CURRY_SAMBA

カレーにまつわるエトセトラ。

黄色い粉末 de カレー!

2007年01月26日 | カレーエトセトラ
「石松子」って…なんだろう?

仕事中、原稿でみつけた言葉だが、27年間生きてきて、はじめて見た言葉だった。

そもそも、読み方から分からず、後輩としばらく悩んだ。
「いし・まつ・こ?」
「いし・まつ・し?」
「ガッツの子?」
「でも、石松は本名じゃありませんよ」
「石と松とね…」

と、ひととおり盛り上がった後、辞書で引いたところ、「せき・しょう・し」が正解!
しかし、一体これは何者だろうか。

 石松子(せきしょうし)
「ヒカゲノカズラ科でツル性のシダ植物、「ヒカゲノカズラ」の胞子から作った粉末。
クラブモスとも呼ばれる。」

なんと、胞子の粉だった!
使用法としては、

1、花粉に似ていることから、人工受粉のときの水増し(粉増し?)に使用
2、指紋鑑定で物の上にふりかけて使用
3、キズ薬として使用
4、記憶を強化する働きがあるため、サプリとして飲用
(学習能力や記憶力の向上、アルツハイマー病にも効果あり。)

などがあるらしい。へえ~。
3の「キズ薬」で思い出したのは「ホルムスドライ」という黄色い粉。
もしかして同一のものかと思って調べたが、これは別物だった。

同じく、黄色い粉で思い出すのはカレーに欠かせないスパイスといえば「ターメリック」。
別名「ウコン」といい、カレーの色を出すために使用される。
最近では、健康効果が注目されていて、ハウス食品からも「ウコンの力」という
飲み物が発売されている。(未体験なので、試した人がいたらぜひ感想を☆)

もっと調べてみたら、ターメリックには驚くことにこんなにも効果があるらしい!

1、肝機能の強化
2、胆汁分泌促進作用、鮮魚寄生虫の成長を抑制する作用
3、利胆作用、健胃・殺菌・防腐効果
4、抗がん作用の活性
5、動脈硬化の防止
6、腫瘍に対して増殖をおさえる活性
7、胆道にある胆汁を排出する作用
8、炎症や潰瘍を治す作用


おや?
8の作用ってもしかして「キズ薬」では。
石松子といい、ホルムスといい、ターメリックといい、共通点は「黄色い粉」!
黄色い粉はキズに効くらしい。

カレー以外にも使えるので、キッチンにはターメリックを常備のこと

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