CURRY_SAMBA

カレーにまつわるエトセトラ。

1000円 de カレー!

2007年03月29日 | 行った!お店カレー
「カレーに合うビール」といえば、インドのビール「キングフィッシャー」が王道である。
その、キングに強烈なライバルが現れた。

世界一辛いトウガラシ「ハバネロ」をつかった、その名もハバネロエール

昨年、日本地ビール協会主催の「インターナショナルビアコンペティション」において
「スペシャルティビール部門」の最優秀賞を獲得した発泡酒で、
横浜市内の飲食店では以前から先行販売されていたとのこと。
来店した客の口コミで人気が高まり、4月から全国で発売されることとなったらしい。

 目には目を歯には歯を。
 辛いものには辛いもの。

ということだろうか?
キングフィッシャーも、割と炭酸の大きい刺激の強いビールで、辛いカレーを食べたあとに
これを飲むと、口の中が大火事になって、しばらく大変だったりする。
さらに、トウガラシの王様入りときた!想像するだけで、イタイ。

でも、慣れるとけっこうヤミツキになるのかもしれない。
むしろ夏の暑~い日に、野外で飲んだら…最高かもしれない…。

ところで、「カレーに合う紅茶」といえば、文句なしに「チャイ」である。
簡単に言えば、ミルクティにスパイスを入れて濾したもので、インドではお菓子感覚で
飲まれるため、砂糖をたくさん入れて甘~くするのがポイント。

このチャイには、カレーからいくつかのスパイスが抜粋して使われている。
ポピュラーなものとして、シナモン、カルダモン、ジンジャー、クローブ、ローリエなど。
(写真としてP&Gのスパイス図鑑を参照してみてください)
紅茶は、アッサムやダージリンなど、シンプルなものが使われる。

このチャイと関係があるのかないのか、記念すべき1000円台最初のカレーは
後楽園(春日)「ダージリン」のランチセット。
このお店、日暮里や本郷にもあって、文京区をウロウロしているとよく出会う。

それぞれの店によって違いがあるが、この後楽園店は味もかなり優秀。
特筆したいこととして、珍しい平鍋みたいなごはんのお皿、壺みたいなカレーのお皿、
それからラッシ-が大きなグラスで、しかもおいしいということ。
待っている間にも、ラッシ-をサービスしてくれた。

今度はぜひチャイを注文してみよっと。
チャイくだチャい、なんちゃって

(写真/後楽園「ダージリン」/バルティチキンカレー(ランチ)/1000円)

976円 de カレー!

2007年03月23日 | 行った!お店カレー
卒業・入学のシーズン。

といえば思い出すのは、何だろう?

思い出はいろいろあるけれど、4月になるとを思い出すのは大学入学時のサークル勧誘期のこと。
入学式から授業が始まるまで(始まってからも…)あの手この手で新入生を勧誘する。
まるでお祭りのようなひとときであり、学生時代、一番楽しみな時期だった。

一口にサークルといっても、大小、学問系、青春系、出会い系、ビジネス系といろいろあるが、
一般に「○○部」とつくものはしっかりしていて活動も活発、
「○○同好会」とつくものは趣味のあう人たちが集まって遊ぶというイメージがある。

ほかにも、「○○同盟」とか「○○研究会」などがあり、
特に「○○研究会」は「○研」と略され、なんだか心ひかれるひびきである。
(ちなみにトダチーニョは「○研」ではなくロマンチックな名前のサークルでした

「カレー研究会」は当時私の大学にあったかどうか分からないが(いかにもありそうだが)、
そんな名前のカレーチェーン店がある。
渋谷に2店舗、池袋、新大阪などにある「カレー研究所」。

メニューは「ネパール風キーマカレー」「タイ風グリーンカレー」といった具合で、
「国+オリジナルカレー」で10種類くらい。
珍しいので「インドネシア風ビーフカレー」というのを食べてみたところ、
なかなか甘辛くておいしかった。
タイにもインドにも、基本的にビーフカレーがないので、
スパイスの効いたエスニック風のビーフカレーは意外と珍しいのだ。

ただ「研究所」と名乗るからには、もっともっとスパイスを極めて、国とかに頼らず、
ほかにはない、オリジナルのカレーメニューがあればいいなと思う。
自家栽培したスパイスで「クミン3:カルダモン2:コリアンダー:5のカレー」とか
オーダーメイドで作ってくれるとかいうのはどうだろう。

そういえば、ハウス食品がカレー用の新品種米「華麗米(カレイマイ)」を
「農業・食品産業技術総合研究機構」と共同で開発したという記事を新聞でみつけた。
(→例に漏れず「農研」機構と略される!)

この「華麗米」、どんなものかというと、柔らかくて粘りのあるジャポニカ米と
粒が長くて硬めのインディカ米を掛け合わせたもの。
コシヒカリと比べて柔らかさはほぼ同じだが、表層の粘りが弱く、カレーによくなじむらしい。
これはぜひ、試したい。今年の秋に収穫されるそうだ。

(写真/渋谷「カレー研究所」/インドネシア風ビーフカレー/976円)

945円 de カレー!

2007年03月22日 | 行った!お店カレー
「ジョナサンのカレー」がひそかなお気に入りだ。

特に、このシーフードカレーは、ココナツミルクの風味がまろやかで、
具のイカやエビの食感をひきたてている。
上にのっているアーモンドスライスも、ナイスなトッピングである。
「タイカレーではない、ココナツミルク風味のカレー」を探すと、以外と少ない。
そこに目をつけた(かどうかは分からないが)ジョナサンのメニュー開発者の快挙である。

さて、ファミレス業界が、どんな仕組みになっているのか。
いわゆる「業界地図」を調べてみると、

株式会社すかいらーく…ジョナサン、すかいらーく、ガスト、バーミヤン、藍屋 など
ロイヤルホールディングス…ロイヤルホスト、てんや、シズラー など
ゼンショーグループ…すき家、ココス、なか卯、ビッグボーイ など

普段、あちこちで目にするチェーン店が、こんなふうにつながっていることに驚く。
「早く言ってよ~」という感じだが、言われたところでどういうことも、ない。

ラーメン業界では、ついこの前、池袋の名店「大勝軒」が閉店し、
100にも上る「のれん分け店」から、かつて修行していた店長たちが駆けつけたとのこと。
朝からテレビで長蛇の列が写っていて「ありえない」って思ったけど、

いや、待てよ…

湯島の「デリー」が閉店したら、カレー業界に同じ現象がおきる!
そして、私も朝から列に並ぶのだろう。


(写真/水道橋「ジョナサン」/シーフードカレー/945円)

930円 de カレー!

2007年03月19日 | 行った!お店カレー
このブログを最初に始めたのが、2006年の4月。
もうすぐ1年がたつ。しみじみ。

カレーについてのエトセトラを綴って、週に2~3回は更新してきたけれど、
最近ちょっととまっていたワケは、900円の次につづくカレーがない…ワケではなく、
4月の引っ越しの準備でバタバタしているためなのです。

計画的であり、突発的でもある引っ越しなので、しばらくは落ち着かない日々ですが
一方でカレーのネタはどんどん溜まっているのでがんばります!

ちなみに、いま出番を待っているカレーネタは10個ほど。
やっぱり800円~1000円の価格帯が多いため、
等高線でいうと、間隔の狭い地帯である。

さて今回は私のお気に入りエチオピアの野菜カレー
この充実した野菜量、ボリュームで930円。
おそらく、素揚げしてからルーと一緒に煮込むスタイルで、
ナスとまいたけが特においしい。

ホームページにあった野菜カレーの解説によると、

「美味しい上に、体にも良さそう」という事で、当店では特に女性に
大人気のカリーです。

とのこと。

…で、体には良いの?どうなの?おしえて鈴木さ~ん(笑)!

(写真/御茶ノ水「エチオピア」/野菜カレー/930円)

900円 de カレー!

2007年03月12日 | 行った!お店カレー
東京に残されている、昔ながらの路面電車「世田谷線」。
平成13年まで使われていた、緑色の旧車両は今でも鉄道ファンに大人気とのこと。
それを見るために足を運ばれた方もいるのではないでしょうか?

今回は、その世田谷線沿線にある、「吉葉」というカレー屋さんの紹介。

下高井戸を出発して、終点の三軒茶屋まで、ちょうど10駅。
その七つ目にある「松陰神社前」駅で降りて、商店街をまっすぐ下り、大通りを左に曲がる。
5分くらいすると看板が見えてくる。

このお店は、もともと銀座にあったバーでランチのみ出されていたカレーが人気になり、
一度、銀座でカレー店を出したあとここへ移転したという経緯があるそうだ。
銀座世田谷線の小さな駅へ。
自信がないと、なかなかできないことだと思う。

お店は、マリオみたいなやさしそうなご主人と、奥さんらしき人がきりもりしている。
ランチの終わりごろ(15時くらい)に入ったのに、席はほぼ満席だった。

そんな忙しい中、奥さんの接客がとてもあたたかかった。
例えば、カメラ(私も、旦那さんもニコンの大きなカメラを持ち歩いていた)を気にかけて
隣の席があいたらすかざす「こっちに置いていいわよ」と言ってくれたり、
食後のコーヒーをすかさず「おかわりする?」と継ぎ足してくれたり。

ちゃんと、一組一組の客に対してきめ細かなサービスをしている。
私も、以前カレー屋でバイトをしていたけれど、入店時~注文時~提供時~会計時と、
目を配り続けるのはなかなか大変なことだと思う。

う~ん、さすが銀座!(そこか!)

カレーは、ランチタイムだったので、「野菜チキン」のみ。
これにサラダと飲み物がついて900円。
銀座なら、同じ内容で1300円というところか。

インド風とは聞いていたけれど、さらさらスープに大きめの野菜、骨付きチキンが入っていて
おや、これはまさに「スープカレー」!
でも、札幌のスープカレーが流行る前からこのスタイルだったようだ。
イタリアンの味付けもかくし味に使っているとかいないとか…。

辛さは、「オリジナル」と「マサラ(+50エン)」から選べて、
マサラの方が辛いのかと思ったら、「甘口」なのだという。
辛い方がいいのでオリジナルにしたところ、けっこう辛くて汗ダラダラだった
「脳が汗をかく」ってまさにこういうことかと思った。
食べたあとは爽快感たっぷり!

もうひとつ特筆したいのが、薬味。
大きめの輪切りのハラペーニョのピクルスで、すごくいい味だった。
今年の「第1回 カレー薬味大賞」の有力候補である。

(写真/松陰神社前「吉葉」/野菜チキンカレー(ランチ)/900円)

850円 de カレー!

2007年03月11日 | 行った!お店カレー
東京には数多くのお店があって、
カレーの専門店だけでも数百店あるわけですが。

「あなたがお店に求めるものは?」

さて、何でしょう(複数回答可)。

1)「クオリティ」     料理の味
2)「ホスピタリティ」   接客
3)「ムード」       雰囲気
4)「プライス」      値段

以下は、トダチーニョ的、分析。

まず、4)は、どんな店でも必ずある項目で、
「高い」「安い」はメニューを見れば一目瞭然である。
(全体的な対価については、後に述べる。)

1)の「クオリティ」と、3)の「ムード」は、飲食店においては命となる項目であるが、
「良い」「悪い」はひとの好みによることも多いと思う。
誰かにとっておいしいと感じたものが、他のひとにはそうでもないということはよくあることだ。

さて、最後に、2)「ホスピタリティ」。
これが意外と、見逃しがちなのだ。
ふつうにそれなりに接客している店がほとんどだからだ。
だから、飛び抜けて「良い」か「悪い」と、印象に残る。

つまり、ふつうにそれなりの 2)があった上で、1)や3)がちゃんと評価できる。
4)はそれを総合した結果、その対価を払う価値があったかどうかである。

「ホスピタリティ」の良し悪し。
これだけカレーを食べ歩いていると、いくつか心当たりもある。

神保町「カーマ」は、味はすごく評価が高いのだが、夫婦のやりとりに気を使ってしまって、
落ち着いて食べられないぞ~。
味はすごくいいのに…。

そんなわけで、たまに食べたくなるこのチキンカレー「850円」が高いのか安いのか、
私はまだ判断しかねている。

でも、ちまちました分析をすっとばして、
1)と4)重視の向きには、たぶん非常にいいお店です!

(~な向き、って使ってみたかった!)

次回は「ホスピタリティ」の見本となるお店を紹介。
いよいよ、900円代です。

(写真/神保町「カーマ」/チキンカレー/850円)

840円 de カレー!

2007年03月08日 | 行った!お店カレー
ところで「幸せを感じる時」って、どんな時ですか?

おいしいケーキを食べている時?
仕事帰り、餃子とビールで乾杯する時?
それとも一日ずっと寝ている時?

う~ん、どれも捨てがたいけど、私の一番は下北あたりで昼さがりにのんびり
「カレーを食べている時」かな。案の定でスミマセン。
(でもって写真は、下北カレーといえばココ!茄子おやじ」です)

というのと。
もうひとつ自分の至福の時があることに、最近、気づいた。

それは「切ったり」「貼ったり」している時。

新聞で気になった記事に、とりあえずふせんをつけておき、数日後、
どれどれ…と、ふせんの記事を読み返し、ちょきちょきとはさみで切りとる。
「きっちり直線」ではなくザクザクと切る。このザクザク感がいい。
切り落とした細~いやつを、くしゃくしゃと丸めて捨てるのも、快感。

それから、小さなスケッチブックに、ぺたぺたと記事を貼っていく。
貼りきれない大きさのものは区切りのよい段で折り返す。
(このとき、内側に折るとペラペラしなくてすっきり!)

ポイントは、隣り合う記事をなるべく関連性のある内容にすること。
だけど、全然違う記事が隣り合ったらそれはそれで良しとする。
その出会いによって新しい発想が浮かぶかもしれないから!

いま進めているスクラップは大小テーマで4冊。
 ひとつは学生時代専攻していた「教育系」の記事。
 なるほど!「家事お役立ち系」の記事。
 ブログのネタにもなる「飲食業界系(特にカレー)」の記事。
 そしてもう一分野はヒミツの記事

いずれ役に立つのか、このまま眠るのかは分らないけど、
ちょきちょきぺたぺたしてる時間がすごく好きだからそれだけで満足。
安くて手軽な趣味です…。

(写真/下北沢「茄子おやじ」/チキンカレー/840円)

700円 de カレー!

2007年03月06日 | 行った!お店カレー
ひさしぶりに、「おおおっ」と驚くカレーを発見した。

西早稲田にある、アジア系カレー店「ヤミツキカリー」。
かなり裏道にあるが、ウロウロ歩いていたのですぐ目に入った。
昔、界隈をブイブイしていた時代にはなかったはずなので、最近できたのだろう。

カウンターのみ10席程度で、四角く厨房(?)を囲むかたちは、
どこかの小さなおでんやさんという感じ。
カレーはその奥の本厨房で作られ、手前の厨房で、店員さんが別皿にライスを盛ってくれる。
お会計などはカウンター越しにどこからでもできる仕組み。
奥と手前の連携が、ちゃんと効率を考えて設計されている。

ちょうどランチタイムだったので、カレーにミニサラダが付いて700円
女子学生にちょうどいい値ごろ感だ(OLになると、800円ってところか?)。

メニューはたくさんあるようだが、ランチでは4種類から選ぶ。
一番大きく書いてあったので、店長イチオシなのだろうと思って
「大地の恵みの野菜カリー」を注文してみた(辛さも選べたので、辛めで)。

                  

白い大きなお皿にライス、アジア風の舟型のお皿にカレー。
赤いスープ状のルーに、ナスやニンニクの芽、ピーマン、トマトなどの野菜がたっぷり。



どれどれ…おおおっ、これはおいしい!

野菜のいきの良さ、ルーの深み(ココナツミルクたっぷり!)、フレッシュな辛さは
看板にあったように「厳選したアジアのハーブ&スパイス」がたっぷり入っていると思われる。
スプーンを口に入れるたびに、甘味、辛味、酸味が交互にやってくる。
食べたあとの満足感は700円以上だった。

本やネットで見つけたカレーは安心感はあるけど、自分の足で見つけたカレーはひとおし
ちょっと駅から離れていて、しかも裏道なのでわかりづらいかも…
でも、気になった方はぜひ!ヤミツキになるかもしれません(笑)。

ちなみに、来年開通する地下鉄13号線に、西早稲田駅ができるとのこと。
開通予定地図を見たら、いまいち西早稲田に近くなかったけど、最寄りといえばもより。
この駅、カレー激選区の予感、ヒシヒシ…。

(写真/西早稲田「ヤミツキカリー」/大地の恵みの野菜カリー/700円)

初☆カレーミュージアム

2007年03月04日 | 行った!お店カレー
3月に入り、春めいてきましたね。
花粉症の方は辛い時期です。(自分も含め)
桜がさくころまで、もう少しがんばりましょう!

さて、この3月をもって、横濱カレ-ミュージアムが閉館することを新聞で知った。

実は、これだけカレーについての話をしてきたにも関わらず、
カレーミュージアムは、未だに行ったことがなかった。
「残りあとわずか!」
と言われてやっと
「それなら一度行かなくちゃ!」と思い、
週末、ついに横濱まで足を伸ばした次第。

まず、上の写真は7階のフードコート。
(注:1~6階までは普通のゲーセンで、7、8階がカレーミュージアム。)
フードコート内は、席は自由でセルフサービス。
小さなサイズのカレーを食べ歩くことができる。

出店は、現在以下の6店。
湯島に本店のある「デリー」
札幌のスープカレー「木多郎」
プロジェクトの「横濱フレンチカレーの店」
丸の内ワゴンカレー「アジアンランチ」
香川のカレーうどん「讃岐五右衛門」
大阪の新興カレー「船場カリー」

しかし、フードコートは家族連れなどで人気が高く、50分待ちというのであきらめた。
(そう、ディズニーのように各コーナーの入口に「○○分待ち」と看板が立っています。)

次の写真は8階のレストランフロア。
ふつうに席に着いて注文し、店員が運んできてくれるシステム(ただし、回転は速い!)。
出店は、現在以下の6店。
神保町の人気店「トプカ」
池袋の名店「レーベン」
湘南カレー「紅(コウ)」←写真
二つのルーが珍しい「パク森」
博多の焼きカレー「伽哩本舗」
沖縄の本格派「琉球カリー」

今回は「紅」で「牛挽き肉とレタスのカレー」(ハーフサイズ700円)と、
つづいて「琉球カリー」で「沖縄角煮カレー」(ハーフサイズ700円)を試してみた。



「紅」のカレーは木の器にカレーが盛られていて、スプーンでコンコン!という音がした。
意外とあっさりした挽き肉のカレールーが、レタスにかかったマヨネーズとマッチして
テリヤキバーガーのような一体感があった。
これ、海辺のデッキでビールと一緒に食べてみたい!と思った。

「琉球カリー」の「沖縄角煮カレー」が、下の写真。
一口食べるか食べないか…泡盛の香りがふわっとした。味も、泡盛風味。
ちょっと大人の味。大量のタマネギをベースに、ルーにはトマトや豆も入っていて
バランスのとれたカレーだった。

ハーフサイズがあるから何種類も食べられると意気込んで臨んだものの、
やっぱり2種類でけっこうお腹がいっぱい。でも、満足したので館内をひとまわり。

この施設、インドも日本も中国も横浜も海軍も、ナンデモアリ。
はじめは、どんなコンセプトなのか?と思ったけど「ナンデモアリ」がコンセプトのよう。
閉館が近いからなのか、この日は人出もかなりあり、カップルと家族連れが多かった。




充実していたのが、おみやげショップ「マサラヤ」。
壁いっぱいに100以上のレトルトカレーが展示され、一部はショップで買える。
カレー関連のオリジナル商品としては「カレークッキー」「カレー醤油」「カレー味噌」
サブ商品として「ナンのもと」「チャイのもと」「ラーメン」(?)などもある。

中でもおもしろかったのが「カレー風呂」という入浴剤。
その注意書きをよく見ると、「残り湯を洗濯に使わないで下さい。色がつきます。」
というコメントが…。確かに、白いシャツが黄色に染まって「カレーの残り湯」だなんて
ちょっと恥ずかしくて人に言えない。

今回はおみやげに、カレークッキー(職場のみなさんへ)、デリーのレトルト(旦那さんへ)
ナンのもと(風邪で不参加になってしまった友人へ)、カレーの柄の子供用スプーン
(将来、子供がカレーを好きになるように?)などを購入。

カレーを食べにくる人はこんなに多いのか、ってこと。
そして、カレーを食べるのにならんでいる人たちの表情がみんな幸せそう、ってこと。
改めて日本でのカレーを知る、いいきっかけになった。
ありがとうカレーミュージアム!そしてさようなら

(3月31日の「グランドフィナーレ」まで、営業しているそうです。)

600円 de カレー!

2007年03月02日 | 行った!お店カレー
「写真+俳句」というのが、いま密かなブームを呼んでいるそうだ。

方法はいたってシンプル。
携帯の写メールに、写真に合った俳句(5/7/5/)をつける、というものだ。

友達に送ったり、家族に送ったりして楽しむらしい。
「俳句」というと、やや年輩の趣味のようなイメージがあったが、
写メールを使って、言葉を短く伝える、という形が、若者にも受け入れられているようだ。

「ブログ」=写真と文。
せっかくなので私もカレー俳句をひねってみよっと。

イチカラハ/ココイチダケヨ/オトウサン。

(お粗末さまです)

(写真/「CoCo壱番屋」/きのこカレー/600円)