■ 大知一成の公式「ブログ 保険・かわら版 」■=「間違いだらけの生命保険選び」=

=保険会社決算分析・保険商品分析・保険販売・保険金詐欺事件等保険業界のウラオモテを知る評論家「大知一成の公式ブログ」!=

★ 今日のブログ「保険・かわら版」

2011年10月02日 | 保険
10月7日(金)訪問人256人(閲覧者数730人)

■ 「22年度・23年度第1四半期決算データ版」の一般販売をいよいよ開始!【部数限定のためお急ぎ下さい。】=「更新型保険診断員、保険かわら版」を購読の方の購読〆切について。=

● 告知期間が4,5日間しかなかったこともあり、10月5日〆切以降は購読はできないか?の問い合わせを頂戴している。少々余裕を持った部数を確保していることから、最終〆切を「10月14日(金)」と延長します。なお、一括で50部以上の申込みはあらかじめご連絡をお願いします。
 なお、一般の方の購読申込みは、「大知一成のインフォメーション」より在庫がなくなるまで受付中。
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■ 3メガ損保のグループ毎「4月ー9月営業成績速報」=「MS&AD、NKSJ、東京海上日動H」の保険料収入順!=

● 上半期の「保険料収入速報」では、見出しの順位に「合計」でも「自動車保険」でもなっている。もっとも正確には傘下の「通販型損保」の業績も加算する必要があるが、これまでの販売内容から順位が変わるまでにはいかないようだ。
 もっとも増収の原因が「自賠責と地震保険」ということから、果たして「コンバインドレシオ」の改善につながるかどうかは不明だ。
 ただ、単純に「保険料収入の増減」ということを考えると、「自賠責保険料の差異値上げ」と「地震保険の加入増」が今後期待できることから、当分は増収傾向が継続するものと思われる。
● 一方、損保系生保も統合が進み、3メガ損保の業績が拮抗してきている。

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■ 「幸せのカルボナーラ」■
● 一息つこうと「きっこの日記」を久しぶりにクリックしたら「フランダースの犬」の新バージョン(?)が紹介されていた。「クラフトのパルメザン」のCMバージョンなのだが、何ともほほえましい「新・フランダースの犬」にできあがっている。
 まあ、理屈抜きでしばし見てみると、イタリアが3段階格下げとか、英HSBCが損保事業を日本の3損保に売却打診かとか、超円高とか株安の行方とかそして日本の保険業界の極めてリスキーな状況などから距離を置くことができそうてある。もっとも私の「フランダースの犬」のメロディは昔別のところで耳にたこができるくらい聞きましたが。


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10月6日(木)訪問人281人(閲覧者数990人)

■ 「22年度・23年度第1四半期決算データ版」の一般販売をいよいよ開始!【部数限定のためお急ぎ下さい。】

● 多くの業績データをほぼ5年間分と23年度・第1四半期決算までをデータとしてまとめた貴重なデータ版!実は「23年度・第1四半期」の業績を掲載したのは、「四半期毎の業績」をみることで生保の業績が赤裸々になることから最新の「23年度・第1四半期」迄を掲載!
 これで「アリアンツ生命」の次の生保が浮上、あるいは経営内容に問題がある生保などが予測できるデータ版!問題は、このようなネガティブ情報をどうやってクリアーしていくかが今後の大きな関心事となる。
 もちろん「生保危機」は、単一の業績だけで判断はできないことから、いくつかの業績データをつないでいくとその「危機」が本物かあるいはクリアーできるものかの「読み」ができることになる。
(ご案内) なお、残部は限定数となることからご希望の方は速やかに「大知一成のインフォメーション」(このブログの頭のコーナー)の一番上位の項目から申込みをしてください。なお、残部がなくなり次第受付は終了とさせていただきます。

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■ 「生命保険修士会」の第37回定時総会終了!
● 昨日「生命保険修士会」の第37回定時総会が行われた。その後に行われた講演会と懇親会に参加した。講演会は長野県で「社団法人21世紀ニュービジネス協議会会長、財団法人北斎館理事長」をされている「市村次夫氏」、と書くとどんな堅い話かと思われがちだが、あに図らんや実に興味深い「歴史」の話しだった。
 例えば、「代官」の話し。「水戸黄門」等に出てくる「代官」などは実際とは全く違ったもので、一人代官でそれにまかないをする人が一人、他に農業などをしながら仕事を兼務しているような人が二人ほど、というのがモデルでドラマに出てくるような派手な「代官」は史実とは異なる、と説明される。
● 私としては「水戸黄門」の悪代官のイメージが壊れるのは、勧善懲悪ドラマのイメージまで壊れるので困るのだが、しかし、他の話しも聞くと頷かざるを得ない内容だった。実は「一揆」は江戸時代に多く起きたと思われているが、実際に起きたのは「島原の乱」だけの1件だけで、実際は明治になってから頻発したという。しかも明治の10年余りでほぼ収束し20年ころにはなくなったらしい。
 ではなぜこれらの「事実」が公にならないかというと、一揆の内容が余りにも毒々しいことともう一つはその一揆の子孫が現在誰の祖先の話と特定できることから事実が明らかにされることで生々しい話しとなることから公にはされていないとも話しがあった。
● また「建築物」の話しもなるほどということがあったが、それもそのはずでプロフィールをみると「日本建築学会文化賞」を受賞されている。なるほど、である。
 さらに驚かされたのは長野県小布施町で「枡一市村酒造」を経営されているとのこと。
 講演が終わってからご本人に聞いたのだが、「辛口の13度くらい。ただ一つだけ甘いのがある」とのこと。ワインの話しも聞き始めたが、他の方々もおりそこで話しは終わり。
 歴史の話しもお酒の話しもすんなりと納得。
● さらに懇親会では、サンバにも驚かされたが、ジャーナリスト0氏の今回の東日本大震災の親を亡くした子供のことも私も心配していたことでもあることから賛同した。ちなみに229人の子供が両親を亡くしたという。
● ところで、ブログで個人的な動向をこのように書くことは、団体や企業あるいは個人の方に色々な支障があると困るので企業秘密にしているが、今回の場合は講師を複数回していることも公にされていることもあり、特に支障はないと考え参加した内容を報告させていただいた。
 やはり、生保営業の奥の深さ、されには直接関係ないようなことも「知ること」でいろいろと役に立つということを今更ながら思い知らされた次第である。 
 
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10月5日(水)訪問人300人(閲覧者数802人)

■ 「損保系生保2社」の誕生で「個人保険・新契約」順位に変動!=「NKSJひまわり生命7位、三井住友海上あいおい生命9位!」=
● 22年度の「個人保険・新契約」は、「損保ジャパンひまわり生命11位、三井住友きらめき生命13位、あいおい生命17位、日本興亜生命19位」だったが、今回の合併により、「NKSAひまわり生命」は7位に、「三井住友海上あいおい生命」は9位に上昇した。
● このランク表等は近々発行の「22年度+23年度・第1四半期 決算データ版」(31・33頁)を参照。
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■ 「イタリア、Aa2→A2」へ3段階格下げ!(ムーディーズ)=欧州の金融情勢にゴール見えず!?=
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■ 「東日本大震災」に被害者にやさしい生保はどこだ?!=「プルデンシャル生命」が一番手か?!=
● かねてからこのブログでも書いてきた「東日本大震災」の被災者に対する「保険料払込猶予期間」について、主要生保の中では「プルデンシャル生命」が最も早く(9月30日付け)リリースを発表したようだ。(全社のリリースを確認していないのでこのような書き方になったが、おそらく今のところ1社と思われる。)
● さて、その内容は実に驚く内容である。まず、12月31日迄の対処は他の生保と大同小異だが、それでも「12月31日」迄に一括支払いが困難な場合は、2012年10月迄に分割払いで支払うことが可能。つまりこの間の「失効の可能性」は極めて少なくなる。
 さて、驚く点は「健康状態に不安がある方でも、告知なしで、新規のご契約にご加入いただくことも可能です。」(原文のまま)とあることだ。
● つまり「払込猶予となっている契約の保険金額から解約返戻金を差し引いた保障額を上限とする新規の保険契約に健康状態に関係なく告知なしで加入できる」としたところだ。これだと保険料支払いが猶予された期間分の保険料を支払わないまま、新規の契約に「加入し直す」ことができることになる。これだと保険料負担が大きく減ることになる。
 しかも「告知なし」ということは、保障額に限度はあるものの「無条件で契約者が希望する保険商品」に契約が可能となる。しかもそれまでの猶予された間の保険料負担が不要となることから、契約者は極端なケースでは「1ヶ月分の保険料」で保険契約を維持継続できることになる。
 ただ、契約からの期間が長い場合は契約年齢等が高くなることから、保険料負担が大きくなることがあるが、いずれにしても猶予期間の保険料負担を考えると「契約者が有利になる」ケースが多くなると思われる。 
● さて、他の生保の対応はどうなるか?!

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10月4日(火)訪問人294人(閲覧者数868人)

■ 「株安、円高」傾向に変化なし!=8,379円、76円、101円=
● 米国が大幅安だったことから東証の暴落は十分に予測されたこととはいえ、現在の8300円台というのは、これからの24年3月末を考えると8000円割れが十分に視野に入る傾向だ。
 そもそも年末は”1万円台”回復という経済専門家の見解が少なくなかったが、最近はトーンダウンしている。もちろん生保業界としてはその前に「23年度上半期決算」を控えている。
● 金融情勢からこれからは「破綻」を選択する生保は少ないとは思われるが、実際問題としてこれまでに「破綻」した生保のうち「10月」には3社が「破綻」している。「旧千代田生命、旧共栄生命、旧大和生命」だ。
 もちろんその前に「売却」して、契約者負担を軽減したいところだが、既に「新契約業務を休止」した「ハートフォード生命やアリアンツ生命」などをみるとわかるように、その選択がどうもうまくいかないことが分かる。
 言うまでもなくこれらの生保に続く生保が続々待ち構えている様子だが、買い手がなければいわゆる「保全生保」になるしかない。とはいえそれも親会社の経営がしっかりしていればの条件付きだ。
● ところで、株価とともに気になるのが「為替」だ。今も「円ドル」は「76円台」と”超”円高を維持している。が、同志社大学浜教授の50円の話しも一笑に付すわけにはいかない雰囲気が出てきている。
 もっとも、かの「ミスター円の榊原英輔氏」は、「年末までに70円台前半から60円台に上昇することも想定される」と、持論を展開しているが、よりこちらは説得力を持って聞こえる。もちろん60円台突入がそのままで止まるようなことがあると、とんでもない事態が日本の生保業界を襲うことになるのは間違いない。最悪の場合は「連鎖破綻」だ。それもその中にまさしく「意外な生保」が入る可能性があるから関係者は要注意だ。
 まさに、金融情勢如何では「暴風雨」ならぬ、3.11の大震災並みの強震が起きる可能性がある。強いて言えば、その主要因は、むしろ株式よりも為替かも知れない。

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■ 「ラジコ+ラジオ+ワンセグ」で必至に編集中!
● とにかく編集に集中するためにはいろいろと検討した結果「テレビ」が一番仕事の邪魔をしていることが分かった。確かに「目と耳」を奪われるから見ている番組に熱中しようものならすぐに1,2時間は飛んでしまう。ところが「ラジコやラジオ」なら、「ながら仕事」が可能なのだ。
 しかも最近やや嵌っているのが「ラジコとラジオ」の同じ放送を聞くのが自分なりに面白い。例えば「ラジオ日本」を聞いていると、ラジオから聞こえてきた音楽や声などが数秒遅れて「ラジコ」から聞こえてくるという寸法だ。
● そして気がついたことは、パソコンから聞こえてくる「ラジコ」の音の方がラジオよりも良いという点だ。もっとも今使っている「ラジオ」といえば、もう20年前以上に買ったソニーの「ラジオ・CD・テープ」が聞ける優れものだった。もちろん、「テープ」は使うことはないが、そもそも聞くべきテープがない。
 そして「CD」も聞きたいCDはあるものの、肝心なCDの部分がもう動きなくなっている。まあ、簡単に言えば「ラジオ」しか動かない「ラジオ」なのである。
● 実はこれまでに何度も「廃棄」の寸前までいったが、その難関をくぐり抜けてきた強者であることから、もうしばらく「ラジオ」として大事にしようと思っている。
 ほらほら始まった。「ラジコとラジオ」がハモって聞こえてくるのだ。なかなか良いよう~。う~ん!=あっ、仕事、仕事!=
● 深夜にメールを見たら「ラジコって何ですか?」という質問が来ていた。まあ、私が知っているくらいだからと説明を省略したが、パソコンを打ちながら、簡単にラジコが聴ける優れものだ。とはいえ、最近の流行は、パソコンでTVを見ることらしいが、これだとどうしてもパソコンの作業がとどこおってしまう。
 一応「ラジコ」のアドレスをアップしておくので試してみたい方はどうぞ。

「ラジコ」のアドレスで~す。
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■ 「三井住友海上あいおい生命」も「NKSJひまわり生命」も「総資産順位」23位と24位に!
● 22年度末では、4社体制のため「三井住友海上きらめき生命:27位、損保ジャパンひまわり生命:28位、あいおい生命:30位、日本興亜生命:31位」の「総資産順位」だったが、23年10月時点の2社体制で比較するとこのようになる。
(23位)三井住友海上あいおい生命  1兆7,897億円
(24位)NKSJひまわり生命、   1兆7,154億円
 もちろんこの金額は22年度末時点の「総資産」金額を単純合計したものだが、両社はちょうど45社生保の真ん中あたりの「総資産」規模と言うことができる。
● 但し「22位」には「マニュライフ生命」がいるが、2兆円あまりの「総資産」のため、すぐに順位を逆転できるような状況ではない。また逆に「25位」は「第一フロンティア生命」だが、1兆5,667億円という金額からするとこちらもすぐに逆転して順位が入れ替わる可能性は少ない。
 むしろ、当分は両社が競い合って「総資産」もだが、他の業績も増加傾向になるのが好ましい傾向だろう。もちろん他の業績も「22年度+23年度・第1四半期決算データ版」で見れるので参考にしていただきたい。
● もっとも、「23年度・第1四半期末」では、22年度末では2社の差は「743億円」だったのだが、「844億円」にその差は開いている。「三井住友海上あいおい生命」が優位だ。
 「保険料等収入」(19位と20位)や「契約高」は?と関心が当事者ならあるだろうが、「決算データ版」で比較していただきたい。


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10月3日(月)訪問人284人(閲覧者数947人)

● 下記の続きになるが今日月曜日の10時前の株価や為替は「株価8,534円、円ドル77円、円ユーロ103円」となっている。生保業界としてはこれらの数字の動きに一喜一憂するわけにはいかないが、しかしかといって目を離すわけにもいかない。
 次の山場は「23年度上半期決算業績」だが、果たしてそれまでに「撤退」あるいは「合併」さらには「破綻」という最悪のシナリオまで可能性としては亡いわけではないが、最近はもう一つ「予定利率の引き下げ」を囃される生保もあるようだ。
● ところで、先に「更新型保険診断員と保険・かわら版」の方に案内には記載していなかったが、既に10月1日より「三井住友海上あいおい生命」と「NKSJひまわり生命」は既定路線だったことから、「生保決算データ版」のデータは可能なところは2社合併後の金額あるいは順位で記載してある。おそらくこの点でも最も早いデータ版のはずだ。

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■ 「9月末、株価8,700円、円ドル76円69銭、円ユーロ103円73銭」!=そして、格付け(23年度・第7版)= 
● 株価や為替については、重要なことでもあることから事実だけを確認して後日開設しようと思う。というより、間違いないことは「株安、円高」は間違いなく、9月末の「23年度上半期末」の決算業績は相当厳しいことが十分に予測される。

■ 「格付け一覧」の10月1日発行号(23年度・第7版)=生保45社に! 
● 9月末に「更新型保険診断員」と「保険・かわら版」の購読者の方に「お知らせ」と「格付け一覧」を同封したのだが、早くも10月1日付けの「23年度・第7番」を発行せざるを得ず、次回送付の方から順次「23年度・第7番」を送付の予定である。
 これで10月1日からは、生保数が「47社→45社」になる。

【気になるニュースリリース】
【メットライフ アリコ】「日本法人への移行の決定について」
【T&Dホールディングス】「自己株式取得」実施!=総額50億円=


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★ 今日のブログ「保険・かわら版」

2011年10月02日 | 保険
10月2日(日)訪問人226人(閲覧者数881人)

■ 「22年度+23年度・第1四半期決算データ版」いよいよ発行! 
● 9月30日に「アリアンツ生命」の日本市場からの撤退が報じられたが、このようなときにできるだけ分かりやすい説明をするとなるとどうしてもそれに応じた資料が欲しいことになる。言うまでもなくその資料(データ)となる部分をこのブログやメルマガで表示するには無理がある。
 そこで年度・上半期・四半期ごとに「決算データ版」をできるだけ速やかに編集して発行してきたが、難点はできるだけ速やかに発行するためにプリント方式での発行にしてきた。
● ところが、多くの方々から、「できることなら本形式にできないか」の要望を頂戴し、今回いわゆる軽出版物方式で発行することにした。ただ、どれだけが実売できるかが不明なため現在「更新型保険診断員」の方と「保険・かわら版」を購読されている方から注文を受け付けているところだ。
 もう一つの問題は料金だが、とにかく色々な研修や仲間内の勉強会などで使いやすいようにギリギリの料金設定をした。例えば単価は1,200円(送金・送本手数料含む)なのだがこれが購入冊数により単価をもう少し安く設定した。
● 要は、生保業界急変の兆しがあるにもかかわらず、主要業績の過去5年間データ等をすぐに見れる資料がなかなかないことを解消するためには、できるだけ多くの方に手にしていただくことを目的に料金は設定した。
 実は、この「22年度+23年度・第1四半期決算データ版」が手元にあれば、今回の「アリアンツ生命」のニュースもこのように解説ができるようになる。
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■ 「アリアンツ生命」の「個人年金保険」の四半期毎の「新契約」を調べてみると42頁の「21年度」43頁の「22年度」の四半期毎売り上げを見ると、このように順調に推移しているように見えなくもないが、さらに44頁の「23年度・第1四半期」の実績までを続けて見ると、22年度の第2四半期から契約高がどんどん減少してきていることが良く分かる。
 とりわけ「23年度・第1四半期」の「121百万円」は対前期比では「▼55.4%減」と激減している。
■ さらに44頁の「23年度・第1四半期」の「個人年金保険の新契約と保有契約高」の全生保データを見ると、実は「アリアンツ生命」よりも「新契約」の販売実情がより深刻な生保が数社あることが分かる。
 例えば「(44頁の表にある)6位、12位、13位、15位、16位、20位」等の生保の場合、少なくとも「アリアンツ生命」の実績よりも厳しいかあるいは同等の実績である。となると、その内容はどうなっているかを調べてみる必要がある。
■ つまり、この中に「次の撤退生保」があるかも知れないからだ。
 また、47頁には「個人変額(特別勘定)年金保険」の保有資産状況を「20年度・21年度・22年度」分を一覧にしてある。22年度末現在では、「32社」に「特別勘定資産残高」があるが、「アリアンツ生命」はその一覧表にあるように16位である。さらに「変額年金保険」の順位表で見ると、もし「アリアンツ生命」の撤退理由が「変額年金保険」にあるとした場合、その上位にいる11社(「ソニー生命」は、順位は上だがその多くは変額保険であるため。また「日本生命、第一生命、明治安田生命」は「アリアンツ生命」より金額が少ない)、果たして「個人変額年金保険」の保有による生保経営に対する圧迫はないのかどうか。
 また「アリアンツ生命」よりも金額が少ない生保でもその保有が生保経営に対する負荷はどうかが気になるところだ。~~~。
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● このような書き方が可能となる。つまり、「決算データ版」を同時進行で見ながら解説を読むことができるようになる。その意味では、このブログを正確に読んで貰うためにはのこの決算資料版が必要となるかもしれない。
 いずれにしても、時間的な制限があるデータ版であることから、売れ残りはできるだけ避けたいため、今のところ「更新型保険診断員」と「保険・かわら版」の購読者の方から注文を受付中だが、事務処理が同時進行できないことから、その後で一般の方からも注文を受け付ける予定。もうしばらくお待ち頂きたい。
 なお、発行予定は10月10日の予定である。もし急ぎ購読希望の方は、「保険・かわら版」の購読と同時にお申込をしていただきたい。なお「更新型保険診断員」の受付は、年末から24年度分の受付を開始する予定。(現在は新規受付は行っていない。)

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10月1日(土)訪問人240人(閲覧者数857人)

■ 「独アリアンツ」の次はどこだ?!==
● 以下は9月30日付けの「メルマガ・かわら版=第108号=」だ。(注:メルマガでは生保名をそのまま記載してあるが、誤解を避けるためこのブログでは伏せ字にしてある。) 


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大知一成の「保険メルマガ・かわら版」 =第108号 (23年 9月30日発行号)=
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■  独「アリアンツ生命」新契約取扱を休止し既存契約の維持・保全生保に!24年1月以降の予定! 
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● このニュースが最も早かったのが、「日経のネット速報」でしたが、ところが「日経夕刊」には「アリアンツ、日本撤退」の記事が出ていました。つまり、夕刊の原稿〆切は大体午後一番ということを考えると、「日経・経済部」は、その前から知っていたことになります。
 「変額年金」の販売不振が撤退の理由とされていますが、仮に売れたとしても「最低保証」のための資金補填は避けられず、現在の金融情勢下では先の見通しが立たないというのが本音でしょう。
● もちろん、新契約を販売しないのなら「売却して撤退」というのが、これまでの生保の撤退モデルなのですが、さすがに「変額年金」を大量保有した生保を「買う」ような保険会社(あるいは他の業種企業)は、表れないでしょう。
 このことは、既に何回もブログで繰り返していることですから、別に目新しいことではないと思います。
● ところで「アリアンツ生命」は、「個人年金保険」を22年度は「271億円、388億円、288億円、187億円」年四半期毎に販売実績がありました。そして23年・第1四半期は「121億円」となっていましたが、新商品を銀行窓販で販売することなどを発表していましたので、「売り上げ低迷と資金需要」は避けられないことから、撤退(本音は売却して撤退でしょうが)する順番はもっと後だと考えられていました。
● というのも、23年度・第1四半期の段階で「個人年金保険」を実質販売していない(ほとんど販売実績がない)生保が以下のようになっていたからです。
・H生命
・T生命
・E生命
・T生命
 などですが、これ以外にも「個人年金保険の新契約」が大幅減している生保が複数社ありました。
● ちなみに「個人変額年金保険・保有契約高」が多い生保順はこのようになっています。(22年度末)
(1)H生命
(2)S生命
(3)T生命
(4)M生命
(5)E生命
(6)M生命
(7)D生命  (1兆円以上)

● 「アリアンツ生命」の場合は、この保有契約高は「2,072億円」でしたので、金額の割には「撤退」が急だった感は否めません。やはりEU金融危機の緊急な影響が原因ではと思えるのですが、果たして真意はどうでしょうか。
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9月30日(金)訪問人263人(閲覧者数1,104人)

■ 「独アリアンツ 生保事業から撤退!」=
● 変額年金が撤退の理由となっているが、もちろん「アリアンツ」だけということはないのは、このブログやメルマガを読んでいる方は周知の事実だ。問題はどのような形で「撤退」するかだ。
 色々な理由で「撤退」を囃されているのは数社ある。当然のことだが親会社が十分な資金を投入してくれればよいが、雰囲気的にはそのような余裕がある生保は少ないと思われる。まだこれから「我慢比べ」が続くことになる。
● つい先ほどあるマスコミ関係者から「広報と連絡がつかなくなった生保がある」と一報を貰った。確かに広報部(その生保はこの呼び方ではないが)に直通の電話を入れたが通じなくなっている。
 もちろん電話は夕方5時前ギリギリにしたが、詳細は不明だ。まさか、この際まとめて一気に「撤退」などということはないとは思うが、しかし時が時なだけに何が起きても「想定外」とは言えない緊迫状態が始まった感が強い。

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9月29日(木)訪問人306人(閲覧者数762人)

■ 夕方7時過ぎに「震度5強」、福島!=何ともやりきれない!=
● 昨日、今日と見れる時間は「国会中継」を見ていたが、やはり「増税路線まっしぐら」という感じだ。結局巷言われるように財務省の言いなり内閣に見える。まず「増税ありき」で、その背景には財務省の勝栄二郎事務次官がいるとマスコミの記事は賑々しい。
 国会論戦とは言っても所詮は言葉のやりとりだから、この後にどういうことが待っているのか一国民としては気がかりだが、やや気が重いのは事実だ。
● ところで、野田総理が何かの質問に答えて「台風による行方不明者が20名と3名いる」という数字だけが頭に残ったが、どうやら台風12号が20名で3名が15号ということになると思われるが、しかし、ネットで調べたが、これを明記したものは見あたらなかった。
 少々正確な書き方をすると、生命保険協会はこのような自然災害については「6ヶ月間の保険料支払い猶予」を発表しているが、当人にすればこれはこれまでくどいくらい説明してきたように大きな意味を持つ。
● ところで、「東日本大震災」の行方不明者は何人か、を調べてみると9月28日付けで「3,983人」となっている。「保険料支払い猶予期間」が1年足らずあるいは再延長後の24年1月から何らかの条件を付けて保険の効力を得るというやり方は如何なものか。
 聞こえてくるのは、かなり各社どうするかについて苦労しているようである。
 しかし、24年1月からちまちま保険料を払って貰うより「保険料支払いがなくても失効しない」とした方が良い。

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■ どうにか3匹の無事は確認できたが・・・!==
● 「★ 緊急事態が発生した。以前から面倒をみていた「のら3匹」が昨日からこないのだ。「ミーちゃん、クロちゃん、ディジー」の3匹だ。ようやく玄関で”食事”をするようになり、その間会話も成立していただけに気がかりだ。
 とにかく新企画のために孤軍奮闘している身としては、物を言わぬ応援団(と、勝手に思っている)の3匹なだけに急に消えた状態は気になる。どうしたんだろう?!
◎ ようやく一匹(ミーちゃん)は、帰ってきた。後2匹が顔を見せない。気になる。特に体力が弱い「ディジー」はいじめられっこだから余計に気がかりだ。」

● ブログに「緊急事態」と称して書き込んだが、昨日の夜までに3匹の無事は確認できた。もうこの間、朝な夕なそして深夜と玄関のドアのところに来ているのでは?とちょこちょこと見たが、その度にいないショックというかむなしい思いはあったが、こうして3匹の無事を確認すると、あれやこれやと買い込んできて「それ食え、後なに食べる?」となる。
 ところが、一番弱虫の「ディジー」が、これまで一番かわいがっていたつもりだったが、一転なつかなくなっていた。
● もう3,4歳のオス猫なのだが、よほど幼少の頃いじめられたらしく、傷だらけでおまけに声帯までやられたらしく鳴くときも「にゃ、にゃ」と小さな声で短くしかでない。ところがこの近辺にいる悪猫は「弱い者いじめ」が好きでこの「ディジー」をターゲットにしていたようだ。そのため「デイジー」がありったけの声で夜中でも鳴こうものなら、がばっと起きてその悪猫を追い払うのだが、まあ、1週間に1回ほどあったいじめが最近はかなり減ってきてはいた。
 どうやら「もう、一人(猫)で大丈夫だよ」というメッセージかも知れないと思いながら、しかしそれはそれで何となく寂しいもので、ミニ人生のような感じだ。よく見ると、体も悪猫と負けず劣らずになり風格も出てきている。いつまでも「いじめられっこ」じゃないことを言いたかったのかも知れない。
 確かに子供はいつの間にか一人前に成長していく。

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9月28日(水)訪問人277人(閲覧者数848人)

■ 以外に伸びない「日経平均」=前場15円高=
● 昨日のニューヨークが146ドル高だったこともあり、これを弾みに東証はもっと上げるかと思っていたが、以外にも前場は15円高で終えた。円ドルは76円台、円ユーロは103円台とやや円安傾向ではあるが、どうも決め手に欠ける動きだ。
 あと2日と半日だが、厳しい生保には胃の痛む日々が続くことになる。

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9月27日(火)訪問人276人(閲覧者数889人)

■ 「車保険料 事故後3年上げ」は、止むなしか?!

● 昨日の夕刊当たりから「事故の場合の保険料上げ」の記事が出始めていたが、今日の朝刊で出揃った。内容は記事を読んで頂きたいが、個人的な感想としては「事故を起こしても保険料はそんなに上がらない」ということだった。
 その意味では「無事故車と事故車」都の保険料差はむしろあってしかるべきとも考える。また「事故の場合は保険料が高くなる」ということによる「抑止力」にも期待したいところだ。
● もちろんさまざまな「事故」があることから、ユーザーの中には「反対」の人もいるだろうが、もしそうなら「事故を起こさない地道な努力」をすることで今回のことは他人事になる。中でも高齢者の運転感覚については、かの保険料値上げには個人的には「反対」だったが、しかし冷静にみるとやはり運転感官は明らかに若いときとは異なる。
 さて、かといって損害保険会社の言い分をすべて納得する分けではなく、やはり「コンバインドレシオ」の100%超過については、企業努力も必要だ。とはいえ、今は「東日本大震災」への対応で多大な費用が掛かっていることを考えると、この点を強調しにくい。
● いずれにしても損害保険会社の最大のリスクは「次の大震災」あるいはそれに匹敵するような自然災害だ。今、囃されている大震災が起きた場合は、諸準備金が底をつくあるいは対応が厳しくなる損保がでてくる可能性もある。
 なにもなければ損害保険会社ほど気楽な会社はないとも言えるが、本業である災害が多発するとこれほど企業の存在までも脅かしかねない企業もない。

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■ NYSE株価は、高く推移も「円ドル、円ユーロ」は横ばいも、ユーロは一時102円台!

● とにかく難解なしかもあと4日間の末日の株価を予測するとなると難しい。「日経」のネット版では、8,100円を下値と書いていたが、その記事を通して読むとテクニカルな捉え方がやけに説得力を持つ。
 もちろん9月末だけで考えると、27,28日は少し下がって、29,30日に持ち直すシナリオができるだけ高く終わる株価の動きだと思われるが、既に26日のニューヨークが高め推移していることを考えると、どうやらそうはならないようだ。
 いずれにしても「為替」の急落(円安)はないと思われるものの、既にもう十分「円高」ということを考えると、やはり生保の23年度上半期決算業績は厳しいものになることは間違いないようだ。そして、為替の動向次第では23年度末までに色々なことが生じる可能性が出てきたことも疑いないことだ。
● いずれにしても理由の如何を問わずに言えば、数社が社名が変わる線上にいる、というのが保険業界通の見方だ。もちろんこの中には10月から合併する損保系生保の名称変更は含まれていない。問題は「買い手」不在だ。

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