ひさしぶりに、新宿で夕食を食べることになり
「どこにする?」
「新宿だったら、ボンベイかカンジーかムットか…」※選択肢はカレー
「インド料理系じゃないほうがいいな」
「じゃあ、久々に中村屋っていうのはどう?」
と、いうわけで新宿中村屋本店の「ルパ」へ。
ここのレストランは、言ってみれば「ちゃんとしたフェミレス」。
家族や友達と気軽に入れるレストラン。
カレー以外にも中華やオムライスなどバラエティに富んでいる。
【純印度式カリー】には、
定番の「インドカリー」(1470円)のほかに、
さらにマイルドな「コールマンカリー」(1785円)
ココナツ風味の「シーフードと野菜のカリー」(1680円)
などがある。
中村屋HPの「おいしさの秘密」によると、
カレーは出来てから2時間以内に提供するように心がけているらしい。(以下、HPより引用)
「カレーは一晩寝かせた方が美味しい」、こんな言葉、よく耳にしますよね。
でもそれは小麦粉を使った英国タイプのカレーに対して言えること。
中村屋のチキンカリーにおいては、一晩寝かせるなどもってのほかです。
インドカリーは、味は勿論、スパイスの香りも楽しむものです。
そのスパイスの香りは時間がたつほどに飛んでしまいます。
だからこそ中村屋では2回に分けてスパイスを投入しています。
また、煮込みすぎると鶏肉が硬くなりパサついてしまうのも煮込まない理由の一つです。
中村屋では、出来上がってから2時間以内にインドカリーをご提供しています。
そのため調理は時間帯によって20~200人前に食数を調整。
言うのは簡単ですが、切らしてはいけないし、余り過ぎてもいけない、
そこにはデータの蓄積と料理人の勘が存在するのです。
こだわっているのは提供時間だけではありません。
一番美味しい時に、一番美味しい状態で召し上がっていただきたい、そんな思いから、
提供する際の温度にもこだわりを持っています。
勿論、ソースポットとお皿は暖めておきます。
そしてカリーは約85℃、ライスは約60℃に温度管理しています。
口に運んだ時丁度良い温度で、スパイスの香りが口の中いっぱいに広がるように工夫しています。
素材、調理、提供すべてにこだわりを持ってこそ美味しいインドカリーが生まれるのです。
(引用ここまで)
ふ~ん、それでなのか。
実は、だんなさんが注文したスープカレーはわりとすぐに出てきたのに
私のインドカリーはなかなかこなくて、
「名店なのにオーダーミス?」
と、ヤキモキしていたのだ。
インドカリーには特にこだわりがあるゆえに、提供時間がかかるのだろう。
で、こちらがその「スープカリー」(1575円)。
野菜がたっぷり入っていて、ひとり用カレー鍋といった感じ。
ライスかパラタか選べる。
「パラタ!パラタ!」
インドのコーチンで食べたパラタが本当においしくて、それ以来パラタには目がないので
中村屋のメニューにもパラタを見つけてうれしかった。
のだが、、、、
「小さすぎっ」
このパラタ、極小サイズなのだ。どう見てもスープカレー1杯に対応できる大きさではない。
味はおいしいけれど、ここは、ライスが正解
というか、パラタが合うのはむしろ、とろみのある
インドカリーやコールマンカリーなのではないか。
スープカレーはもっともライス向きのメニューなのに
なぜかスープカレーのセットにのみパラタがある。
結局、追加でライス(200円)を注文することに。
中村屋でカレーを食べる時は、一度インド料理の知識とか先入観を捨てた方が
いいのかもしれない。
それこそ、ファミレスで初めてカレーを食べる時のような気軽な期待で食べた方が
「おいしい!」って素直に思えるのかも。
ちなみに、HPには「レシピ別スパイス選び」などあり、
家庭で作る本格的インドカレーの指南もある。
これは、一見の価値ありです。
(写真/新宿「中村屋本店ルパ」/インドカリー/1470円)
「どこにする?」
「新宿だったら、ボンベイかカンジーかムットか…」※選択肢はカレー
「インド料理系じゃないほうがいいな」
「じゃあ、久々に中村屋っていうのはどう?」
と、いうわけで新宿中村屋本店の「ルパ」へ。
ここのレストランは、言ってみれば「ちゃんとしたフェミレス」。
家族や友達と気軽に入れるレストラン。
カレー以外にも中華やオムライスなどバラエティに富んでいる。
【純印度式カリー】には、
定番の「インドカリー」(1470円)のほかに、
さらにマイルドな「コールマンカリー」(1785円)
ココナツ風味の「シーフードと野菜のカリー」(1680円)
などがある。
中村屋HPの「おいしさの秘密」によると、
カレーは出来てから2時間以内に提供するように心がけているらしい。(以下、HPより引用)
「カレーは一晩寝かせた方が美味しい」、こんな言葉、よく耳にしますよね。
でもそれは小麦粉を使った英国タイプのカレーに対して言えること。
中村屋のチキンカリーにおいては、一晩寝かせるなどもってのほかです。
インドカリーは、味は勿論、スパイスの香りも楽しむものです。
そのスパイスの香りは時間がたつほどに飛んでしまいます。
だからこそ中村屋では2回に分けてスパイスを投入しています。
また、煮込みすぎると鶏肉が硬くなりパサついてしまうのも煮込まない理由の一つです。
中村屋では、出来上がってから2時間以内にインドカリーをご提供しています。
そのため調理は時間帯によって20~200人前に食数を調整。
言うのは簡単ですが、切らしてはいけないし、余り過ぎてもいけない、
そこにはデータの蓄積と料理人の勘が存在するのです。
こだわっているのは提供時間だけではありません。
一番美味しい時に、一番美味しい状態で召し上がっていただきたい、そんな思いから、
提供する際の温度にもこだわりを持っています。
勿論、ソースポットとお皿は暖めておきます。
そしてカリーは約85℃、ライスは約60℃に温度管理しています。
口に運んだ時丁度良い温度で、スパイスの香りが口の中いっぱいに広がるように工夫しています。
素材、調理、提供すべてにこだわりを持ってこそ美味しいインドカリーが生まれるのです。
(引用ここまで)
ふ~ん、それでなのか。
実は、だんなさんが注文したスープカレーはわりとすぐに出てきたのに
私のインドカリーはなかなかこなくて、
「名店なのにオーダーミス?」
と、ヤキモキしていたのだ。
インドカリーには特にこだわりがあるゆえに、提供時間がかかるのだろう。
で、こちらがその「スープカリー」(1575円)。
野菜がたっぷり入っていて、ひとり用カレー鍋といった感じ。
ライスかパラタか選べる。
「パラタ!パラタ!」
インドのコーチンで食べたパラタが本当においしくて、それ以来パラタには目がないので
中村屋のメニューにもパラタを見つけてうれしかった。
のだが、、、、
「小さすぎっ」
このパラタ、極小サイズなのだ。どう見てもスープカレー1杯に対応できる大きさではない。
味はおいしいけれど、ここは、ライスが正解
というか、パラタが合うのはむしろ、とろみのある
インドカリーやコールマンカリーなのではないか。
スープカレーはもっともライス向きのメニューなのに
なぜかスープカレーのセットにのみパラタがある。
結局、追加でライス(200円)を注文することに。
中村屋でカレーを食べる時は、一度インド料理の知識とか先入観を捨てた方が
いいのかもしれない。
それこそ、ファミレスで初めてカレーを食べる時のような気軽な期待で食べた方が
「おいしい!」って素直に思えるのかも。
ちなみに、HPには「レシピ別スパイス選び」などあり、
家庭で作る本格的インドカレーの指南もある。
これは、一見の価値ありです。
(写真/新宿「中村屋本店ルパ」/インドカリー/1470円)