半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

国立科学博物館で、『大哺乳類展 3 わけてつなげて大行進』を観ました。

2024-06-05 18:00:00 | 博物館、科学館、資料館
国立科学博物館に行きました。お目当てはもちろんこちら、『大哺乳類展3 わけてつなげて大行進』です。




今回は "系統" という切り口だったので、どんな内容なのかな?と思っていたのですが、近いと思われていた種が実は遠かったり、思ってもいなかった種が実は近かったり、中々興味深い中身の濃い展示になっていました。








さすがに哺乳類の剝製がずらっと並ぶ展示は壮観です。








ゴッ、ゴマちゃん!。




こちらはジャバ・ザ・ハット・・・じゃなくてミナミゾウアザラシ、ここまで巨大な生き物だとは思っていませんでした!。




レオポンやフクロオオカミ等、すでに実物を見ることができない動物も剥製で展示されていました。






この収斂進化を解説する展示の前で、お母さんが小さな女の子に説明していました。

「この化石がサメに進化して、それがイルカに進化したんだって」

お母さん!、子供に教える前にちゃんと説明を読みましょうよ(笑)。




実は今回、私が一番楽しみにしていた展示はこちら。ニホンオオカミの剝製です。




長年イヌだと思われていたそうですけど、小学生(当時)の指摘て誤りが判明したそうです。でも、こりゃ確かにイヌに見えるよな。



今回の展覧会を見て、系統学というのが決して過去の学問などではなく、まだまだ新しい発見のある面白い分野であることが良く分かりましたよ。動物に興味があるという方であれば、間違いなく楽しめる内容だと思います。この企画展、会期は6月16日までとなっとりますので是非お見逃しなく。

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