多摩の神社準備室

偽神道家「掃部助」と申します。
旧武蔵国多摩郡の神社を紹介していきます。
一日一社紹介予定!

あきる野市「山田八幡神社」

2011年10月31日 | 神社
山田八幡神社 

鎮座地 山田477

祭神 応神天皇 (おうじんてんのう)

旧格式 無格社  

別当寺 瑞雲寺

例大祭 3月25日

解説 
山田村上分の鎮守。

文和年間(1352~56)足利尊氏の家臣、
景山大炊助貞兼によって創建された。

かつての例大祭は「十五夜八幡」といわれ8月15日であった。

あきる野市「宇佐竹八幡神社」

2011年10月29日 | 神社
宇佐竹八幡神社 

鎮座地 乙津323

祭神 誉田別命 (ほんだわけのみこと)

旧格式 村社  

別当寺 栗原氏持ち

例大祭 4月3日

解説 
応永年間(1394~1428)小宮上野介によって、
乙津字宇佐岳の地に豊前国の宇佐八幡宮のご分霊が遷されたのを創建とする。

かつては当地の宮岡氏によって祀られていたが、
後に村の鎮守となった。


八幡神社の御神木スギ



山から一本ぬきんでている。

あきる野市「留原八坂神社」

2011年10月28日 | 神社
留原八坂神社

鎮座地 留原320

祭神 須佐之男命 (すさのおのみこと) 
    宇賀魂神 (うかのみたまかみ)   
    面足命 (おもだるのみこと) 
    惶根命 (かしこねのみこと)

旧格式 村社  別当寺 地蔵院

例大祭 8月末日

解説 
留原村の鎮守。

かつては牛頭天王社で「てんのうさま」と言われた。

明治2年(1869)稲荷社と第六天社を合祀して祭神が現在の4柱となった。

昭和25年(1950)留原東一番地より現在地へ遷る。

あきる野市「舘谷八幡神社」

2011年10月27日 | 神社
舘谷八幡神社 

鎮座地 舘谷159

祭神 応神天皇(おうじんてんのう)

旧格式 村社  

別当寺 正光寺

例大祭 4月15日

解説 
舘谷村の鎮守。

創建年は不明。

寛文2年(1662)の検地帳に「除地畑五畝六歩」の記載がある。

あきる野市「貴志嶋神社」

2011年10月26日 | 神社
貴志嶋神社 

鎮座地 網代83

祭神 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)

旧格式 村社  

別当寺 妙台寺(廃寺)

例大祭 3月3日

解説 
網代村の鎮守。
かつては貴志嶋弁財天といわれた。

上杉・前田軍の八王子城攻めの際には、当社の鐘が陣鐘として使われたという。

天正19年(1591)には徳川家康より朱印地5石を賜った。

俗に「網代の弁天様」といわれている。

明治3年(1870)神仏分離により社名を改めた。

南側の洞窟に大黒天像があり、
あきる野市の有形文化財に指定されている。

あきる野市「高尾神社」

2011年10月25日 | 神社
高尾神社 

鎮座地 高尾660

祭神 迦具土神(かぐつちのかみ)

旧格式 村社  

別当寺 大光寺

例大祭 4月3日

解説 
創建年不明。

寛文年間(1661~73)の検地帳に「除地一反二畝」とある。

境内に軍茶利明王祠がある。

あきる野市「諏訪神社」

2011年10月24日 | 神社
諏訪神社 

鎮座地 三内573

祭神 建御名方神 (たけみなかたのかみ)

旧格式 無格社

例大祭 9月6日

解説 
天正11年(1583)信濃諏訪大社のご分霊を遷した。

三内神社の境外摂社。

写真にも見える拝殿では、氏子によって奉納された懸額を見る事ができる。


「三保の松原」の懸額



その他にも何枚か奉納されている。

あきる野市「曽里郷八坂神社」

2011年10月23日 | 神社
曽里郷八坂神社

鎮座地 乙津2470?

祭神 素盞嗚命(すさのおのみこと)

解説 
詳細不明。

かつては牛頭天王社といっていたものと思われる。

なお養沢・乙津地区の小祠について、資料が乏しいため、
社名の頭に冠した地名は必ずしも正確でないかもしれない。

あきる野市「三内神社」

2011年10月22日 | 神社
三内神社

鎮座地 三内190

祭神 大己貴命 (おおなむちのみこと)
    少彦名命(すくなひこなのみこと)など計10柱

旧格式 村社  

別当寺 大悲願寺?

例大祭 9月1日

解説 
天武天皇の頃の創建で、延暦24年(805)社殿を建造したという。

享保3年(1718)山麓の畑中にあった社殿を天竺山の山頂に遷した。

かつて当地は秋留郷三宮村といった事から、
当社も三ノ宮大明神と呼ばれていたが、
村名が三内に改められた事により三内神社となった。

江戸時代より三内氏が神職を務め、対馬守などの受領名を名乗った。


三内神社の狛犬


・奉納年 慶応2年(1866)
・右 阿形 子取り
・左 阿形 子取り

あきる野市「乙津神明社」

2011年10月21日 | 神社
乙津神明社 

鎮座地 乙津1402

祭神 天照皇大神(あまてらすおおみかみ)

旧格式 村社  

別当寺 龍珠院

例大祭 3月21日

解説 
乙津村の鎮守。

応安2年(1369)神明皇大神を勧請したという。

あきる野市「大鳥神社」

2011年10月20日 | 神社
大戸里神社 

鎮座地 乙津294

祭神 天日鷲命 (あめのひわしのみこと)
    天穂日命 (あめのほひのみこと)

旧格式 村社  

別当寺 栗原氏持ち

例大祭 9月15日

解説 
落合地区の人々によって祀られた祠。

かつては鷲宮大明神といわれ、通称は「おとりさま」という。

明徳3年(1392)天穂日命を合祀している。

享保20年(1735)火災により社殿を消失、
延享元年(1744)に再建された。


大鳥神社の狛犬



・奉納年 大正2年
・石工 八王子町元横山 石工○○重○
・願主 八王子町小門、山崎安五郎
・右 吽形
・左 阿形
・記事 ○の部分は判読困難。稲乗信策か?

あきる野市「御嶽神社」

2011年10月17日 | 神社
御嶽神社 

鎮座地 小和田531

祭神 日本武尊 (やまとたけるのみこと)
    布都御魂神 (ふつのみたまのかみ)
    鎌倉権五郎景政 (かまくらごんごろうかげまさ)

旧格式 村社  

別当寺 村民持ち

例大祭 4月8日

解説 
宝暦11年(1761)宮崎豊後守金郷が神道管領長上、吉田家より授かった裁許状がある。
当時の社名は、金峰山蔵王権現であった。

祭神から察するに、御霊社を合祀しているものと思われる。