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桜の時期になると想い出されるのが、京都の桜と京都人のことです。
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京千年の歴史ある今や世界の観光都市として人気のある街ですが、しかしその裏側を知ってる人は少ないと思います。
あの独特の京言葉で話しかけられるとなんとなく「はんなり」した気持ちになるのはどうしてだろうか。
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私は仕事上(きもの屋)、長年京都通いをし、京都人とは否応なしに付き合いをしてきました。
まず、商談の為、店に入ると奥座敷に通され、「おぶ(お茶)」が出されますが、・・お茶菓子に何が出されるか<・・
立派な漆塗りの菓子器に大きな黒糖の塊?一つだけ?・・・なんだこれ
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これが京都独特のもてなしなのです。
「粗茶ですけど、おあがりやしとくれやす」 へ~「どないしよう」、このシーンで京都人は相手をよく観察します。
「へ~おおきに」などの言葉が出たときは、深い意味での断りの言葉にもなります。・・・
などなど、沢山京言葉がありますが、京都人以外の人間は信用しないという風習が根強く残っていますが、
これは歴史上、戦乱の世を生き抜いてきた京都人の知恵ではないでしょうか。
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我々はあの「はんなり」した言葉使いでつい騙されてしまいます。
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この時期、京都は桜と「都おどり」の最高の観光シーズンとなりますが・・「ほなさいなら」「おきばりやす」