CURRY_SAMBA

カレーにまつわるエトセトラ。

デリーでアメリカンな朝食を

2011年05月22日 | 北インドカレーの旅'10
デリー駅に着き電車を降りると、すぐに「Excuse me」と声をかけられた。
1週間で身についた癖で「No!」と言って足早に去ろうとして、ふとみると
私たちの名前がローマ字で書かれた紙を持っている。

今回、何から何までお世話になった現地の旅行会社「シゲタトラベル」の
専属の運転手さんだった。

そういえば、駅まで迎えに来てくれることになっていたのだった。
(実際のところ、インドの空気になれてしまうと、
インド人がほんとうに時間どおりに来てくれて、すぐに会えるとは思っていなかったのだ

この日は、丸一日タクシーをチャーターしていた。
行きたいところに自由に送り迎えしてくれる。

ということで、まずは一旦ホテルに荷物を置きに。
初日に泊まったのと同じ「コテージ イエス・プリーズ」へ。


部屋はこんな感じ。初日に泊まった部屋の反対側の部屋だった。
シゲタトラベルが1階にあったので選んだのだが
従業員の愛想はかなりそっけなく、
「やあ!おかえり、アーグラーはどうだった?」
とか、楽しいやりとりはなく、やはり都会の宿って感じだった。

それから、ホテルの向いのレストランで、腹ごしらえ。


「MALHOTRA」マルホトラ?読み方がわからないけど、なんだかレトロな
心地よい店がまえ。


チーズトマトグリルトースト 50Rs(約100円)
ふつうのホットサンド。


マッシュポテト ビーン エッグ 90Rs(約180円)
どんぶりに、たっぷりのマッシュポテトとケチャップ味の小豆、の上に目玉焼き。
これは日本にないなあ~。


左/フルーツミックスジュース 右/パイナップルジュース それぞれ50Rs(約100円)
氷が入ってても大丈夫だろう、というくらいの自信がついてきて。


ホテルのロビーでのんびり待っててくれた運転手さんに声をかけて
まず、向かったのは…郵便局。


海外に来たら、安否も兼ねて必ずハガキを出すようにしている。
それぞれの家族、親しい友人、そして記念に自分宛にも。
切手は、のりがついていなくて、自分でハケを使って貼った。原始的。。。


外には、ずらりとならんだ赤いポスト。
外国、地方、デリー市内などに分かれているようだ。


アップにしたらこんな感じ。
かわいいデザインだった。


インドの旅もいよいよ終盤。
このあと、思わぬ光景にでくわす。

(写真/レストランの入り口/デリー)

真夜中の出発

2011年05月10日 | 北インドカレーの旅'10
いよいよ、今回のインド旅行最後の列車。
目的地はデリー。
旅行の最初におりたった街に、再び戻る。
Tシャツにはすっかり「インドの臭い(スパイスの臭いとはまた別もの)」。

朝4:30に起床して、真っ暗のフロント(受付)で
チェックアウト。
なぜこんなに早起きかというと、6:00の電車に乗るため。
日本で電車のチケットをとっていたので、
できるだけ出発駅の近くに宿をとった。
つもりだったのだが…

アーグラーに到着した日(前日)の夜、ホテルの人に
電車のチケットを見せたところ
「出発はAGRA CANTT駅だね。ここは AGRA FORT駅の近くだからリクシャーで20分くらいかかるよ」

と、言われた。

「AGRAって、鉄道の駅が二つあったんだ~」

と、大きくへこんだ。

それで予定以上に早起きになってしまったのだ。
でも、5:00にホテルの外に出ると、まだ真っ暗なのに人がたくさんいてびっくり。
みんなこんな早朝からどこへ行くのかしら???
リクシャーもすぐにつかまった。

AGRA CANTT駅には、すでに6:00発の電車がとまっていた。
今回はわりとスムーズに車両を発見できて、ホッと一安心。


日本の特急電車レベルの車内。
少し寒かったので、持ってきた大判ストールが大活躍だった。
もちろん、熟睡。


車内販売の軽食。パコラみたいなもの。
トマトケチャップは、マクドナルドでも付いてきた。
けっこうインド人のお口に合うらしい。



ニューデリー駅に到着。
このころには、すっかり明るくなっていた。



朝から駅は活気がある。

ひとまず、インド初日に止まったホテル「コテージ・イエス・プリーズ」へ。
「デリーに無事に帰ってこられた」
という安心感にひたった。


(写真/アーグラーカント駅のホーム/アーグラー)