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この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

ヘンリー ダーガーの世界を知る

2007-06-16 22:31:04 | 美術館に行って
日曜日に、大好きな原美術館に行ってきました。

先週末にダヴィンチ展に行った時に、張ってあったポスターを見て、何となく好きかも!?と思い、その日が雨だったこともあり、ヘンリー ダーガー~少女たちの戦いの物語~夢の楽園を観に行きました。


原美術館に入ってまず思ったのは、観に来ている人たちに圧倒的にお洒落な人が多いなあ、ということ。
雨の日だったこともあり、オシャレ長靴履いている人も多数。(私も欲しい)絵もそこそこに見惚れてしまったり。。


そして、ヘンリー ダーガーですが、期待通り、もう見た瞬間大好きになってしまいました。

彼は天涯孤独のアーティスト。年譜を見るとちょっと数奇で不幸な幼少時代を送ったようです。
だけど彼は、類まれなる想像力を持ち合わせていたのです。
彼は11年に渡り、15000ページにも及ぶ「非現実の王国で」(素敵なタイトル)という少女たちの戦いの物語を書き、それを絵でも表現しています。
その絵の数々(彼は収集家で様々な雑誌を切り取り、ゴミからも集め、好きなように絵にコラージュさせています。)に登場する少女のシニカルで可愛いことまた写真で見る彼の住んでいた部屋も、実に芸術的。

想像でこれだけこんな絵が描けるのかと思うと、本当に凄いなあと思うし、憧れます。なんか、昔よく買っていた雑誌“olive”の表現するガーリーさもあり、
でも、この孤独な画家についてアーティストで家主だった人の書いた文章を読んでいるうちに胸がいっぱいになってきました。

絶対画集を買おうと思い、売店に行ったものの、¥2600?と高かったので、結局買わずに帰りました。家に帰って、Amazonで探してみよう~と思ってみたら、高い

希少本だったのね・・


写真は、美術館のカフェ ダールで今回の展示をイメージして作られたケーキ
見た目の可愛さしかり、味もとーーーってもいけてました。


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