多摩の神社準備室

偽神道家「掃部助」と申します。
旧武蔵国多摩郡の神社を紹介していきます。
一日一社紹介予定!

府中市「石井神社」

2010年11月30日 | 神社
石井神社 

鎮座地 小柳町2-21

祭神 石筒之男命(いわつつのおのみこと)
     品陀和気命=応神天皇(ほんだわけのみこと)
     倉稲魂命(うかのみたまのみこと)

旧格式 村社  

別当寺 ?

例大祭 9月18日

解説 
旧小田分村の鎮守。
石筒之男命を祭神とする事から石神ともいわれた。

祭神から察するに、住吉神社に八幡神社と稲荷神社が合祀されたものか?

百日咳を直す神様として信仰され、
病気平癒のお礼にしゃもじを奉納した事から「おしゃもじさま」とも言われた。

百日咳平癒の祈願としては、境内の石を一つ持ち帰り、
直ったら二つ返却するという方法もあったようである。

府中市「稲荷神社」

2010年11月28日 | 神社
稲荷神社 

鎮座地 是政1-17

祭神 倉稲魂命(うかのみたまのみこと)

解説 
屋敷神か? 隣接する競馬場と関係あるのか?詳細不明。

近年建造の鳥居と覆殿がある。

府中市「本宿稲荷神社」

2010年11月27日 | 神社
本宿稲荷神社 

鎮座地 本宿町1-4

祭神 倉稲魂命(うかのみたまのみこと)

旧格式 無格社  

別当寺 安楽院

例大祭 2月初午

解説 
武田家の遺臣、朝倉義景が(天正元年1573)当地へ入植、
陀鬼尼天を祀るという。

もっとも同年まだ甲斐武田氏は滅びてないので真相は不明。

「稲荷大明神」の扁額があり文化12年(1815)松平定信筆。

ご神木の銀杏が一際目立つ。


稲荷神社のご神木



目通り4.2メートル
樹高 20メートル

成長の過程でけやきを飲み込んだらしい。

府中市「日吉神社」

2010年11月26日 | 神社
日吉神社 

鎮座地 宮町3-21

祭神 磐筒男命(いわつつのおのみこと)
    磐筒女命(いわつつひめのみこと)

格式 大国魂神社境外摂社

例大祭 1月15日

解説 
かつて現在地より南方の二十一社にあったが江戸時代初期の洪水で八幡下に遷った。
社名は石塚社といったが明治時代に改名。

東京競馬場建設のため現在地へ遷る。

府中市「人見稲荷神社」

2010年11月25日 | 神社
人見稲荷神社 

鎮座地 若松町5-7

祭神 倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
    天下春命 
    瀬織津比命

旧格式 村社  

別当寺 幸福寺

例大祭 9月19日

解説 
旧人見村の鎮守。

鎌倉時代人見には武藤資頼という武士が住み村内には下屋敷の地名もあった。

その地より出土した板碑に「奉祭祀三所宮陽魂」とあり、
当社が三所宮であるらしい?

府中市「白山宮」

2010年11月24日 | 神社
白山宮 

鎮座地 是政2-32

解説 
詳細不明。

白山宮と扁額があるが赤鳥居に祠内には狐の小像がある。
稲荷社とも関連ありか?

東久留米市の神社概略

2010年11月22日 | 神社
東久留米市の神社概略

東久留米市は黒目川・落合川などの源泉があり南沢あたりには湧水群がある。

これらの周辺には早くから人が住んでおり、
南沢氷川神社がもっとも早くから創建されたと思われる。

他の地域は江戸時代の新田開発によって開かれ各村に鎮守社が設けられた。

なお、東久留米市の神社の神職は、
すべて南沢氷川神社の栗原家が兼務している。


これにて東久留米市は終了。
明日より府中市の神社を紹介します。

東久留米市「柳窪天神社」

2010年11月22日 | 神社
柳窪天神社 

鎮座地 柳窪4-15

祭神 菅原道真(すがわらのみちざね)

旧格式 村社  

別当寺 長福寺

例大祭 9月25日

解説 
貞享・元禄年間の新田開発により柳窪村ができたおり鎮守として祀られたものと思われる。
もと稲荷天神相社といわれた。

例大祭などでは柳窪囃子が奉納される。

天神社のあたりはうっそうとした屋敷林に囲まれ、
社前を黒目川源流の小川が流れる。
付近の住宅街とは別世界である。

東久留米市「神明山神明社」

2010年11月20日 | 神社
神明山神明社 

鎮座地 中央町2-4

祭神 天照皇大神(あまてらすおおみかみ)

旧格式 ?
 
別当寺 多聞寺?

例大祭 9月15日

解説 
神明山地区の鎮守。

詳細不明。

東久留米市「下里氷川神社」

2010年11月19日 | 神社
下里氷川神社 

鎮座地 下里5-4

祭神 須佐之男命(すさのおのみこと)

旧格式 村社  

別当寺 神宮寺

例大祭 ?

解説 
旧下里村の鎮守。

長禄元年(1457)再建の記録あり。

東久留米市「浅間神社」

2010年11月18日 | 神社
浅間神社 

鎮座地 浅間町3-7

祭神 木花咲耶媛命(このはなのさくやひめのみこと)

旧格式 村社

例大祭 10月1日

解説 
富士講によって造られた富士塚上にある。

現拝殿を建てた時、旧拝殿が寛政2年(1790)造であることが分かった。


浅間神社の狛犬



・奉納年 安政6年(1859)
・石工 ?
・願主 ?
・右 阿形
・左 吽形

東久留米市「子ノ神社」

2010年11月17日 | 神社
子ノ神社 

鎮座地 小山1-14

祭神 大国主命(おおくにぬしのみこと)

旧格式 村社  

別当寺 大円寺

例大祭 10月2日

解説 
文禄元年(1592)当地の領主、矢部藤繰九郎が地蔵菩薩を勧請したのに始まる。

当初 根神明神と称していたが、大黒天の眷属ねずみを信奉する子ノ神社に改称された。

なお、「子」の意味はネズミ以外に北方を意味するものであり、
北辰(北極星)や北斗七星信仰とも結びつくと考えられる。