CURRY_SAMBA

カレーにまつわるエトセトラ。

波乗り de カレー!

2008年04月29日 | 行った!お店カレー
赤い夕陽を浴びて/風が水面に帆をたてる
やがて消えゆく愛の灯に/人は追いすがる
                   (「波乗りジョニー」より)

これは2001年に発売された桑田佳祐のシングル曲。
どの曲もそうだけど、情景と心情を絶妙に表現した歌詞は見事だと思う。

で、この曲とおそらく関係はないんだけど、御茶ノ水駅のほど近くに
カレー屋ジョニー」という食券&カウンター系のカレー屋さんがある。
前回紹介した「ゴーゴーカレー」とノリは近いが、
チェーン店ではないらしい(店長が桑田ファンかどうかは、要調査ですね)。

細長い建物で、入り口も狭く、ともあれ食券を買う。
メニューは10種類あるが、このうち5つはトッピングによるものなので、
ルーとしてはプレーン、チキン煮込み、ビーフ、コルマ、カシミールの5つと思われる。

「ん?コルマ、カシミールっていえば…」

そう、かの大御所「デリー」のオリジナルカレーでは。
「玉葱をトロトロになるまで煮込んだヨーグルト仕立てのパキスタンカレー(コルマカレー)」
「隠し味にじゃがいもを溶け込んだ、激辛のインドカレー(カシミールカレー)」
という説明からも、デリーのカレーを真似た感じがする。
大丈夫なのかなあ、そのままのネーミングは…。

2つが気になりつつも、まずは「プレーンカレー」から試すことにした。

55と同じ銀色の器に、ライスとサラサラ系のルー。
においをかいでみると、トマトの香り。
食べてみると、あまりくせがなく、ミートソースのような感じでこどもが好きそうな味。
私的にもけっこう好みかも。

メニューを見たら、コリアンダーの荒びきを使用していると書いてあった。
あとは、30種類ものトッピングが充実していて、プレーンに何かをトッピングすれば
オリジナルの組み合わせが可能。あきないのは、55よりジヨニーとみた。

ちなみに水でくらべると、55は「アルカリイオン水」使用、
ジョニーは「紀州備長炭ミネラル水」使用とのこと。
御茶ノ水でおりてカレーを食べたくなった場合、
「ゴーゴーカレー」へ御茶ノ水橋口から
「カレー屋ジョニー」へは聖橋口から降りるとベストです。

                       

ところで、桑田さんの名歌詞といえば、ぱっと思い浮かぶのがこの曲。

冷たいシャツは夢のあと/誰かが残した蜃気楼
今日も通り雨 夏が遠ざかる/愛しい人は帰らない
                (「君だけに夢をもう一度」より)

この歌い出しだけで、部屋の情景や、感情や、夏の気温まで想像されて
聴くたびにすーっと夏の風が胸に吹いて消えていく。

山下達郎の「クリスマスイヴ」と、甲乙つけがたい名歌い出しだと思う。


(写真/御茶ノ水「カレー屋ジョニー」/プレーンカレー/400円)

55 de カレー!

2008年04月25日 | 行った!お店カレー
中学や高校時代、歴史の年号(西暦)を暗記するのに
「ゴロ合わせ」を使って覚えていた経験は誰にでもあると思う。
それだけを集めた本もたくさんあったし、載ってないときは自作したりして。
(いまや、まったく覚えていませんが。。

前回の記事のように、記憶系にめっぽう弱いので、
聞かれることが多い仕事の電話番号も、ひそかに「ゴロ合わせ」で覚えていた。
その一部に「55」があったので「○○ゴーゴー!」とハイテンションの
ゴロ合わせを使っていたんだけど、最近、電話番号をもらえ(今までは間借りしてた)、
ゴーゴー!ではなくなってしまった。

「何かいいゴロ合わせはないかなあ」

と、しばらく考えていたら、ふと浮かんだ!
「よむサンバ!」

踊るのでもなく、聴くのでもなく、読むサンバ。(このブログとも好相性!)
われながらいいゴロが見つかって、安心した。

              

さて、今日のカレーは「55」にちなんだカレー。
「55」といえば、誰を思い浮かべますか?
野球好きならすぐに出てくるはず。
そう!結婚を発表したばかりのヤンキース松井選手の背番号。

そのお店の名前もそのまま「ゴーゴーカレー」。
新宿の1号店をはじめ、じわじわ店舗数を増やしている要注目のチェーン店である。

数年前、松井と同じ金沢出身の店長が、松井を応援しようと始めたとのことで、
とにかく「5」へのこだわりがすごい。
どこの支店も電話番号の末尾が必ず「55」。
営業時間は「10:55」~「22:55」(店に寄るが、かならず55)。
新しくオープンする店は必ず「5」の付く日。

ちなみに、1年前の5月5日にはニューヨークにも出店していて、
やっぱり電話番号が「5555」になっている(よくがんばったなあ)。
本当は5番街が良かったらしいけど、高級ブティック街で断念したものの、
タイムズスクエアから徒歩「5」分らしい。
この徹底ぶりには拍手

さて、近場の「ゴ-ゴ-カレー」へ行ってみた。
お店の人たちがユニホーム姿でとても明るい。食券&カウンターのスタイルは男性向けで、
やはり名物は「ロースカツカレー」のもよう。
食べてみようか迷ったけどぽっこりが気になるため「ヘルシーカレー」に。

銀色の器に、ライス、ルー、千切りキャベツがのっている(キャベツはおかわり自由)。
まず、ライスから食べてみる(←基本)と、風味があってすごくおいしい!
何でも、自社農場と契約農場で育てたゴーゴーカレー専用「カルゲンコシヒカリ」らしい
そしてルーはというと、黒くて、こってりしたブルドックソース、という感じ。
インド風か和風か欧風か、強いていうなら欧風になるのかな。
やや好き嫌いがわかれそうな気がした。

ちなみに5月5日は「ゴーゴーバースディ」とのことで、
全メニューが500円で食べられるとのこと(一部例外あり)
ゴールデンウイークの予定が何もないという方、ゴーゴーですよ!

次回は、同じ界隈にある同じく食券&カウンター系のライバル店を紹介します。

(写真/御茶ノ水「ゴーゴーカレー」/ヘルシーカレー(プレーンの小盛)/500円)

カナ? de カレー!

2008年04月24日 | 行った!お店カレー
「にわとりは3歩あるくと忘れる」
と言われている。

正直に告白すると、私の記憶力もにわとりレベル(汗)
まあ、一晩くらいは覚えているんだけど、3日もたてばおおかた忘れてしまうため、
重要だと思ったことを書いておくメモと日記は欠かせない。

たしかに、仕事とか勉強には超不利なんだけど、嫌だったこととかケンカとかしても
ほとんど根に持たない(すぐ忘れる)ので、人とこじれることはめったにない。
たいがいの出来事は忘れているので大丈夫(笑)
(逆に、ハッキリ覚えていることは、相当インパクトがあったという証拠です。)

なので、行ったお店や食べたカレーの感想もちゃんとメモしておかないと
「おいしかった!」
「いまいちだった」
程度しか覚えていなかったりするんですね。

なるべくメモをとっているけど、一緒に行く相手やその場の雰囲気によっては
失礼なので、ニワトリの脳でがんばって記憶することになる。

で、そういう時はブログを書くときもあいまいになってしまい、
「~だったカナ」という自信のない表現になる。

今回行ったのは、そんなお店「カナ」。
ランチメニューは780円~1500円で、
一番安いAランチでもサラダ、ナン、ライス、チキンカレーと
パラクパニール(ほうれん草とクリームチーズ)がセットになっている。

デフォルトで(=選択ではなく)パラクパニールが付いているのは珍しいなと思った。
チキンカレーはチキンにもちゃんと味がしみていておいしかった!
もらったチラシによると、デリバリーもしている世田谷支店と
アジアン屋台村アリババという姉妹店もあるらしい。
(↑これはチラシにあるので確かですよ。)

って感じカナ。この日は打ち合わせも兼ねていたので、メモはできず。
でも、ケッコウおいしかったですよー!!

(写真/西新宿「KHANA」/Aランチ(チキンカレー&パラクパニール)/780円)

神保町開拓 de カレー!

2008年04月20日 | 行った!お店カレー
東京での新生活が始まって丸10年
10年前の私は

「代官山ってどこ?」
「パルコって何?」
「京王線ってJRの1つ?」

ってキョロキョロしていたと思う。
東京には開拓する場所がたくさんあって、週末ごとにワクワクしながら飛び回っていた。

ちょうど先週、朝のラジオの「新東京人へのオススメスポット」という特集で、
「古本とカレーの街」神保町が紹介されていた。

10代の新東京人にとっては「名前は聞くけど、いずれ行ってみようかなー」くらいの
感じだと思う。
同じく上京したばかりだったのDくんは「かんぽちょう、かんぽちょう」と呼んでいて
それが「神保町」のことだとわかるには、時間がかかった(笑)。
今となっては楽しくてかわいい思い出。

さて、そんな神保町に比較的新しくできたのが水道橋と御茶ノ水とのちょうど真ん中にある
「パンチマハル」。
「~マハル」といういかにもインドっぽい名前はよくあるけど、
「パンチ」って…?


黄色い看板が目印

中に入ると、いろんな飾りが天井や壁に飾られていて、インド&アジアンムード満々。
でも、ここはいわゆる「インド人がやっているカレー屋」ではなくて、
「パンチマハル」オリジナルTシャツ(?)を着た男性が一人で切り盛りしていた。
無愛想、というわけではないんだけど、一人でホールもやったり
カレーも作っているので、何だかいっぱいいっぱいの様子。

メニューを見て「へ~」と思った。
まず、
スープカレー(チキン/キーマ/野菜)各850円
スープカレーヌードル(チキン/キーマ/野菜)各850円
和風ポークカレー 950円
インドカレー 950円
ドライカレー 850円
石焼ドライカレー 950円
というラインナップがちょっとめずらしい。

スープ系が得意なのかなと思いきや、和風、インド、ドライ、石焼の4つには
「スペシャルのため時間がかかる場合が有ります」という説明が。

私の場合、初めてのお店では一番メインのカレーを食べてみることにしているんだけど、

「う~ん 何を食べたらいいんだろう」
とかなり悩んでしまった。

まあ金曜日の夜だったので、ビール(日替わりのアジアンビールが数種類)と
それに合うカレーということでドライカレーにしてみた。
+400円でサラダとドリンク、自家製カスタードプリンがつくというので
それも注文。

ドライカレーは「カフェ・ハイチ」のそれと似た形で
上にトマトとコリアンダーリーフ(パクチー)、ごまが乗っている。
私の場合、まずライスを食べてみるんだけど、おや?ライスが変わっている。
クミンやごまがはいっていてプチプチとした食感。これはポイント高い!
ドライカレーは不思議な味で、いままで食べたことのない新しい感じ。
コリアンダーリーフとよくマッチしている。
辛さ1でもけっこう辛くて、ビールと合わせて一気に夏にトリップした気分。


自家製カスタードプリン

そして、最後にドリンク(アイスチャイにした)とこのプリンが辛さをしずめてくれる。
自家製カスタードプリンは、こんなカワイイ器で出てきて、クオリティが高い。
スイーツ好きの女性にも、男性にも、おすすめのデザート

お客さんは2、3組だったんだけど、お昼はちゃんと回っているのかなあ?
と思い会計時に

「ランチは混みますか?」って聞いてみたら

「12時から13時はやっぱり混みますね。なるべくその時間をさけてほしいです」

と、キッパリおっしゃった。
カレーもおいしかったし、メニューもバラエティに富んでいるのでランチにも行きたいけど、
お店の人がいっぱいいっぱいだと落ち着いて食べられないから
夜に行くほうが無難かな、と思った。

ちなみに日曜日は定休日、土曜日は昼のみの営業とのこと。
開拓するなら、平日か土曜のランチで!

(写真/神保町「パンチマハル」/キーマカレー/700円)

恋の季節 de カレー!

2008年04月17日 | 行った!お店カレー
春だから、かな。
ここんとこ急に、恋愛の話題が多くなった。

「つき合うことになったよ~」
「ついに結婚することになりました!」の報告もあれば、
「別れることになるかもしれなくて眠れない…」の相談もあったりして。

そんな恋愛の話を聞きながら、すっかり落ち着いてしまった私は
「なんか、いいなあ~」と思ってしまう。

折りしも、電車の中で見た「サントリー黒ウーロン茶」の広告で、
「もう一度恋愛したいと思うYES60% NO40%」みたいな円グラフがあって
(でも調査対象は「既婚者」とは特に書かれていなくて)むむむ、どういう調査なんだ?
ってモヤモヤしてしまった。
未婚者ならもう何度でもどうぞ! だし、恋愛のカリスマ瀬戸内寂聴さんに言わせると、
「結婚していたって恋愛はできるのよ。ただし、自分の心の中でこっそりね」
とのこと。(名言ですね!)

その点、カレーはいい。
一生に1つのカレーって決める必要はないんだから、出会いは無限にある。
好きになったら、毎日たべたって、誰も文句いわないし。
他にいいお店を見つけたって、心の中にこっそりしまう必要もない。
最近出会ってときめいたのがこのお店。
秋葉原のはずれにあるインド風カレー専門店「ベンガル」。
コーヒーが香りそうなレトロな店内は、入ってみると陽射しが入って明るくて、落ち着く雰囲気。
厨房がのぞけるカウンター席に、テーブル席、そして外にもテーブルがあって
いろんな形で楽しめる。

ランチは800~1000円くらいで、ビーフ、キーマ、チキンなど
スタンダードなメニューが揃っている。セットでついてくる野菜スープが、透明なのに
しっかり味があって、クミンの味もほんのりしていてとっても上品。
カレーが来る前の気持ちをじわじわ高めてくれる。
この日はナスのドライカレーを注文。
ライスの水加減がちょうどよく、ルウは熱々で深みのある辛さ。
クコの実が入っていてアクセントになっていた。
おいしいカレーとの出会いはドキドキして、次はどのカレーにしようかと楽しみになる。
このお店にはオリジナルのルウやスパイスもある上、新鮮なスパイスの量り売り
もしてくれる。クミン、クローブ、カルダモン…カレーに必須のスパイスが
小袋で売っていたりする。それを見て、この店は、本気だ!と思った。

「恋がしたい」って思ったら、とりあえず出かけてみましょう
きっといい出会いがありますよ。

(写真/秋葉原「ベンガル」/ナスのドライカレー/1000円)


韓流 de カレー!

2008年04月13日 | 行った!お店カレー
新種のカレーに出会った。
韓国料理の「カムジャタン」とカレーがコラボレーション

「カムジャタン」とはじゃがいもの鍋料理で、ソウル・ナビによると、
「豚の骨の中でもしっぽと背骨を長時間ぐつぐつ煮込んだスープをベースに
粉唐辛子とゴマ、ニンニクでピリッと辛みのあるコクスープを作り、
それにネギやエゴマの葉、ぶつ切りのジャガイモを入れて煮た鍋のこと」

煮込んだスープに、唐辛子、ニンニク、ジャガイモ…
これだけで、カレーの要素を7割は満たしている。
一体どんなカレーができるのだろう??

向かった先は西新橋界隈にある「草の花」。行ってから知ったんだけど、
「紅虎餃子房」を運営している際(キワ)コーポレーションのお店らしい。
(でもまだHPにはのっていません。↑)

際コーポレーションは飲食店のほかに洋服屋・家具屋なども幅広くてがけていて
福生・横田基地の正面にある「DECODEMODE(デコデモデ)」では
米軍放出家具や60年代~70年代の中古家具がたくさん揃っている。
ちょっと遠いけど、アメリカンな気分が楽しめる(福生のアメリカンダイナーもオススメ)。
そんなバックグランドがあるからか、際のお店はインテリアにもこだわりがある。


西新橋と虎の門の間の路地にある。
韓流…ではなく、和風な入り口。


2階へ上がると、これまた和風の座敷。
夜はここでマッコリなども飲める。
マッタリしそうだなあ~。

さて、「カムジャタンカレー」。
まず見た目からして辛そう!
ベースはサラサラしていてスープカレーみたいなんだけど、ザラついた舌触り。
なんと、コレは唐辛子のザラザラ!
一緒に行った先輩は

「おいしいけど辛い…」
とけっこう辛そうだった。

(ツライとカライが同じ漢字なのは確かに一理ありますね。)

オプションで付けた温泉玉子とじゃがいもの時だけ少し休めるけど
終始辛さとのたたかいだった。
正統なカレーの味ではないが、ごはんにかかった辛いスープはやっぱりカレー。
汗をかいてスッキリしたいときにオススメかも。
夏は迷わずイゴチュセヨ!

(写真/西新橋「草の花」/カムジャタンカレー(+温泉卵)/950円)

裏技 de カレー!

2008年04月10日 | 作った!お家カレー
先日、学生時代の後輩のCくんに、
「最近、カレー作ってますか?」
とズバリ聞かれて(彼はいつもズバリと聞いてくる)
「うう、食べ歩きが多いかも…」
と、ドッキリする私。

「でも最近カレーブログ見てません」
と、失礼な発言も変わっていない。
(これでも新進気鋭の新聞記者。失礼なインタビューしてなきゃいいけどなあ)

それで思い出したように、夕食にカレーを作ることにした。
それも、特殊なインドカレーではなく、普通のルウを使ったカレーを作ることにした。

で、材料を買いに、たまにいく「ちょっと良い」スーパーに行ったら、こんなものを発見!
「カレーの裏技」(南部どりのスープ。にごりのない透明なタイプ)

今回は、コレを使って、普通のカレーがどんなものに変化するか実験してみた。
(おまけに、トダチーニョ流カレー作りの裏技もご紹介!)

 今回のポイント


ハウスバーモントカレープライムを使用。
いたって普通のルウ。


裏技1:前日に買ったとり肉(ももカレー用)を
カレー粉とヨーグルトであえて寝かしておく。


裏技2:書かれている材料のほかにこれを加える。
しょうが、ニンニク(各大さじ1、みじんぎり。玉ねぎと一緒に炒める)
牛乳(カップ2。水を減らして牛乳を入れるとマイルドに)


裏技3:色を残したいニンジンとインゲンは別に茹でておき、
最後に加えた。


裏技4:そして「カレーの裏技」。水と一緒に加えた。


できあがり。

 結果と考察

・食べてみると、クリーミーでどこかシチューのような感じ。
(もしかしたら牛乳を入れすぎたのかもしれない。)
・確かに、全体的にまとまっているのは「裏技」のおかげか。

・しかし、ルウ自体にもポークエキスやポークブイヨンが入っているため、
際立った効果は感じられない。
・玉ねぎとトマトだけで作るようなインド風カレーに使った方が
効果がはっきりわかるのかも…。

・カレーマニアとしては、久しぶりに使った固形ルウはスパイスがちょっと物足りなく感じた。
もっとスパイスを加えたら、おいしくなるのかな。
 一晩寝かせた翌日、スパイスのミックスとトマトケチャップを足したら
格段にコクがあっておいしくなった。

 結 論

・ルウのカレーは一晩寝かせるのが一番!
・カレー作りはまだまだ修行すべし!

(写真/「カレーの裏技」165円)

本屋さん de カレー!

2008年04月08日 | カレーエトセトラ
あまりに有名な話だけれど、
「ハヤシライス」を考案したのは「ハヤシさん」らしい(他の説もあるらしいが)。

で、そのハヤシさんは一体誰か、というと。
関東を中心に北は札幌、南は福岡まで全国に支店のある老舗書店「丸善」の創始者
早矢仕有的(ハヤシユウテキ)さん。
2つのことを始めるって、1つの人生でなかなかできることじゃないと思う。
後世に1つでも残せるだけでもすごいのに。
(私は、何か残せるかなあ)

ともあれそんな理由から、書店のはずの丸善でオリジナルハヤシライスが作られ、
缶詰シリーズとして売られている。
ある丸善でそんなポスターを目にして「ハヤシライスの缶詰…もしや?」と思い、
写真を良く見てみたら…

やっぱり!カレーも発見!

・「カレービーフ」
・「カレーポーク」
・「ハヤシビーフ」
・「ハヤシポーク」 
以上は、1缶2人前 1、050円

・「ビーフシチュー」
これは別格で、1缶2人前 2、100円

今回はまず「カレーポーク」からトライしてみることに。
1皿500円って安いように見えるけど、そこらへんのチェーン店より高いぞ!
缶詰でこのお値段、っていう期待もあって、満足度のハードルが高いことは覚悟してね。

1、2、3…

「フルーティー」

これはおそらく、マンゴーチャツネの甘酸っぱさ。
ほどよくマイルドで、ほどよくスパイシー。
缶詰だからといって非常食にしてはもったいない。
あえていうなら、

「特別の日の非常食」

ですね。
例えば、もうすぐくる2回目の結婚記念日に、もし私が残業で遅くなったら…
いやいやそうならないように頑張ろうっと(でも一応買っておこうかなっと)


(写真/丸善「カレーポーク」/(2人前)1050円)

ランチビュッフェ de カレー!

2008年04月02日 | 行った!お店カレー
新年度スタート!
みなさんのまわりは、何か環境の変化はありましたか?

去年までは新卒の新入社員を迎えて先輩づらしていた私だったけど、
今年度は相変わらず職場で一番新米。
初心忘れるべからずでがんばろうっと

さて、前回にひきつづいて、今度はランチビュッフェの話。

先日、上司のH部長が勤続○十年を迎えられ、会社で表彰された
簡単なようでいて、同じ会社に○十年ひとすじって大変なことだと思う。
表彰式(?)で社長から封筒を受け取りながら、

 「これは中身はいってないから、たかっても無駄だぞ~」

なんて言っていたけど、後日、部署のみんなにごちそうしてくれるとのこと!
ラッキー!

そこで連れていってもらったのがココ
ビュッフェ式レストラン「プリオール」。


入り口。
なんでだろう、ふと学生時代の就活を思い出した。


ビュッフェ。
メニューは30種くらいあって、食べ放題!
ハンバーグ、ポテトフライ、ほうれん草のソテーという洋食から
おでん、稲庭うどん、デザートのマンゴーケーキまで幅広い。

12時すぎに入ると、近隣のビジネスマンや中大の関係者など(ほぼ男性)で
大行列。並んだものの、なかなか料理までたどりつけない。
ビュッフェって不思議なもので人によってさまざまな結果になるのがおもしろいところ。

一緒に行った同僚たちは、

「目の前のおでんの中から玉子を発掘した」
とか、
「おでんの中にマカロニをおっことしちゃった」
とか、
普通のランチでは味わえない楽しさもあるようだ。

で、私はというと…

「チキンカレー発見!」

ちょっぴり期待はしていたけど、ビュッフェにカレーがあってなおラッキー!
さて、お味は…

欧風のとろっとしたカレー。ビーフシチュー系である。
ただ、「チキンカレー」というのにチキンが見当たらない。
ビュッフェだから、先に具をとられてしまったのかも…。
欧風ならビーフが定番なんだけど、どんなチキンだったのかとても気になった。

時間制限はないので、好きなメニューをおかわりしたり、全種類にチャレンジしたりと、
それぞれの楽しみ方ができるビュッフェだった。

「ごちそうさまでした!」

「うむ」

部長、次の勤続○十年も楽しみにしていま~す!

(写真/御茶ノ水「プリオール」ランチビュッフェ/???円)