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<東芝>赤字5000億円の見通し 過去最大に

2015-12-20 | 経済

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不正会計問題に揺れる東芝が2016年3月期連結決算で、5000億円規模の最終(当期)赤字を計上する見通しとなったことが分かった。

赤字額は過去最大だったリーマン・ショック直後の09年3月期(3988億円)を上回る。

家電など主要部門で業績が悪化していることに加え、人員削減などリストラ関連費用がかさむことが要因。

同社の業績不振が一層鮮明になりそうだ。

 東芝は16年3月期の業績予想について「検討中の構造改革の影響などを慎重に見極めている」などとして、これまで開示していなかった。

しかし、家電部門などのリストラ策と併せ、業績予想を21日にも発表する方向で調整している。

 東芝は15年9月中間連結決算で、本業のもうけを示す営業損益が904億円の赤字(前年同期は1378億円の黒字)に転落。

中間決算としては09年以来、6年ぶりの営業赤字となった。

テレビやパソコン、冷蔵庫など白物家電などでの赤字が膨らんだためだ。

ただ、保有株式の売却により、最終損益は372億円の黒字を確保していた。

 しかし、16年3月期では家電部門の業績不振が続く見通しで、これまで「稼ぎ頭」とされていた半導体事業でも市況の悪化に直面している。

また、リストラ策の一環として、家電部門を中心に工場の売却や閉鎖、人員削減などを検討中だ。

主要事業の業績悪化とリストラ費用の計上が重なり、通期の最終損益で大幅な赤字計上が避けられない情勢になった。【片平知宏】

毎日新聞 12月19日(土)21時16分配信

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