおみかみ)

旧格式  ?

別当寺 妙全院

例大祭 9月28日

解説 
詳細不明。

嘉永7年(1854)の「村差出明細帳」やそれ以前の「新編武蔵国風土記稿」にも、
小祠で常駐の神職がいない旨が記されている。

町田市「白山神社」

2011年05月26日 | 神社
白山神社 

鎮座地 下小山田898

祭神 志良屋満比売命 (しらやまひめのみこと)

旧格式 ?

別当寺 ?

例大祭 8月末日

解説 
大沢宮ヶ腰の人々によって祀られた祠。

本殿は昭和41年(1966)築。

例大祭では湯の花神事が行われ、里神楽が奉納される。

町田市「淡島神社」

2011年05月25日 | 神社
淡島神社 

鎮座地 根岸町457

祭神 少彦名命 (すくなひこなのみこと)

例大祭 3月3日

解説 
和歌山県の淡島神社のご分霊を遷した。

創建年は不明。

享保年間に造られた石造物や文政年間にご神体を奉納した記録がある。

八幡神社(箭幹八幡宮?)の境外摂社であったが、
昭和42年(1967)宗教法人として独立した。

町田市史には「東京でただ一つの淡島神社」との説明があったが、
淡島神社の分祀としては、他に西東京市「阿波洲神社」がある。

日の出町の神社概略

2011年05月24日 | 神社
日の出町の神社概略

日の出町は大久野村と平井村から成っている。

平井村の鎮守は春日神社で、大久野村にはあまり大きな神社は無かった。

ただ大久野村の神社は多くが江戸時代より別当寺を持たず神職が常駐していた。

町史によると当村の檀那寺は曹洞宗天正寺の末寺であるためとの事。


これにて日の出町は終了。
明日より町田市の神社を紹介予定。

なお、町田市は広いので、東西に分けて紹介します。

日の出町「山祇社」

2011年05月23日 | 神社
山祇社 

鎮座地 大久野3148

祭神 大山祇命(おおやまつみのみこと)

旧格式 無格社  

別当寺 光明寺

例大祭 4月1日

解説 
細尾地区の人々によって祀られた祠。

寛永6年(1629)光明院阿闇梨覚意の記した書物に、
至徳3年に(1386)日奉守吉によって創建されたと記されている。

日の出町「山神社」

2011年05月22日 | 神社
山神社 

鎮座地 大久野5785

祭神 大山祇命 (おおやまつみのみこと)

旧格式 無格社  

別当寺 川上氏持ち

例大祭 4月17日

解説 
水口・長井地区の人々によって祀られた祠。
山祇社ともいう。

弘仁14年(823)水口の山上に夜毎流星が落下し、
これを奇瑞とみた当地の川上隼人が祠を建てて山の神を祀ったという。

以後川上氏が神職を務め、山城・主水などの受領名を名乗った。

本殿は二間社流造りで室町時代の様式を伝える。
町指定有形文化財。

また、創建神話に関係する月星石があるともいう。

日の出町「高原社」

2011年05月21日 | 神社
高原社 

鎮座地 大久野4154

祭神 天照皇大神 (あまてらすおおみかみ)
    月読命 (つきよみのみこと)

旧格式 無格社  

別当寺 百姓持ち

例大祭 9月19日

解説 
肝要地区の人々によって祀られた祠。

かつては日月天社あるいは「にってんしゃ」といった。

ご神木の杉は樹齢400~500年という。


高原社の御神木スギ


目通り 5.3メートル
樹高 41メートル
樹齢 400年
日の出町指定天然記念物

日の出町「神明社」

2011年05月20日 | 神社
神明社 

鎮座地 大久野7478

祭神 天照皇大神 (あまてらすおおみかみ)

旧格式 無格社  

別当寺 宮岡氏持ち

例大祭  9月15日

解説 
斑峯地区の人々によって祀られた祠。

修験者宮岡大久野によって、伊勢宮川神明社の土で勧請塚が築かれたのが創建という。

神職は宮岡氏が務め、民部大夫や右京大夫を名乗った。

町指定有形文化財の永禄2年(1559)の棟札を伝える。

日の出町「幸神神社」

2011年05月19日 | 神社
幸神神社  

鎮座地 大久野2129

祭神 猿田彦命 (さるたひこのみこと)

旧格式 無格社  

別当寺 宮田氏持ち

例大祭 3月26日

解説 
建武2年(1335)山城国出雲路幸神社のご分霊を遷して創建されたという。

神職は宮田氏が勤め筑前守などを名乗った。


幸神神社の御神木シダレアカシデ



目通り2.12メートル
樹高5.8メートル
あまり大きな木ではないが樹齢700年以上という。
アカシデは日本全国に見られるが、枝が垂れた変種は全国でこの木だけという。
国指定天然記念物。