CURRY_SAMBA

カレーにまつわるエトセトラ。

ユメあればカレーあり !

2009年05月29日 | 行った!お店カレー
「夢 さめすぎない 誰かのせい 誰かのせいなのか
       風に仕えて 夜に仕えて あなたの夢を うばうよ」

もしもブログをやっていなかったら、あえて言うまでもないささいなことだけど、
昨日から急に、あるバンドの曲が無性に頭からはなれなくなって、
お風呂までパソコンを持っていって(脱衣所ですが)聴きながら入ったほど。

その中でも、特に好きなある曲のフレーズ。
メインのメロディと、サブのメロディ(リフっていうのかなあ?)が
同じくらい目立つところが好き。

先週の土曜日、ひさしぶりにライブに出る機会があって、ギターを弾いた。
しかもエレキ。
今までアコギ派だったので、チューナーの使い方もアンプの使い方も初心者で
練習も事前に1回だけという無謀な計画だったけど、
それでもできるマジックのような仕組みがある。
錆び付いていたストロークがちょっとだけ解放された気がした

さて、音楽の似合うお店、といえば
初台にある「コズミックダイニング・ガイラ」。

駅から徒歩1分。古民家を改造してつくってあり、気さくなご夫婦が経営している。
初めて行ったのに「いらっしゃい」と言われて「ただいま」と言ってしまいそうになった。

1階はすでに常連さんでいっぱいで、2階へ。
ギターや三線があってまるで「一人娘の部屋」みたいな雰囲気。
出窓にはCDやら本がたくさんあって、テーブルとソファがなければふつうの家だ。

「あら~?おかしいわね。メニューがいなくなっちゃった」

と、奥さんがあちこち本のあたりを探したものの見つからず、
口頭でメニューを適当にあげてくれた。
カレーは4種類だけど、今できるのは「ドライカレー」「ビーフカレー」だというので、
1つずつ注文。
セットにしたら、ドリンク1つと、お通し(キャベツの浅漬けとひじき)、
サラダ(ハムが高級)、コンソメスープが付いてオトク。
1品ずつお盆で奥さんが運んできてくれて、なんだか友達の家か
ペンションにいるような気分になってきた。


ドリンクは、珍しいので「うこん茶」に。
うこん=ターメリックでカレーにも入っているので、好相性


ビーフカレーはさらさらで、トマトの酸味が強くてビーフシチュに近い。
牛すね肉がやわらかい。


ドライカレー(=キーマ)は、辛めでごつごつした感じ。
温泉玉子つきがウレシイ。

味も雰囲気も良くて、いいお店だなあと思った。
「コズミック」とはちなみに、「宇宙の、無窮の、広大な」という意味。
それもあって宇宙→星空→ペンションが思い出されたのかも。

帰り際、奥さんが笑顔で「おやすみなさい」と言って送ってくれた。
「いってきます」と言ってしまいそうだった。

オマケ
緑のカーテンをつくろうとベランダに植えたゴーヤ観察日記。
【19日目】1メートルを超したので摘心しました。



(写真/初台「コズミックダイニング」/カレーのセット/1000円)

背にカレーはかえられぬ

2009年05月26日 | 行った!お店カレー


酒は呑め呑め
呑むならば
日本一(ひのもと)この意地を
呑み語りして伝う成り
これぞ真の男唄~

…こう見えても、20代女子のランチタイムであります

看板の「焼きカレー」の文字にひかれて入ってみたお店は、
その名も「九州男唄」。

夜は焼酎や日本酒がうりの居酒屋らしく、


地下の入り口までの道は、お酒が案内してくれる。

奥のほうの席につくと、正面の壁に昭和系アイドルのポスターがずらり。
BGMで小泉今日子の「グッドモーニングコール」が流れていた。
80年代がコンセプトらしい。

ランチはいたってスタンダードな定食。
豚のしょうが焼、若鶏の竜田揚げと日替わり(この日は照り焼きハンバーグ)などがある。
みそ汁、サラダ、ひじきの煮付け、香物つきでこの値段はお手ごろで、
次から次にお腹をすかしたサラリーマンが入ってくる。

「ご注文はお決まりですか?」

「しょうが焼きちょうだい」

「ごはんは普通と小盛いかがいたしますか?」

「じゃあ、小盛りで」

これは、ちょっと意外だった。
サラリーマンといえば「ランチは大盛り」だと思っていたけど、
右に座ったひとも左に座ったひとも「小盛り」!

メタボが真剣に意識され始めているのかな、と思った。

さて、「九州門司港名物焼カレー定食」(650円)が来た。
ご飯に、カレールー、分厚いチーズがのって焼かれている。
スパイス感はあまりなく、やや甘めでハヤシライスみたいなルー。
具は柔らか~く煮込まれたニンジンとビーフが入っている。
私も例にもれず「小盛り」にしたんだけど、チーズとビーフがこれだけ入っていたら
意味ないじゃん…。

ちなみに、冒頭のうたは、箸袋に書かれていたテーマソング?らしきもの。
九州男児でもメタボとか気にするのかしら?

オマケ
緑のカーテンをつくろうとベランダに植えたゴーヤ観察日記。
【16日目】花(雄花)が咲きました!



(写真/神保町「九州男唄」/九州門司港名物焼カレー定食/650円)

好きこそカレーの上手なれ!

2009年05月24日 | 作った!お家カレー
「最近、あんまりカレー作ってないなあ。そろそろ、カレー作りたいなあ」

と思っていた今日このごろ。


久々に、大量のカレーを作るオファーがあり、
「まかせてください!」と、出かけた5月の週末。



赤羽のちょっと先のあらかわ河川敷で、16人前のカレーを作る。
ちょうど、最近みたカレー番組で「バターチキンカレー」を作っていたのをメモしてたので
これは神様の「作ってみんしゃい」という課題だろう、ってことで
私の独断で今回は、「バターチキンカレー」に決定。


「インド風バターチキンカレー」材料
※分量は2人前。【 】は16人前用にアレンジした分量
とりもも肉(一口大)300グラム【1500グラム】
ヨーグルト 1/2カップ【500グラム】
しょうが 2カケ【3個】半分はみじん切り、半分はすりおろす
ニンニク 2カケ【3個】半分はみじん切り、半分はすりおろす
カレーパウダー 大さじ2【大さじ16】
※今回はギャバンの粉スパイスセットを全部煎ったらちょうどこの量になった。
 塩コショウ 少々【少々×8】
 トマト水煮缶 1個【8個】
 バター 大さじ3【200グラム】
 生クリーム 大さじ4【200ミリリットル】

下準備として、(すりおろしたもの)をとり肉と一緒にビニールへ
入れて、よくもみ込むんでおく。


作り方


鍋にバター2/3を溶かす



みじん切りのニンニク、しょうがを
入れて弱火で香りが出るまで炒める


トマト缶を入れて、ふつふつするまで


ちなみに、これくらいの量



下準備したチキンを…




投入!



ときどきかき混ぜながら、弱火で20分煮込む
(ここで隠し味に、コンソメ2個を追加。)



生クリーム、残りのバターを入れて
弱火で10分煮込んで完成!


さいごに、市販のナンを添えてできあがり!

簡単なのに、なかなか、本格的な味で驚いた。評判も上々!
肝はカレーパウダーかなと思っているが、今回はじめて粉スパイスをフライパンで煎って
カレー粉を作った。カレー屋のにおいってここから出ているんだ。と知った。

やっぱり、みんなで大量に作ったカレーを大勢で食べるのって楽しい!


オマケ
緑のカーテンをつくろうとベランダに植えたゴーヤ観察日記。
【14日目】



(写真/あらかわの看板)

老いてはカレーに従う!

2009年05月18日 | 行った!お店カレー
マーク・ロスコの「瞑想する絵画」を観に行ってきた。
千葉県佐倉市にある川村記念美術館は、
出版・印刷業界にいたら知らない人はいないインクメーカーDIC
運営している美術館。
都心からはなれているだけあって、静かで緑もおおく、きもちのいい美術館。

マーク・ロスコはそこで初めてみた(と思う。今まで知らなかったので)。
ニューヨークのレストランに頼まれて描いていた壁画を、
完成間近に現地に行ってみたらイメージと違うと言って契約破棄してしまう。
その行き場を無くした絵を、ロスコは子どものように大事に大事にして
納得の行く「引き取り人」に何度ものやりとりの末、託す。
「自分の絵以外の絵は一切同じ部屋に飾らない」という条件つきで。
それがロンドンの「テート・モダン」と川村記念美術館だという。

テート・モダンとロスコ翁のやりとりの手紙を読んでいたら、
「売る」という概念を一瞬わすれてしまいそうになった。

広い庭をながめながら抹茶をいただき、ぐるりと池をめぐって帰った。

ここに来るために佐倉に一泊したので、夕食をどこかで…と思ってぶらぶらしていたら、

「カレー屋発見!」

「タージュ」という、どこかで聞いたような気がしないでもない名前。
ともあれ、ほかにはコロッケ屋さんくらいしかないので入る。
比較的新しくてきれい。テーブルや内装もきれいめなインド風。
ホールをしているインド人男性がとても礼儀正しくて、
ストライプのシャツを着てスマートだった。

かと思えば、いかにもインドのおばちゃんが民族衣装でホールをやっていたり。
中央にあるキッチンには若いインド人シェフが2人くらいいて、
なんだか家族っぽい店だなあと思った。

メニューは普通のインド料理がひととおり。


(左奥)「カチュンバルサラダ」550円
辛くて酸っぱくて、野菜たっぷりで私の好きな感じ。
(右奥)「チキンハイデラバーディ」950円
かなり辛くて、でも味はあまりしない。強いていえばシナモンの味
(手前)「ミックスベジタブルカレー」850円
こっちはマイルド。普通に美味しい。


巨大なナンとライス

連休の半ばだったけど、地元の家族連れなどで半分以上埋まっていた。
なかなか繁盛していていい感じだった。

そう言われてみると、タージュのハイデラバーディカレーと
ロスコの絵の色はちょっと似ているかも。

オマケ
緑のカーテンをつくろうとベランダに植えたゴーヤ観察日記。
【9日目】




(写真/佐倉「タージュ」外観)

知らぬがカレー!

2009年05月14日 | 行った!お店カレー
趣味は「ウクレレ」「仏像」「タップダンス」「中国語」「きき酒」
好きな国は「シンガポール」。
好きな球団は「巨人」(←ここだけ唯一メジャー)

という、ユニークなお友達と2人でたまに飲みに行く
万華鏡のなかに放り込まれたような、気分になる。
昔からの友達ってわけではないのに話が尽きない。
なんだかすごい。

この日は、彼女が好きなシンガポール料理の店をたまたま発見し、
私も初めてだったのでわくわくしながら入ってみた。
木調でオープンな店内は、どこかアジアンムード。
入った瞬間、

「む!シンガポールのにおいがする!」

と反応したが、私には全然わからない。

ちなみに学生時代に1度だけシンガポールには行ったんだけど、
マーライオンを見てインド人街でカレーとビリヤニを食べて終わった。

「ナシゴレンなら食べたけど」

「それは、マレー料理!」

「そうだったんだ…」

彼女は旅行会社の添乗員で海外を飛び回っていたりするので、
各国料理や文化全般にすごく詳しいのだ。
話してると、まだまだ知らないことがいっぱいあることに気づかされる。

「おや?メニューの“サンバル”って、インド料理のサンバル?」

「ううん、これはシンガポールの醤油みたいなもので、
現地の人は何にでもかけるんだよ。絶対おいしいから食べてみて!」

確かに「キャロットケーキ(大根餅の卵炒め)」に
サンバルソースをつけて食べてみたけれど、
南インドのサンバルとは似ても似つかなかった。
赤くて、海老みたいな味がしてほんのり酸っぱくておいしい。

「あ、カレーがあるよ!頼んでみよう」

ちょっと高いので気が引けてたけど、そう言ってくれるなら…と
1690円の「フィッシュヘッドカレー」を遠慮無く注文。

白身魚(?)のカシラが丸ごと入ってて、見た目はすごい迫力。
でもココナッツミルクが入っているのでまったりマイルドで、
スパイス&酸味が少しずつ効いている。
野菜はミニトマト、ナス、おくらが入っててバランスも良い。

そして、付いてきたライスが超おいしい!
ジャスミンライスで炊いた香り米に、しょうがの刻みが混ざっていて
風味がすごい!
カレーもおいしかったけど、このライスは絶品だった。

食べながら、仕事のことや恋愛のこと、ひたすら話していた。
次合うときは、どんな話をするんだろう?

オマケ
緑のカーテンをつくろうとベランダに植えたゴーヤ観察日記。
【5日目】



(写真/六本木「カフェSINGAPURA」/フィッシュヘッドカレー/1690円)

臭いものとカレー!

2009年05月12日 | 行った!お店カレー
「調味料で好きなもの」は何ですか?

「マヨネーズ」
「ゆず胡椒」
「カレー粉」
「ごま油」

などなどが、上がってくるのでしょうか。

調味料?というかスパイスだけれど
私は「ブラックペッパー」に弱い。
めったに買わないポテチでも「ブラックペッパー味」となると、つい手が。

                  

さて、カレーには、数々のスパイスが使われている。
そのため、完成されたカレーに、調味料を加えるってことはあまりない。

ところが、調味料のなかでも個性的な「アレ」が置いてあるお店に出会った。
学芸大学駅にある「SYNC(シンク)」。
雨降る学芸大学駅に降り立った。

東急東横線は、オシャレな空気と庶民的な空気が混在している。
この駅に降りたのは初めてで、地図を見ながら東口商店街をくだる。
小さな商店が左右に連なっていて、
花屋や古着屋、100円ショップなどある中、リサイクルの洋品店(ご婦人向け)が
とても多いのが目に付いた。
「ブランド好きの賢い主婦」が多そうな街だなあと思った。

2、3分歩いて右手の細い道を曲がると、いきなり住宅地になる。
その右手に隠れ家カフェみたいなお店があり、これが「SYNC」。
のぞくと、狭い店内だけど幸いカウンター席が空いていて、雨の中外で待たずに入れた。
テーブルの上にガラス瓶に入った茶色い液体があって、
「何だろう?」とニオイをかぐと、

「臭っ!」

それはナンプラーだった。
料理に入れるとおいしいんだけど、嗅いだときのニオイはちょっと苦手。
タイカレーではないのに、なぜナンプラーが??

ともあれ、メニューから「野菜カレー 1000円」を注文。
そして、カウンターの上に紙で「オススメトッピング」とあったので
「ナンプラーたまごとカマンベールチーズのハーフトッピング +200円」も追加。

マスターらしき人がひとつひとつフライパンを使って作っているようで、
出てくるまでに10分くらいかかった。
玄米ごはんにつづいて、カレーが渡される。

「あれ、ナンプラーたまごってどこ??」

野菜の奥も探したが、見当たらず聞いてみると

「あ、失礼しました」

とのことで、仕切り直し。
(写真は仕切り直したもの。)

野菜は、ほうれん草、おくら、キャベツ、ナス、ミニトマト、スナップえんどう
ズッキーニなどが素揚げされて入っていて、満足感は高かった。

ルーは、さらさらのスープカレー風。特に特徴はなく、やや物足りないかも…。
ただ、ナンプラー玉子が入ると、いいアクセントになる。
カマンベールはとろとろとけてこれはいいアイデアだなあと思った。
ライスは玄米と麦いりでポイントが高いが、量がちょっと少なめ。

「あ!物足りない人は、ナンプラーで調節するんだ!」

と気付き、テーブルの上に置かれていたナンプラーを入れたら美味しかった。
調味料の力を感じた。


オマケ

緑のカーテンをつくろうとベランダに植えたゴーヤ観察日記。
【3日目】






(写真/学芸大学「SYNC」/野菜カレー1000円+ナンプラーたまごとカマンベールチーズのハーフトッピング+200円)

引越しカレーの銭失い!

2009年05月09日 | 行った!お店カレー
三鷹早稲田三鷹笹塚笹塚神楽坂。

これがこの11年で移り済んだ場所。
11年で6か所ということは、
約2年に1度のペースで引越しをしていたことになる。
(確かに、契約を更新したのはこの中で1回だけ。)

「え!また引越したの!?」

と、いろんな友達に言われ、今さらながらちょっと反省したりしている。
「年賀状が戻ってきたよ」と言われることも数回あったし、
「筆まめ」の更新も面倒だったことでしょう。ごめんなさい。

たぶん、もう引越しはないと思うので、引越し貧乏からも卒業です。

さて、地下鉄東西線は、神楽坂→早稲田→高田馬場→落合→中野まで行ったあと、
日中はそのまま総武線に接続して、三鷹まで直通している。
なので、これに乗ると笹塚以外の「懐かしい街」を通るため
学生時代に戻ったみたいでノスタルジックな気分になる
(逆に、飯田橋→九段下…大手町の方面は、就職活動や社会人になってから
行くようになったので、休日でも仕事に行くみたいな気分

それで久しぶりに、東西線に乗って吉祥寺まででかけた。
吉祥寺はカレーの激戦区。でも、それぞれがスタンスをしっかり確立している。
「くぐつ草」「武蔵野文庫」「伊万里」「ガネーシャ」「MOMO CURRY」…と思い出して
どこのカレーにしようか迷ったあげく、本当に学生時代以来となる
Oh!INDIA(紹介記事)」に決定!

場所は、井の頭公園に向かう道沿い。
夜なのに人通りが多いのも中央線沿線の道だなあと思う。


店の前に置かれた野菜

ここは、女性スタッフだけで作っているとうことで有名。
確かに看板の雰囲気や野菜の並べ方に、女性らしさを感じる。
先日紹介した「キャンプ」は同じく野菜が外に置いてあったが
段ボールのまま無造作に置かれていて、いかにも男性っぽい。

メニューはシンプルで、たまご、チキン、牛すじ、角煮、野菜とある。
野菜と迷いつつ、玉子カレーが意外とレアなので、これにしてみた。


たまごカレー 500円

フルーツのチャツネが効いていて、甘辛系だけどいやらしくない。
辛さはHOT,MIX,MILDの3段階で中辛にあたる「MIX」でもそこそこ辛かった。
たまごとカレーって、「まあ普通に合うでしょうね」くらいにしか
思っていなかったけど、これが想像以上にマッチング。
具がたまごだけでも、全然いける

それにここのたまごカレーは、1種類だけ500円と妙に安い。
一緒に「本日のスープ&サラダセット+300円」も頼んでみたら、
ゆず胡椒と根菜の上品なスープだった。

女の子一人でも入れるいい雰囲気のお店だけど、男の人にもファンが多そうだ。
代々木の「キャンプ」とハシゴしてみると、おもしろいかも?

(写真/吉祥寺「OH! INDIA」看板)

エコから出た実!

2009年05月06日 | 行った!お店カレー
「緑のカーテン」が最近、注目されているのを知ってますか?

ヘチマやゴーヤなどのつるが伸びる植物を庭やベランダなどで育てると、
日よけ効果で室内の温度も下がってエコになり、実も食べられるという
一石二鳥の取り組み。

私も、この夏はベランダでゴーヤを育てようと思い立ち、
連休中にホームセンターへ行ってきた。
まったく園芸初心者なので、超基本的なことからお店の人に教わって
プランター、土、支柱、ネット、肥料、ゴーヤの苗などをひととおりゲット。
あと、オリーヴの木も。
うまく育てられるか不安だけど、なんだか夏が楽しみだ

さて、「野菜たっぷりのカレー」

といって思い出すのは、早稲田と中野にある「ヤミツキカリー」、
武蔵小金井の「プーさん」、
そして代々木の「キャンプ」が私のベスト3。

「キャンプ」は季節によっていろんな野菜が使われたカレーが登場するので、
この季節ならどんな野菜が使われているのかしら?と思い、行ってみた。

写真の「1日分の野菜カレー」990円には、
ピーマン、トマト、ブロッコリー、ナス、じゃがいも、キャベツ、
アスパラ、パプリカ、カリフラワーなどたっぷりの野菜

みるみる元気が湧いてきた~!

栄養うんぬんよりも「野菜をたっぷり食べている」っていう気持ちで元気になれる。
充電された感じ。

ちなみにここのフォークとスプーンは、写真のようにスコップの形になっていてステキ
紙ナプキンなどと一緒に飯ごうに入って出てくるのも
野外で食べているようなムードを味わえる。


(写真/代々木「キャンプ」/1日分の野菜カレー/990円)

カレーは道連れうまいな酒!

2009年05月03日 | 行った!お店カレー
いかがお過ごしですか?春の大型連休
東京は、いまのところ快晴がつづいています。

春~夏というと、「おいしい野菜」が出回る季節。
そら豆とか、アスパラガスとか、春キャベツとか!
昨年から通っている料理教室では旬の素材を使った野菜料理を習っていて、
ちょうど1年前の5月からスタートしたので、今年は復習で家で作ってみようかな~
と、思っているところ。
旬の野菜は栄養がたっぷりで、しかも普段よりも安くなるからいいことずくめなのだ

さて、4月にミッドタウンのデリーで2周年キャンペーンを開催というDMが来て、
なんとタンドリーチキンの盛り合わせがサービスになるとのこと!

「これは、行かなきゃ!」

ということで、カレー好きの先輩と一緒に、夜のミッドタウンへ。
仕事の後に街へ繰り出すのっていつでもわくわくする。しかも六本木
地下鉄を乗り換えて、ミッドタウンの一角へたどり着く。


「お、スペシャルカレーディナーセットっていうのがあるみたい」

「いいですねえ~これでいきますか?」

ということで、そのセットを2つ注文し、サービス券も渡して。
まずは…ビールで!


インドのビール「キングフィッシャー」は、
カラリとしていて飲みやすい。
おつまみにインドではポピュラーな、細々したミックススナックがついてきた。

「仕事のあとは、これだねえ~!」

つづいて前菜。サモサかスープかチョイスできたけど、タンドリーチキンもあるので、
「アスパラガスとチーズのポタージュ」に。


旬のアスパラガスをポタージュにしたちょっと珍しいスープ。
ビールで上がったテンションがすこし落ち着く。

そして、噂の「タンドリーチキンの盛り合わせ」。


左からラムチョップ、串に刺されたシクカバブ、タンドリーチキン。
ラムチョップにかかった少し酸味のあるソースがうんまい。
シクカバブはしっかり辛くて、またビールが進む進む。
チキンはやわらかくて、おいしい。
普通ならこれで2000円くらいするみたいなのに、サービスなんて、泣ける。

つづいて、ラタテュイユのインド版「春野菜のジャルフレッジ」。


具は見てのとおり盛りだくさんの野菜だけど、ちやんと全部の野菜が2こずつ
入っていて感動した。これでトリッコしなくて済む(←小学生か)

カレーはメニューにある全てのカレーから好きなものをチョイス。
POPで期間限定の「春キャベツとココナツのチキンカレー」を発見し、これに。


マイルドでトロトロで、まさか「カシミールカレー」と同じ店のカレーとは思えないけど、
それが「デリー」の幅広さ・柔軟さといえなくもない。
ココナツミルクたっぷりのルーにキャベツとチキン、ゆで玉子が入っていたのは
ポイントが高かった。

「大満足ですね~」

おみやげに、カレーペーストをまとめ買いし(これもキャンペーンで安く買えた)
地下鉄で別れた。

「じゃあおつかれ!また明日!」

1人になった地下鉄で、また明日!ってひびき、いいなあ~と思った。
学校や職場みたいに毎日顔を合わせる人としか使わないあいさつ。
「元気で会おうね!」って、笑いあうことで
明日がちょっと楽しみになる魔法のことばなのかもしれないなあ。

あと1年に1回だけ使える「よいお年を!」も好き。

それでは、みなさんよい連休を!


(写真/六本木ミッドタウン「デリー」/スペシャルカレーディナーセット/1800円)