茶陶遊人の部屋

日々の日記と、お茶と地元の歴史等を発信していきます。最近はk-popにはまっている韓国好遊人です。

艶やかな女流歌人、絶世の美女・和泉式部が「光る君へ」で話題にならないのは何故なの?どうして❓

2024年06月17日 | Weblog

時空紙芝居MOVIE 和泉式部が現代によみがえる Vol.1[故郷への想い編]

夢よりもはかなき世の中を、嘆きわびつつ明かし暮らすほどに・・・「夢よりも儚い男女の仲を嘆き哀しみながら日夜を過ごしているうちに・・・」この文章が「和泉式部日記」の有名な冒頭の部分です。誰よりも恋心に正直に生き、そのあふれんばかりの情熱を見事に歌に詠みあげた女流歌人でもあります。彼女は生涯にわたって男性との華やかなロマンスに浮名を流したため、藤原道長に「浮かれ女(め)」と称されたほどでした。一条天皇の中宮彰子に仕え、同僚に紫式部、赤染衛門、など平安時代の女流文学を代表するメンバーが揃っていました。紫式部は「和泉式部は歌はうまいけど素行(男遍歴)がちょっとね」と「紫式部日記」に書いています。敦道親王後朝(きぬぎぬ)の歌を和泉式部に贈ります。

恋と言へば世のつねのとや思ふらむ今朝の心はたぐひだになし。

また、和泉式部はそれに対して歌を返しております。

世のつねのことともさらに思はえずはじめてものを思ふ朝(あした)は。  恋の経験豊富なプレイガールが「初めて恋を知った」とはよくゆうものですね。これが男性から好かれるポイントかもしれませんね。💛💛

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