2020 桜満開♪ 勝持寺(花の寺)
平安時代末期に鳥羽上皇に武士として奉仕した佐藤義清は和歌と故実に通じた人物として知られ、23歳で出家し西行と名乗り、しばしば諸国を巡る旅にでており、松尾芭蕉は西行に憧れてやはり旅にでたようです。その西行法師の代表的な和歌に下記のような歌があります。
「願わくば花の下にて春死なんそのきさらぎのもち月のころ」
如月(きさらぎ)の満月(もちづき)は陰暦の2月15日になりますが、この日はお釈迦様が入滅した日でもあります。仏門に入った西行が満開の桜の花の下で人生を終わりたいという願いには私も賛同しますね。西行の出家した京都・勝持寺には西行が植えたとされる「西行桜」があり桜の名所になっております。🌸🌸西行法師はよほど🌸の花が好きだったようです。寒い寒いと言っているうちにもう3月を迎えようとしています。🌸便りが聞かれる時期になりました。平和の世に🌸を迎えたいものですね。🌸🌸