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半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

千葉県総合スポーツセンター射撃場に25mピストル用電子標的が設置されました。

2016-07-19 16:59:54 | ライフル射撃、ライフル銃
先日、ちょっと用事があって千葉県総合スポーツセンター射撃場まで行ってきたところ・・・・・・




・・・・・・あれれ、奥の方の射座に何だか見慣れない物が設置してありますね。アレは何かな?。




正解はコレ、25mのピストル用電子標的です。こういう物が設置されているのを見ると、東京オリンピックが近付いていることをヒシヒシと感じますね。恐らく私達も何らかの形で出役することになるんだろうなぁ。




射座から見るとこんな感じ。私は前装銃の短筒やパーカッションピストルで25mを撃つのであまり違和感を感じません。ヨーロッパ選手権では前装銃でも電子標的を使用することがあるものの、日本でそれをやったら機材を壊すトラブルが多発しちゃうでしょうね(笑)。



まぁ飽くまで個人的な意見なんですけど、古式大会を除く前装銃射撃競技に関しては、文化財の保護という観点から考えても、将来的にはノプテルのようなシステムをベースにしたシミュレータを導入することにより、実弾を発射せずに実施することも視野に入れた方が良いのでは?と考えています。幸い自宅の敷地は直線で25mの距離がとれるので、もし家を改築することができるとしたら、短筒の練習用にシミュレータを設置したいなぁ。
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千葉県射撃場で大口径ライフルを撃ちました。

2016-04-01 20:38:06 | ライフル射撃、ライフル銃
久々に千葉県射撃場まで行ってきました。




利用者は私一人。贅沢ですね。






今回の主役はこれ、アキュラシー・インターナショナルのフリーの方。スタンダードの方は今時の6㎜BRですが、フリーはクラシカル?な,308Winです。






実はちょっと考えている計画があって、ターナーに引き続き、このアキュラシー2号のグルーピング・チェック用のスコープも300mから50mに調整しました。もちろん本来のマイクロサイトの方は300mのままですけどね。50mなら楽勝でワンホールかと思いきや……




……ありゃりゃ、これじゃ100mで撃ったのと変わらないというか、むしろ悪いくらいですね(笑)。普通の黒点の標的はベンチレスト用のファインクロスのレティクルじゃ狙い難くいので、電子標的用の丸いレティクルのスコープが欲しくなっちゃいましたよ。大口径でSBと同じ50mじゃ全然面白くないかな?と思ってましたが、別にそんなことはありませんでした。




現在100m射場は再開のための工事を行っていました。



ここで100mが撃てるようになったら、ニッコーまで遠征する機会はかなり減るだろうなぁ……
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趣味の弾作り? ハンドロード(リローディング)の話 その5

2016-03-28 21:46:22 | ライフル射撃、ライフル銃
大口径ライフルを撃ちに行こうと思ったら、弾が全然残っていないことに気付きました。というわけで、急遽弾を作ることにしたのですが・・・・・・あっ、そういえば前回の“趣味の弾作り?”は、まだ話が途中のままだったよなぁ。というわけで、今日は久々に続きを書くことにしましょう。




ライフル銃の場合、弾頭をシートする位置が命中精度に大きな影響を与えます。昔は弾頭がライフリングにタッチする位置がベストといわれていたのですが、現在は一定のクリアランス(フリー・トラベルとかジャンプとか、色々な名前で呼ばれています)をとるのが良いとされています。

しかし、ここで難問が発生します。元々ライフリングの始まる位置は銃によってすべて微妙に違いますし、たとえ同じ銃であっても使っている間に徐々に変化してきます。当然のことながら、使用する弾頭の形状によっても大きな違いが出てしまいます。つまり、たとえ同じ弾種であっても、使用する銃や弾頭に合わせて調整しなければならないというわけです。

高い精度を追求するためにハンドロードしているような皆さんは、非常に精密なゲージを使用して計測し、そのシート量を決めています。しかし、以前にも書いたとおり、私がリローディングしているのは純粋に経済的な理由(笑)。市販の弾と同じくらい当たれば満足というレベルです。というわけで、最近はホーナディが出しているこんな簡単なツールを使用しています。




ご覧のように、シャフトを内蔵したゲージの先に、ダミーの薬莢が取り付けられるようになっています。



このダミーの薬莢、本物の薬莢を使用して製作してあります。私は市販の物をそのまま使用していますが、自分の銃で使用した薬莢をベースに自作すれば、より正確な物が作れると思います。


ネックの部分はユルユルなので、そこに使用する弾頭を差し込みます。




それを使用する銃に差し込んでシャフトを押し込み、動かなくなった位置がライフリングにタッチした位置ということになります。




次に側面のネジを締め込んでシャフトの位置を固定し、ゲージを抜き出します。このとき、弾頭は銃身の中に残ってしまうので、銃口側からナイロンのロッドなどを入れて押し出します。そして再度弾頭をゲージの薬莢に装着して全長を測れば、ライフリングにタッチしたときの全長が分かるというわけです。



正確に計るためのアダプターもありますが、私はノギスで直接計ってしまいます。


弾頭をシートするときに使用するシーティング・ダイは、シート量を微調整できるようになっているので、タッチした位置から一定のクリアランスがとれるように調整します。クリアランスの適正値は弾種はもちろん、弾頭や使用する火薬の種類や量などによっても異なりますが、一般的には0.020~0,040インチの範囲内のどこかで最良の結果が出ることが多いようです。私の場合は安全のためにやや多めのクリアランスをとるようにしています。




シーティン・・ダイをプレスに装着し、弾頭を装着します。最初は何度も確認しながら適正値になるように微調整します。






はい、できあがり。完成した弾はすべて全長と重量を再チェックします。法規で1日に製造できる数は100発以内なんで、大した手間じゃありません。



最初は“こんなアバウトな作り方で大丈夫か?”と思ったものの、実際には市販の競技用の弾と比べて遜色ない精度が出せました。

前述のように、私は“ハンドロードで究極の精度を追求する”といったことにはあまり興味がありません。でも私はビンボーなんで、とてもじゃありませんが高価な市販の競技用の弾を買うのは無理。これから先もコツコツ弾を作り続けることになるんだろうなぁ・・・・・・


■関連記事
趣味の弾作り? ハンドロード(リローディング)の話 その1

趣味の弾作り? ハンドロード(リローディング)の話 その2

趣味の弾作り? ハンドロード(リローディング)の話 その3

趣味の弾作り? ハンドロード(リローディング)の話 その4

趣味の弾作り? ハンドロード(リローディング)の話 その6

趣味の弾作り? ハンドロード(リローディング)の話 その7

趣味の弾作り? ハンドロード(リローディング)の話 その8

趣味の弾作り? ハンドロード(リローディング)の話 その9
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ワルサーKK200用アルミ・ストック、使ってみようかな?。

2015-08-18 15:58:19 | ライフル射撃、ライフル銃
ちょっと縁があって、私の所にこのワルサーKK200PM用アルミ・ストック、初期型の削り出しタイプがやってきました。今から20年程前の1996年夏、私が最初に出会ったアルミ・ストックがコレだったなぁ。その2~3年後、エニスでアンシュッツ用のKK200ストックを見たときには喉から手が出るほど欲しかったけれど、当時は数台のクルマの維持費で首が回らない状態で、まだ評価が定まっていなかったアルミ・ストックに18万円のお金を出せる余裕はありませんでした。トホホ~。



もちろんその後もジェミニだとか、MECだとか、アンシュッツ純正だとか・・・新型のアルミ・ストックが登場する度に気にはなっていましたし、2003年に初めてブライカーを見たときには本気で銃ごと買い替えを検討したこともありました。しかし、当時は前裝銃射撃が面白くなってきた時期でもありSBは後回し。いつの間にかチャンスを逃してしまいました。


今から3年ほど前、もう一度ちゃんとSBを撃ってみようかな?と思ったことがあり、アルミ・ストックへのアップデートも検討はしたけれど・・・残念ながらどれも複雑すぎて、単純な頭の私には使いこなせそうにないので却下。唯一、このサークス(MECプロジェクト)のGE600は気に入ったものの、子供達の受験やなんやかやで経済的な余裕もなくなり、結局は “生涯木スト” のままで射撃人生を終えようという結論に達したのでした。




ところが、このKK200ストックが手元にやってきたとき、試しにアンシュッツのアクションを仮留めして構えてみたら・・・ “あれ、これ、何だか妙にしっくりくるなぁ” 。GX-1用のイメージでワルサーはプローンでは使いにくいという先入観があったんですけど、これはそんなことはなさそうです。



実際に使用するためにはアンシュッツ用のアダプターを削り出しで作ってもらわなければならないし、全長変わるから記載事項の変更も必要だけど、このストックをこのまま使わないのも勿体ない気がします。やはりこれ、試してみようかなぁ……
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猛暑の中、SB (スモールボア・ライフル) を撃ちに行ってきました。

2015-07-25 21:26:02 | ライフル射撃、ライフル銃
今日は千葉県スポーツセンター射撃場まで出掛ける用事があったので、猛暑の中、SB (スモールボア・ライフル) を撃ってきました。

耐え切れなくなって途中で風通しの良い射座に移ったものの、さすがに外気温34℃の中、分厚いライフル射撃競技用ジャケットを着て銃を撃つのは拷問です。



家に帰って体重を量ったら、2kgも痩せてました。脳みそも全部溶けて流れ出てしまったので、今日は何も考えることは出来ません。もう寝ます。お休みなさ~い。



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久々に千葉県射撃場で大口径ライフルを撃ちました。

2015-04-24 18:45:29 | ライフル射撃、ライフル銃
久しぶりに千葉県射撃場まで行ってきました。




なんとこの日の利用者は私一人だけ。贅沢ですね。




実はちょっと計画していることがあって、ずっと300mにセットしてあったターナーのスコープ (6×のスワロフスキー) を50mに調整してきました。



その計画のために壊れたままで放置してあったエジェクターも修理しなくちゃならないけれど、そちらはゴールデンウィーク開けにします。せっかくなんで、ちょっどだけアザラシ-1号 (アキュラシー・インターナショナルの6mmBR) と村田銃も撃ってきました。


監的壕に標的を貼りに行ってふと上を見たら……




……防音のためにこのような屋根が取り付けられていました。




帰りに清算のために事務所に寄って、ふとパサートのオドメーターをみたところ、ピッタリ7万kmになっているのを発見!。




思わず記念写真を撮ってしまいました (笑) 。



千葉県射撃場、再開してからもう2年になるのですね。残念ながらまだ50mしか撃てませんが、我が家からは高速道路を使わなくて行けるので安上がり。以前の様に100mが撃てるようになったら、きっと利用頻度も増えるだろうなぁ……
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ライフルの初撃ちに行ってきました。

2015-01-09 11:12:31 | ライフル射撃、ライフル銃
昔々ある所に、大変正直なSB選手が住んでおりました。貧しかったので高い弾は買えませんでしたが、それでも少ないお小遣いから弾代を捻出して、地道に練習を続けておりました。ところがある日、悲しい事件が起こりました。練習中に誤って弾を湖に落としてしまったのです (どんな射場なんだ!?) 。SB選手はこれではもう当分練習できないと困り果ててしまいました。すると、湖の中からそれはそれは美しい女神様が現れてこういいました。

女神 「あなたが落としたのはこのRWS R50ですか?。それともこちらのラプアX-ACTですか?」
SB選手 「いえいえ女神様、私が落としたのは只の “オレンジ色の憎いヤツ” 、エレー・クラブです」
女神 「まぁ、あなたはなんて正直なSB選手でしょう。ご褒美にこのエレー・テネックス……」
SB選手 「おおっ!」
女神 「……じゃなくて、このアメリカが誇る最高のSB弾、フェデラル・ゴールド・メダルを差し上げましょう」
SB選手 「いらない」


新年早々、くだらない話でゴメンナサイ。というわけで?、初撃ちに行ってきました。今年の初撃ちはSBにしました。




そういえば、昨年の暮にテストしたエレー・エッジの件、まだ書いてませんでしたね。



エッジは薬莢も真黒。学生時代に聞いた “ロシアの黒弾” 伝説を思い出しちゃいました (笑) 。触ると手が黒く……なりませんでした。


テストなんで、久々に七文銭の紙標的を撃ってみました。普通にマイクロサイト付けて、プローンで各圏的10発撃ち込み×7でテストしたところ、一番まともだったのがコレ。



監的スコープ忘れちゃって (最近は電子標的ばかりなので) 無調整で撃ったので妙な所にグルーピングしちゃってますが、三流以下のヘッポコ射手になり下がってしまった今の私には十分な性能ですね。この後でサイトを調整したら、ちゃんとセンターに入りましたよ。しばらくはこれを使ってみようかと思います。
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今年のライフル撃ち納めに行ってきました。

2014-12-27 12:40:15 | ライフル射撃、ライフル銃
昨日は千葉県スポーツセンター射撃場まで、今年の撃ち納めに行ってきました。今年の最後はSBです。




SBを撃つことにしたのは、これ、新しく買ったエレーのエッジを試すため。



結果に関しては後日のブログでご報告させていただきますね。


悩み続けていた バットプレートの件 ですが、最近はこれを試してます。



スタンダード用のラバー・バットレート!。やはり私にはこういう単純なのが一番です。いっそのこと、ストックも三姿勢用のM1813から、プローン専用のM1811用に変えちゃおうかな?……と思ったものの、そんな物、もうどこにも残っていませんでした (笑) 。


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ニッコー栃木綜合射撃場で大口径ライフルを撃ちました。

2014-04-19 09:23:18 | ライフル射撃、ライフル銃
先日、ニッコー栃木綜合射撃場に行ったときには、もちろんライフルも撃ちましたよ。

この日の主役はこれ、アキュラシー・インターナショナルのISSF300mスタンダード競技用ライフル。いわゆる “クーパー・マッチ” と呼ばれるモデル。私はアザラシー1号と名付けています。




今回はこの銃の弾のテスト用にリューポルドの40Xスコープに載せ替えたので、それの狙点を合わせるのが目的です。というわけで、今回は標的の画像はなし。 次回 はちゃんとグルーピングの画像をUPしますのでお楽しみに。




それにしても・・・やはり6mmBRは撃ちやすいなぁ。確かに308Win.と比べちゃったらやや気を使う所はありますけど、決してピーキーという程じゃないし、300m競技の主流があっという間にコレになっちゃったのも良く分かります。



色々考えましたが、諸先輩方のご意見をうかがった結果、やはりターナーは308Win.のままで行くことにしました。308Win.が一挺あると、色々な意味で心強いですからね。しかし アザラシー2号 (フリー) の方は308Win.のままで行くのか?、6mmBRにするのか?、はたまた6.5×47ラプアに挑戦するのか?、まだ決心がつきません。
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やっぱり来年は、私も6mmBR・・・なのかな?

2013-12-14 13:12:48 | ライフル射撃、ライフル銃
ライフル射撃仲間から6mmBRをリローディングする材料をもらってきました。

使用済みの薬莢か沢山!。




ラプアの新品薬莢が200個!!。




ラプアの105グレイン弾頭が沢山!!!。



薬莢はもうタンブラー掛けてきれいにしてありました。助かるなぁ・・・・・・お友達と山分けにさせていただくことにしますね。


左側のラプアの105グレインのマッチ弾頭、BC(=弾道係数)が.530もあります。それに対し、右側のシェラの308Win.、168グレイン・マッチキングは.462。一般の方に分かりやすい説明の仕方をしちゃうと、仮に同じ弾速で撃ち出した場合、この2者では6mmの方がより横風の影響を受けにくいということです。つまり・・・・・・




現実には左の6mmBRの方が、右の308Win.より圧倒的に反動が軽く、使用する火薬量も3割くらい少なくてもOKなのに、風には強いということ。現在、ISSF系の大口径ライフル射撃競技用の弾種は完全に6mmBRが主流で、308Win.はすでに過去の口径となって久しいですけど、まぁそれも当然でしょうね。




確かにベンチレストライフル競技のような極限的な精度を競う種目では6mmPPCの方が有利ですが、ポジションシューティング用として考えると6mmBRには様々なメリットがあります。いずれは6.5X47ラプアのような6.5mm/.264系が主流になるかもしれませんが、それはまだまだかなり先の話でしょう。その辺りの話は、いずれこのブログでも書きたいと思います。
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