CURRY_SAMBA

カレーにまつわるエトセトラ。

はしやすめ的な。

2007年02月28日 | カレーエトセトラ
「カレーの次に好きな食べ物は?」
と、誰にも聞かれたことはないけれど、実はあるんだな~これが。

それは、ワンタン

見た目のやわらか~い感じ、じゅわ~っとしたうまみ、そしてつるりとした喉ごし。
ギョウザもシウマイも好きだけど、やっぱりワンタンが有利である。
理由は、油で焼いてない上、お肉の量が少ないので、たくさん食べても罪悪感が低いから。
あと、ワンタンスープでおかずと汁ものの二役をこなしてくれるのも優秀

そんなマイベスト1、2を足した商品を見つけてしまった。
マルちゃんの「スープカレーワンタン」。
2005年の6月に発売されていたとのことで、何でいままで出会えなかったのか…。
定番のしょうゆ味ワンタンは前から好きで、お弁当がさみしいときによく食べていたのに…。

最近、こんな風に「お弁当+」に即席カップスープを買うOLさんが増えているそうで、
カロリーの低さをアピールした春雨スープなどが、毎日のように新商品として出ている。
しかし、このマルちゃんのワンタンも意外なことにカロリーたったの165!(しょうゆ味)
スープカレー味は、なんと127だった。
ちょっと小腹が減った時、お弁当がさみしい時、そしてカレーが食べたい時。
マルちゃんのワンタンはいかがでしょうか?

(注:マルちゃんからお金はもらってません

次回は、値上がりカレーシリーズを続けます!

480円 de カレー!

2007年02月25日 | 行った!お店カレー
ドイツ下町食堂風のカフェ、ってありそうで意外と少ない。
それが新宿駅東口、徒歩15秒のところにあるのを知ったのはつい最近のこと。

新宿駅から最も近いカレーといえば、京王線のC&Cかと思っていたけれど、
ここBERGも相当近い。
ほとんど駅の中みたいなところにある。

朝~昼はカフェ、夜は会社帰りにちょっと一杯!という大人たちで
日夜賑わうビアホールである。

ここに、さりげなく名物カレーがある。
「五穀米と十種の野菜カレー」。名前がとってもいいかんじ。
程よいスパイス感といい、野菜のつぶつぶ感といい高得点
これでなんと480円!
量は少なめだけど、カレーの店ではなく、ビールとおしゃべりを愉しむところなので、
自家製ソーセージやザワークラフトとビールで盛り上がったあとの、
仕上げのカレーなのである。

まだ先のことだけど引越しを考えていて、ちょくちょく他の沿線を散策しているけど、
ずっと新宿が拠点だったため、なかなか新宿経由線(京王、中央)から離れられない。
こういうお店があるからたまらない。
それはともかく新居にオススメの駅などの情報があれば、ぜひ!
おいしいカレーのお店があれば、尚、幸いです。

(写真/新宿駅構内「ベルグ」/五穀米と十種の野菜カレー/480円)

460円 de カレー!

2007年02月22日 | 行った!お店カレー
『クラムボンはわらつたよ。』
『クラムボンはかぷかぷわらつたよ。』
『クラムボンは跳てわらつたよ。』
『クラムボンはかぷかぷわらつたよ。』

               

宮沢賢治の「やまなし」の「二枚の青い幻燈」である。
独特のムードといい、色彩のニュアンスといい、一度読んだら忘れられない。

私は、小学校のときに教科書で読んだ。
光村図書の国語の教科書だった人には、
なつかしいという人も多いかもしれない。
この記事を書くのに、光村図書のホームページを開いたら、
ある小学校でのこんな取組みを紹介していて、とても興味深かった。
「イサド」を想像した絵、「クラムボン」をイメージした音楽「やまなし」のフルーツポンチ、
さらには「やまなし」のストーリーからルールを決めたバスケットゲームまである。
【やまなしバスケット~五月編】のルールが、小学生ならではの発想でおもしろい。

ファールをしてよい。
審判に反抗してよい。
仲間がシュートを外したらブーイング。
何をしてもよい。
強い人には、さからえない。(笑!)

さて、大人のクラムボン
日曜日、STUDIO COASTでライブがあった。
前々から気にはなっていたバンドで、ボーカルの原田郁子さんはOhanaや
ハナレグミのライブで何回か見たことがあったけど、ちゃんと生で聴いたのははじめてだった。

へえ~と思ったのが、ライブ会場に、託児所がもうけられていたこと。
利用料金は、お子さま(0歳児~)一人当たり 一律3000円。
ということは、その世代のファンが多いということだろうか。
確かに、クラムボン自体、専門学校で結成して10年ほど活動しているというので、
ちょうど小さい子どもがいる年代なのかもしれない。
こういうサービスが、もっともっと普通になれば、少子化も緩和されるのかな~
と思った。

クラムボンのライブ。
ゲストのYO LA TENGOもいろんな曲があって楽しかったし、
何よりメンバーのトークや歌のはしばしから
楽しみながら音楽をやっているんだ、ってことがすごく伝わってきた。
私もギターまた練習しようかな~。
(でも発表する場がないしな~。)

で、カレー。
帰りにすき家で食べた「とろ~りチーズカレー」。お皿が深くて色が黒いのがポイント。
松屋でもそうなんだけど、牛丼がすごくおいしそうなのを横目に、
なんだかんだカレーを頼んでしまう私。
次は牛丼食べてみよ~っと。

『さうぢやない、あれはやまなしだ、流れて行くぞ、ついて行つて見よう、
あゝいゝ匂(にほ)ひだな』
なるほど、そこらの月あかりの水の中は、やまなしのいい匂ひでいつぱいでした。

「やまなし」全文はコチラ)


(写真/新木場「すき家」/チーズカレー/460円)

380円 de カレー!

2007年02月19日 | 行った!お店カレー
300円台に突入。
300円台というと、いわゆる「カレーチェーン店」の中で、
一番安くて手軽なカレーがある。
例えば、リトルスプーンの定番、チキンカレーの普通サイズが380円。

しかし、今回食べたカレーは、メニューを問わずなんでも「380円」!
お店のメニューがすべて「380円」という変わったお店である。
下北沢にあるアジアン食堂タラートは、
タイ料理をメインに、アジア各国のごはん、おつまみ、飲み物までどれも一皿380円。
(一部、例外もあります。)
ナンも一枚380円だったため、一概に安いとは言えず、料理の質もそれなりだが、
雰囲気も活気があって、若いパワーがあふれている。

メニューを見たら「どれでも380円」とあり、コースターでビンゴゲームができるサービスや、
お誕生日サプライズがあることからもしかして…と思ったら、吉祥寺にあるアメリカンな居酒屋
コ-キ-ズ ハウス」と姉妹店だった(ビンゴ)!

ところで「380円」を使って、休日にカレーを食べる以外にどんなことができるのか。
ちょっと調べてみた。

新作DVD・ビデオをレンタルしてゴロゴロ過ごす。
ゲオで               2泊3日 380円
TSUTAYAで          2泊3日 380円

JRで新宿からおでかけする。
JRで新宿から中央線で   国立まで     380円
JRで新宿から京葉線で   葛西臨海公園まで 380円

380円ぴったりじゃないけど、
小田急線で新宿から     町田まで     360円
京王線で新宿から      高尾山口まで   370円

結論:カレーひと皿=高尾山登山。
う~ん、380円の使い方にもいろいろだなあ。

(写真/下北沢「タラート」/インド式マサラカレー(マイルド)/380円)

290円 de カレー!

2007年02月15日 | 行った!お店カレー
と、いうわけで…
○○○円カレーシリーズ始めました!(人生なりゆきですよ)

ジョジョに上がって最終目標は資生堂パーラーです。

応援よろしくお願いします!

            


松屋さんのチキンカレー、みそ汁つきでこの値段は、非常に良いコストパフォーマンス!
ほどよい辛さとざく切りトマトの酸味があとをひく感じ。
吉野屋が日本風なら、松屋さんはインド風といえる。

ちなみに「松屋さん」は、お義母さんの名言(迷言?!)
今後がとても楽しみだ。


(写真/水道橋「松屋」/チキンカレー/290円)

230円 de カレー!

2007年02月12日 | 行った!お店カレー
算数のような話。

「ナスカレーが420円です。ナスメンチカレーは490円で、メンチカレーは300円です。
さてカレー単品ではいくらになるでしょう?」

正解は、230円。(安い!安い!)
そして単品のメンチが1個70円。と、これも安い。
単品のナスはカットして素揚げしてあるだけで、190円。
野菜のほうが高いのはちょっと意外。
かといって、メンチのみのカレーではヘルシー感に欠けるため、結局いつもナスカレー。
素揚げしたナスは油をよく吸ってるから実はヘルシーじゃない、ってことには目をつむり…。

ところで、最近話題になっている「ゆとり教育」。
どのくらい知っているだろうか。

70~80年代の、大学受験を目指す「つめこみ型」教育に対する反省から、
「自ら学び考える」力を養い「ゆとりをもって基礎や基本を身につける」方向へと転換。
1998年に学習内容が3割減らされ(小学校で身につける漢字は1006字→825字に)
2002年からは週休2日制(正式には、学校では「完全学校週5日制」という)になった。

この政策が、学力低下を招いたといわれている。
現在「教育再生会議」において、再び学校の授業時間を増やそうという議論になっているそうだ。
(私が高校を卒業したのがちょうど1998年、大学を卒業したのが2002年。
今思えば、「つめこみ」から「ゆとり」への過渡期だったのかもしれない…。)

また「ゆとり教育」の結果、ここ数年、計算ができない、漢字の書けない大学生が急増。
大学1~2年生の必修で、中学高校の復習をする大学もあるという。

う~ん。漢字が書けなくなったのは大人も同じ。急速にパソコンが普及したのだから無理もないと思ったりもする。
でもって算数は、自分も苦手だったからだけど、日常生活できる計算レベルがあれば十分じゃないのかなあ。

と、思っていたけれど、同様に子どもの「理科(科学)離れ」も深刻だという。
確かに、全員が理科得意じゃなくてもいいけど、この前の「インドの衝撃」みたいに
世界ではどんどんテクノロジーが発展していくのに、科学のレベルが低ければ日本は世界から
取り残されてしまうかもしれない。ひえ~それは困る~
魅力的な理科の授業によって、将来の科学者がたくさん育つのを期待したいもの。

とはいえ、「教員免許更新制」の導入されそうだし、教師の負担はさらに増えそうだ。
授業の予習もままならなければ、興味をもたせるおもしろい工夫もできなくなる。
「ゆとり教育」は「ゆとりのある先生のもと」になされる教育に変わるべきなのではないか。

420円のカレーを食べながら、未来の教育についてちょっと考えてみる。
ちなみに「カレー単品230円」はメニューにはありませんのであしからず。
あ、松屋ならチキンカレーが290円で食べられます。

(写真/水道橋「本日開店」/ナスカレー/420円)

210円 de イエローカレー!

2007年02月08日 | 作った!お家カレー
早いもので、「立春」をすぎましたね。
いつにも増して早く鼻がムズムズしてきたこともあり、気分はもう春

ところで「春」ときいて思い浮かぶ色は何色ですか?

私はベタかもしれないけれど、黄色
たんぽぽのイメージと、ぽかぽかした日向のイメージから来ているのだろうか。
そして春になるといつも心に流れてくるのは、8年前に出たくるりの「春風」

ゆるいギターのイントロが、春のそよかぜを思わせる。
「ゆるがない幸せが ただ ほしいのです」
と、始まる。

「シロツメクサで編んだネックレスを ほどけないように
                         ほどけないように」

…今、この曲きいたらきっと泣いちゃうだろうなあ。
って思ったけど、歌詞はこう続く。

「ここで涙が出ないのも 幸せのひとつなんです
                  ほら また雨が ふりそうです」

そっか~。あまりに泣いたら幸せがにげてく気がするし、
ま、ほどほどがいいですね、涙。
ちなみに、ジャケットが黄色なのも春のイメージにぴったり。

同じシロツメクサが出てくる曲に、スピッツの「冷たい頬」がある。
こちらはマサムネ節というか、さらりと女の子をシロツメクサに例えている。

「さよならぼくの かわいいシロツメクサと
                  手帳の隅で 眠り続けるストーリー」

う~ん女の子はコロリですね(笑)。


とても長い前置きでしたが、今回紹介するカレーは無印良品のイエローカレー
210円で簡単に本格的なタイカレーが作れるのでオススメ。
ジャガイモ、ナスの他に、春らしく「芽キャベツ」を入れてみたらマッチしていた。
ただし、作ってみたらけっこう辛かったので、最後に唐辛子の輪切りは入れなくてもいいと思う。
辛さに自信のあるひとは、入れてみてもいいかも…。


(無印良品「手づくりキット・イエローカレー」4人分/210円)

あいがけ de カレー!

2007年02月05日 | 行った!お店カレー
私はAB型であることを、ほこりに思う。

A型のプライドや筋のとおった主張にはいつも敬意を払って、大事にしているつもりだし、
B型のおちゃめなところや破天荒なところも、面白いなあ~と参考にしてるつもり。
(あ、O型さんは、全然つかめてないです。ごめんなさい!でも好きよ)

しかし、ほかの血液型からはよく「AB型ってつかめない…」
と言われる。「変人」とも…。

ま、いろいろあると思いますが、私に限っていえば最もAB型らしいと感じるのは
こんなとき。

 今夜はAが食べたいなあ~
あ~でもでも、Bも食べたいなあ~ 

そんなとき、「2つ選べる」というぜいたくはAB型にとっては涙もの。
「あいがけ」ができるお店といえばは、トーキョールーと最近みつけたこのお店。

幡ヶ谷にあるカレーとサラダ(!)のお店「スパイス」。
駅から南にのびる商店街をくだり、うっかり見落としてしまいそうな右手にある。
中はぬくもりのある「小さな食堂」という雰囲気。

この日は、ビーフ(=中辛)&ポーク(=甘口)のあいがけを注文。
銀のお皿がなつかしい。

あ、ビーフいける!
 おお、ポークもやさしくてお母さんのカレーみたいだね!

と、二人の私が盛り上がる。(あぶないひとじゃありませんよ~。)

わざわざ降りる機会はあまりないかと思われますが、お近くにお越しの際はぜひ一度。
笑顔のおばちゃんが迎えてくれますよ~。

(写真/幡ヶ谷「スパイス」/ビーフ&ポークカレー/650円)

ラストマリスコス de カレー!

2007年02月02日 | 行った!お店カレー
「あの…幻のカレーはありますか?」
「今日はありません」

という会話を何度くりかえしたことだろう。
看板にはいつも「幻のカレー」の文字があるものの、

「今日はありません」。

ところが久々に一人でふらりと寄った夜、
「幻のカレー」の下に…「海のカレー」の文字が増えている!

「こんばんは」
「いらっしゃい」
「あの…海のカレーって新しいメニューですか?」
「いえ幻のカレーです」

                

なるほど!「幻のカレー」にもいろいろあって、そのメニューが看板に書いてある日は
「あります」
書いてない(空欄)の日は
「ありません」
という意味だったのか。

さて、この日の幻「海のカレー」はというと、色は焦げ茶色でサラサラよりはトロトロだが、
きっと小麦粉のじゃなくて細かく細か~く刻まれたタマネギのとろみ。
スプーンを口に運ぶと、海の香りがふわりと漂い、なんとも言えない甘味と、旨味。
なんだろう、この懐かしい気持ちは…。
食べれば食べる程、懐かしい気持ちになるのだった。海の近くで育ったわけでもないのに。
(思い出したのは、小説「それからはスープのことばかり考えて暮らした」に出てくる、おばあさんのスープ。)

「海の」というと色んな魚介(マリスコス)が入っているのかと思ったら、
シンプルにエビが2尾、ぷりぷりにゆでられて煮込まれていた。
(マリスコスは、ポルトガル語。語感がとても良く、海ときいて頭のなかにポン!)
もしかして、この旨味と懐かしさは、エビ??
あ、カッパえびせん?


帰りがけに看板を見たら「幻のカレー」の下が空欄になっていた。
どうやら最後の「海のカレー」をいただけたらしい。
幻のような1月の夜だった。

(写真/笹塚「M’s curry」/海のカレー/980円)