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多摩の神社準備室

偽神道家「掃部助」と申します。
旧武蔵国多摩郡の神社を紹介していきます。
一日一社紹介予定!

青梅地区の神社概略

2012年08月12日 | 神社
青梅地区の神社概略

青梅町は江戸時代、江戸と奥多摩を中継する宿場町「青梅宿」として栄えた。

青梅宿は中世に勝沼城主として当地を支配した三田氏の時代から文化的先進地帯で、
江戸時代には小林天淵などの文化人を多く排出している。


これにて青梅地区は終了。

次回より吉野地区の神社を紹介予定!

青梅市「和田乃神社」

2012年08月12日 | 神社
和田乃神社 

鎮座地 日向和田2-317

祭神 大山祇神 (おおやまづみのかみ)
    磐永比売神 (いわながひめのかみ)
    茅野比売神 (かやぬひめのかみ)

旧格式 村社  

別当寺 栗原氏持ち

例大祭 9月1日

解説 
和田村の鎮守。

かつては三嶋明神といったが、
慶長3年(1598)以来和田村は日向和田と日影和田に分かれており、
明治になってもとに戻った際に改名した。

昭和天皇お手植えの枝垂糸杉がある。


ご神体は馬上の童子像である。

伝説によると、かつて馬に乗った童子が当地を通りかかった際、
村人がその裕福そうな身なりに物欲を起こし、
童子を殺して金品を奪ってしまった。

その後村では作物の不作や火災などの災厄が相次いだ。

これは童子の祟りであろうという事になり、
馬上の童子像を三嶋明神として祀ったという。



和田乃神社の狛犬



・奉納年 大正4年(1915)
・願主 当所 岩松宗義