8月30日(月)訪問者数388人(閲覧者数789人)<「大地一成のメルマガ・かわら版」大好評発行中!
【第60号発行!】 死刑囚107人のうち保険金事件関係7人!
■ 「代理店系自動車保険の満足度ランキング「1位:AIU」=JDパワーアジア・パシフィック=
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■ 「三菱東京UFJ銀行」が、ネット医療保険を販売開始!=アクサダイレクトの入院手術保険=
● 昨年7月から通販型の「そんぽ24とチューリッヒの自動車保険」を取り扱ってきた三菱東京UFJ銀行が今日から通販型「アクサダイレクトの医療保険」の取扱いを始めた。
まあざっくり言えば、いわゆる三菱グループでの提携などは関係ない状態での組込方だ。確かに生命保険でも同様で、このような傾向はもう止まるようなことはないようだ。
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■ 「ガン保険 特徴つかみ選ぶ」(日本経済新聞)のここに読者は気をつけろ!=②=
【がん保険選択は、生命保険フィナーレの選択だ!】
● 8月29日の記事のように並べられると「どのがん保険が有利か」という視点に陥りがちだが、「がん保険」の基本的な考え方は「これが(加入出来る)最後の保険」と自覚できるかどうかだ。
つまり、「このがん保険が人生で最後の保険」と考えると、「がん」に罹患した場合、どのがん保険がもっとも安心できるかと考えるはずだ。
● 早い話が、「第三分野のがん保険」などと考えると、つい加入後納得できなければ入り直しすればよい、と気軽に考えがちだが、これはあくまでも健康である場合の話しだ。もし「がん」に罹患したら否応なく「(保険に)入り直す」ことは不可能となる。もちろんこれは「がん保険」は当然として他の多くの生命保険に共通する。
つまり、「がん保険」は「死亡保障保険」と同様に、人生のフィナーレのための生命保険なのである。
● 但し、死亡保障保険と異なる点は、がんになっても生きながらえる可能性がある、という点だ。また治療後治癒して社会復帰している人は少なくない。また生存率もかなり向上してきている。とはいえ、「一度がんに罹患するとその経緯はどうであれほとんどの生命保険に無条件で契約することは不可能となる」のが現実だ。
つまり、「がん保険選択」は「人生のフィナーレのための保険選択」なのだ。
ということを考えると、「がん保険」に期待するニーズはこのようになる。
①「がん診断時一時金」がある。
②「長期期間保障」がある。
③「入院給付金・手術給付金」がある。
● この3点が最低保障の条件だ。
このように説明すると、最近は「先進医療のための保障は?」と言われそうだが、あれはあくまでも可能性の問題であり、実際よくTVの宣伝なので高額なイメージを植え込みられがちだが、それに該当する可能性は極めて低い。そもそも先進医療にも多々あって、「がん診断一時金」でカバーできるものが少なくない。
特に「先進医療特約」が欲しいからとそれまで加入していた「がん保険」を入り直しする場合には注意が必要だ。まあ、これから新規に「がん保険」に加入するなら保険料だけの問題だが、既契約のメリットを反故にする可能性がある。
● さて、これらの条件にあう「がん保険」はどれかとなるが、・・・<続く>
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8月29日(日)訪問者数292人(閲覧者数538人)<「大地一成のメルマガ・かわら版」大好評発行中!
■ 「ガン保険 特徴つかみ選ぶ」(日本経済新聞)のここに読者は気をつけろ!=①=
● 今日、8月29日の「日経」に「がん保険 特徴つかみ選ぶ」の特集がある。そこの一覧には「アクサ、アフラック、アリコ、オリックス、東京海上日動あんしん、ネクスティア」の6社の「がん保険」が並んでいる。
● この記事の中でまず契約者が騙されないところは、小見出しにもなっている「若い内は定期で節約も」という点だ。最近の保険業界は「保険料の安売り合戦」の様相を呈しているが、どうしても支払う保険料がない場合は、「加入しないよりは加入した方がよい」ということから、出来るだけ安い保険料選択が必要となる。
しかし、もし「終身払いの保険料」が支払える場合は「がん保険の定期払いは止めた方が賢明」だ。
● もっとはっきり言えば、「日経記者のミスリード」でもある。理由を説明しよう。記事にある「保険料差額を貯蓄して100万円の貯蓄を作れば、診断一時金100万円のがん保険に入るのと同じ効果がある」という説明があるが、仮にこの保険料差額を毎月2000円としても、100万円貯めるには500ヶ月の41年余りがかかる計算だ。ところが実際には、定期型の保険料は更新する度に高くなり年齢によっては「高かったはずの終身払いのがん保険より高額になる」ことになる。
もちろん、その貯蓄している運用利回りが高ければ別の考え方も出来るが、現在の金融情勢からは無理だ。
● そもそも「差額運用の理論」は、かの「高利回り時代」の残像にすぎない。しかももっとシリアスな言い方をすれば、100万円が貯まるまでにいろいろな人生の岐路にぶつかる可能性が高い。となると、「がん保険のための100万円」がいつでも手元にあるとは限らないことにもなる。
そもそも、更新毎に高くなる保険料の支払いのために取り崩して払う羽目になるのがオチだ。もっとも、定期型支払いでの契約者メリットは加入後早々にがんになった場合だ。このケースは「少ない保険料でがん保険の保障を得ることが出来た」ということになるだろうが、20歳代、30歳代それに40歳代では、その確率は極めて低い。しかも当事者からすると「支払った保険料の差額を素直に喜べる」ようなケースではない。
● というのも、「一度『がん』と診断されたら、少なくとも生命保険ではとんでもない人生が待ち受けている」ことになるからだ。この部分を正しく理解した上で「保険商品選び」をしないと後々悔やむ人生を生命保険選択としては送ることになりかねない。
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8月28日(土)訪問者数274人(閲覧者数556人)<「大地一成のメルマガ・かわら版」大好評発行中!
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8月27日(金)訪問者数325人(閲覧者数716人)<「大地一成のメルマガ・かわら版」大好評発行中!
■ 「第一生命」の株価、遂に10万円割れ!
● 「第一生命」のレーティング情報を野村證券が8月12日付けで「25万7000円を17万3000円」にしたが、今日の終値で遂に10万円割れの9万9600円となった。
シロウトが考えても分かることだが、25万7000円といえば、時価総額がほぼ倍増する株価である。少なくとも生保決算の中身を分析しておけば、「株価が倍」になる要素があるかないかは分かったはずだ。
もちろんいろいろな要素で株価は動くが、もっと単純な比較は「第一生命の株価が倍」になるとすれば、「3メガ損保」の株価もあるいは「T&D」の株価もかなり高くなるはずだ。つまり、今の保険業界には個社だけが株価を棒上げさせるような材料は極めて少ない、もっとはっきり言えばないと断言できる状態だ。
● 可能性としては「保有している有価証券や不動産」などが高くなる期待だが、少なくとも株価が第一生命の上場時頃には今年中に1万5000円以上を予想するアナリストはほとんどいなかった。いくら「野村證券」でも25万7000円は甘すぎる推奨株の判断だった。疑問なのは、果たして野村證券の中に「生保決算の分析」が出来るアナリストがいたのかどうか、実に疑わしい限りだ。もっとも、このことは株転、上場にかかわった金融機関には同じ疑問がついて回るが。
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8月26日(木)訪問者数372人(閲覧者数828人)<「大地一成のメルマガ・かわら版」大好評発行中!
■ 「民主党の混沌」により、9月末は、日本の金融情勢がぐちゃぐちゃ?!
● 小沢氏が民主党代表選に出馬を明らかにしたことで、今月末までに両者の歩み寄りがない以上、菅・小沢の激突は避けられない見通しになった。これで、勝った方も負けた方も政界再編に動く可能性が高くなった。
となると「日本の金融情勢」など蚊帳の外で、政界再編成が政治の中心に居座ることになる。時間的に最悪の場合「政界ガラガラポン」で相当の時間を必要とするかも知れない。
● 「株価8,000円割れ、ドル80円割れ」が9月末の現実となった場合、保険業界も他人事とは言っていられなくなる。「保険・かわら版=大94号=」の主要生保では、「22年度第1四半期末」では、33社中6社が赤字だったが、22年度9月末では47社中半分以上が赤字計上になる可能性が高い。20年度決算時の赤字生保25社を上回るのは理論上確実だ。
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■ 「防衛省の団体保険幹事社、明治安田生命に交代!」「AIGエジソン生命」の売却に影響か?!
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8月25日(水)訪問者数474人(閲覧者数918人)<「大地一成のメルマガ・かわら版」大好評発行中!
■ 「第一生命 10万円割れ寸前?!AIG 3,000円割れで推移か?!」
● 「第一生命」の株価が最安値を更新している。現在100,900円と10万円割れ寸前だ。また、「AIG39億㌦返済」のニュースも好意的には市場は受け取らなかったようで、東証では2880円と▼120円安だ。
中でも「第一生命」の渡辺光一郎社長の「上場でどう変わりますか」という質問に対するコメントが「読売新聞」に掲載されているが、「アジア参入で成長を目指します」と見出しを付けてあるが、コメントを読む限りではかなり甘いコメントだ。
● 例えば、「(中国は)同じアジア圏であるため欧米勢より優位だと考えています」などという思考はその典型だが、どうも海外保険マーケットの厳しさを理解していないのがありありだ。
上場の際、「時価総額で世界の保険会社でベスト10位に入りたい」というようなコメントもあったが、外資から見て「日本の大手生保首脳の考えはこの程度なのか」と思われないようにもう少し社内でレクチャーをすべきではないのか。さすがに恥ずかしいコメントの連発だ。株価を社長が引っ張っている、といえば少々気の毒か!
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■ NYSE「株価10,000ドル割れ、円ドル84円割れ」が教える経済危機!
● どうも「株安・円高」が止まらない。もっともだからといってダラダラと一方方向にだけ進むとも考えにくい。ではどうなるか、を知るために市場関係者の見方を知りたくなる。
今日の新聞では「読売新聞」が「予想は9月末まで」として4氏の見方を掲載している。
もちろん他紙にも同じような記事はあるのだが、やはり保険関係者としては「いついくらになるか?」よりも「9月末はいくらか?」に関心が集まる。ざっくりした言い方をすると、9月末までは「株も為替」もどうでも言いわけで要は9月末が重要なのだ。もちろん「月中」で指標を摂る生保からすると末にだけこだわれないが、いずれにしてもその過程を読む上でも市場関係者の見方は参考にしたいところだ。
● 「読売新聞」の4氏の「株価」は「安値が8200円~高値が~9500円」というところだ。昨日の8995円からすると、「可もなく不可もなく」という見方だが、そうはいっても最安値の「8200円」となると、20年度決算時点の再来となる。かなり厳しい。
また、「為替(円ドル)」について4氏は、「80円~90円」と現在の84円前後を中軸に持ってきている。これも80円割れというようなことにでもなると、ややこしくなる。
いずれにしてもNYの後を受けて始まる東京市場の値動きが気になるところだ。
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8月24日(火)<ont>訪問者数393人(閲覧者数802人)<「大地一成のメルマガ・かわら版」大好評発行中!
■ 「株価9,000円割れ、円ドル85円割れ」一体どうなる?!
● 朝方この見出しで書いていたが、結局「株価は8,955円、円ドルは84円台、円ユーロは106円台」と悪循環が続いている。どうやら政府・日銀の無策を市場が試している、という言い方が優勢のようだが、やはり保険会社としては「9月末の金融情勢」が多いに気になるところだ。
こうなってくると、連想するのは21年3月末のいわゆる20年度末だ。「株価8109円、円ドル98円、円ユーロ129円」だったが、このときは生保46社中24社が赤字だった。
● ところが、今回はまだ「株価」には、1000円弱の余裕があるものの、「為替」派大幅な円高だ。このような状態が続くようだと、まさしく「実質純資産・A」でマイナスとなり、辛うじて「実質純資産・B」で実質救済される生保が出るかも知れない。
そう、のんびりと広告など打っている場合ではない金融情勢に入りつつあるのかも知れない。
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■ 「1億円以上の役員報酬、明治安田生命が開示!
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■ 「金融庁検査」がいよいよ始まった!
● 生保では「T&D」を中心に金融庁検査が始まった。銀行の検査対象を見ると分かるように、生保はできるだけ神経を集中させる必要がない生保グループを最初に選んだ模様だ。
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■ 「三菱東京UFJ銀行」が、ネット医療保険を販売開始!=アクサダイレクトの入院手術保険=
● 昨年7月から通販型の「そんぽ24とチューリッヒの自動車保険」を取り扱ってきた三菱東京UFJ銀行が今日から通販型「アクサダイレクトの医療保険」の取扱いを始めた。
まあざっくり言えば、いわゆる三菱グループでの提携などは関係ない状態での組込方だ。確かに生命保険でも同様で、このような傾向はもう止まるようなことはないようだ。
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■ 「ガン保険 特徴つかみ選ぶ」(日本経済新聞)のここに読者は気をつけろ!=②=
【がん保険選択は、生命保険フィナーレの選択だ!】
● 8月29日の記事のように並べられると「どのがん保険が有利か」という視点に陥りがちだが、「がん保険」の基本的な考え方は「これが(加入出来る)最後の保険」と自覚できるかどうかだ。
つまり、「このがん保険が人生で最後の保険」と考えると、「がん」に罹患した場合、どのがん保険がもっとも安心できるかと考えるはずだ。
● 早い話が、「第三分野のがん保険」などと考えると、つい加入後納得できなければ入り直しすればよい、と気軽に考えがちだが、これはあくまでも健康である場合の話しだ。もし「がん」に罹患したら否応なく「(保険に)入り直す」ことは不可能となる。もちろんこれは「がん保険」は当然として他の多くの生命保険に共通する。
つまり、「がん保険」は「死亡保障保険」と同様に、人生のフィナーレのための生命保険なのである。
● 但し、死亡保障保険と異なる点は、がんになっても生きながらえる可能性がある、という点だ。また治療後治癒して社会復帰している人は少なくない。また生存率もかなり向上してきている。とはいえ、「一度がんに罹患するとその経緯はどうであれほとんどの生命保険に無条件で契約することは不可能となる」のが現実だ。
つまり、「がん保険選択」は「人生のフィナーレのための保険選択」なのだ。
ということを考えると、「がん保険」に期待するニーズはこのようになる。
①「がん診断時一時金」がある。
②「長期期間保障」がある。
③「入院給付金・手術給付金」がある。
● この3点が最低保障の条件だ。
このように説明すると、最近は「先進医療のための保障は?」と言われそうだが、あれはあくまでも可能性の問題であり、実際よくTVの宣伝なので高額なイメージを植え込みられがちだが、それに該当する可能性は極めて低い。そもそも先進医療にも多々あって、「がん診断一時金」でカバーできるものが少なくない。
特に「先進医療特約」が欲しいからとそれまで加入していた「がん保険」を入り直しする場合には注意が必要だ。まあ、これから新規に「がん保険」に加入するなら保険料だけの問題だが、既契約のメリットを反故にする可能性がある。
● さて、これらの条件にあう「がん保険」はどれかとなるが、・・・<続く>
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■ 「ガン保険 特徴つかみ選ぶ」(日本経済新聞)のここに読者は気をつけろ!=①=
● 今日、8月29日の「日経」に「がん保険 特徴つかみ選ぶ」の特集がある。そこの一覧には「アクサ、アフラック、アリコ、オリックス、東京海上日動あんしん、ネクスティア」の6社の「がん保険」が並んでいる。
● この記事の中でまず契約者が騙されないところは、小見出しにもなっている「若い内は定期で節約も」という点だ。最近の保険業界は「保険料の安売り合戦」の様相を呈しているが、どうしても支払う保険料がない場合は、「加入しないよりは加入した方がよい」ということから、出来るだけ安い保険料選択が必要となる。
しかし、もし「終身払いの保険料」が支払える場合は「がん保険の定期払いは止めた方が賢明」だ。
● もっとはっきり言えば、「日経記者のミスリード」でもある。理由を説明しよう。記事にある「保険料差額を貯蓄して100万円の貯蓄を作れば、診断一時金100万円のがん保険に入るのと同じ効果がある」という説明があるが、仮にこの保険料差額を毎月2000円としても、100万円貯めるには500ヶ月の41年余りがかかる計算だ。ところが実際には、定期型の保険料は更新する度に高くなり年齢によっては「高かったはずの終身払いのがん保険より高額になる」ことになる。
もちろん、その貯蓄している運用利回りが高ければ別の考え方も出来るが、現在の金融情勢からは無理だ。
● そもそも「差額運用の理論」は、かの「高利回り時代」の残像にすぎない。しかももっとシリアスな言い方をすれば、100万円が貯まるまでにいろいろな人生の岐路にぶつかる可能性が高い。となると、「がん保険のための100万円」がいつでも手元にあるとは限らないことにもなる。
そもそも、更新毎に高くなる保険料の支払いのために取り崩して払う羽目になるのがオチだ。もっとも、定期型支払いでの契約者メリットは加入後早々にがんになった場合だ。このケースは「少ない保険料でがん保険の保障を得ることが出来た」ということになるだろうが、20歳代、30歳代それに40歳代では、その確率は極めて低い。しかも当事者からすると「支払った保険料の差額を素直に喜べる」ようなケースではない。
● というのも、「一度『がん』と診断されたら、少なくとも生命保険ではとんでもない人生が待ち受けている」ことになるからだ。この部分を正しく理解した上で「保険商品選び」をしないと後々悔やむ人生を生命保険選択としては送ることになりかねない。
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■ 「第一生命」の株価、遂に10万円割れ!
● 「第一生命」のレーティング情報を野村證券が8月12日付けで「25万7000円を17万3000円」にしたが、今日の終値で遂に10万円割れの9万9600円となった。
シロウトが考えても分かることだが、25万7000円といえば、時価総額がほぼ倍増する株価である。少なくとも生保決算の中身を分析しておけば、「株価が倍」になる要素があるかないかは分かったはずだ。
もちろんいろいろな要素で株価は動くが、もっと単純な比較は「第一生命の株価が倍」になるとすれば、「3メガ損保」の株価もあるいは「T&D」の株価もかなり高くなるはずだ。つまり、今の保険業界には個社だけが株価を棒上げさせるような材料は極めて少ない、もっとはっきり言えばないと断言できる状態だ。
● 可能性としては「保有している有価証券や不動産」などが高くなる期待だが、少なくとも株価が第一生命の上場時頃には今年中に1万5000円以上を予想するアナリストはほとんどいなかった。いくら「野村證券」でも25万7000円は甘すぎる推奨株の判断だった。疑問なのは、果たして野村證券の中に「生保決算の分析」が出来るアナリストがいたのかどうか、実に疑わしい限りだ。もっとも、このことは株転、上場にかかわった金融機関には同じ疑問がついて回るが。
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■ 「民主党の混沌」により、9月末は、日本の金融情勢がぐちゃぐちゃ?!
● 小沢氏が民主党代表選に出馬を明らかにしたことで、今月末までに両者の歩み寄りがない以上、菅・小沢の激突は避けられない見通しになった。これで、勝った方も負けた方も政界再編に動く可能性が高くなった。
となると「日本の金融情勢」など蚊帳の外で、政界再編成が政治の中心に居座ることになる。時間的に最悪の場合「政界ガラガラポン」で相当の時間を必要とするかも知れない。
● 「株価8,000円割れ、ドル80円割れ」が9月末の現実となった場合、保険業界も他人事とは言っていられなくなる。「保険・かわら版=大94号=」の主要生保では、「22年度第1四半期末」では、33社中6社が赤字だったが、22年度9月末では47社中半分以上が赤字計上になる可能性が高い。20年度決算時の赤字生保25社を上回るのは理論上確実だ。
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■ 「防衛省の団体保険幹事社、明治安田生命に交代!」「AIGエジソン生命」の売却に影響か?!
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■ 「第一生命 10万円割れ寸前?!AIG 3,000円割れで推移か?!」
● 「第一生命」の株価が最安値を更新している。現在100,900円と10万円割れ寸前だ。また、「AIG39億㌦返済」のニュースも好意的には市場は受け取らなかったようで、東証では2880円と▼120円安だ。
中でも「第一生命」の渡辺光一郎社長の「上場でどう変わりますか」という質問に対するコメントが「読売新聞」に掲載されているが、「アジア参入で成長を目指します」と見出しを付けてあるが、コメントを読む限りではかなり甘いコメントだ。
● 例えば、「(中国は)同じアジア圏であるため欧米勢より優位だと考えています」などという思考はその典型だが、どうも海外保険マーケットの厳しさを理解していないのがありありだ。
上場の際、「時価総額で世界の保険会社でベスト10位に入りたい」というようなコメントもあったが、外資から見て「日本の大手生保首脳の考えはこの程度なのか」と思われないようにもう少し社内でレクチャーをすべきではないのか。さすがに恥ずかしいコメントの連発だ。株価を社長が引っ張っている、といえば少々気の毒か!
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■ NYSE「株価10,000ドル割れ、円ドル84円割れ」が教える経済危機!
● どうも「株安・円高」が止まらない。もっともだからといってダラダラと一方方向にだけ進むとも考えにくい。ではどうなるか、を知るために市場関係者の見方を知りたくなる。
今日の新聞では「読売新聞」が「予想は9月末まで」として4氏の見方を掲載している。
もちろん他紙にも同じような記事はあるのだが、やはり保険関係者としては「いついくらになるか?」よりも「9月末はいくらか?」に関心が集まる。ざっくりした言い方をすると、9月末までは「株も為替」もどうでも言いわけで要は9月末が重要なのだ。もちろん「月中」で指標を摂る生保からすると末にだけこだわれないが、いずれにしてもその過程を読む上でも市場関係者の見方は参考にしたいところだ。
● 「読売新聞」の4氏の「株価」は「安値が8200円~高値が~9500円」というところだ。昨日の8995円からすると、「可もなく不可もなく」という見方だが、そうはいっても最安値の「8200円」となると、20年度決算時点の再来となる。かなり厳しい。
また、「為替(円ドル)」について4氏は、「80円~90円」と現在の84円前後を中軸に持ってきている。これも80円割れというようなことにでもなると、ややこしくなる。
いずれにしてもNYの後を受けて始まる東京市場の値動きが気になるところだ。
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8月24日(火)<ont>訪問者数393人(閲覧者数802人)<「大地一成のメルマガ・かわら版」大好評発行中!
■ 「株価9,000円割れ、円ドル85円割れ」一体どうなる?!
● 朝方この見出しで書いていたが、結局「株価は8,955円、円ドルは84円台、円ユーロは106円台」と悪循環が続いている。どうやら政府・日銀の無策を市場が試している、という言い方が優勢のようだが、やはり保険会社としては「9月末の金融情勢」が多いに気になるところだ。
こうなってくると、連想するのは21年3月末のいわゆる20年度末だ。「株価8109円、円ドル98円、円ユーロ129円」だったが、このときは生保46社中24社が赤字だった。
● ところが、今回はまだ「株価」には、1000円弱の余裕があるものの、「為替」派大幅な円高だ。このような状態が続くようだと、まさしく「実質純資産・A」でマイナスとなり、辛うじて「実質純資産・B」で実質救済される生保が出るかも知れない。
そう、のんびりと広告など打っている場合ではない金融情勢に入りつつあるのかも知れない。
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■ 「1億円以上の役員報酬、明治安田生命が開示!
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■ 「金融庁検査」がいよいよ始まった!
● 生保では「T&D」を中心に金融庁検査が始まった。銀行の検査対象を見ると分かるように、生保はできるだけ神経を集中させる必要がない生保グループを最初に選んだ模様だ。
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