オーストラリアの連邦警察は、大詰めを迎えている同国の次期潜水艦共同開発相手の選定で受注を競う日独仏の3者のうち日本が劣勢と相次いで報じられたことを巡り、情報漏えいの疑いで捜査に乗り出した。
地元メディアが23日までに報じた。
政府は国防省の検討結果を基に内閣の国家安全保障会議(NSC)で最終選考を進めており、週明けに発表されるとみられている。
20〜21日に一部地元メディアが、日本の提案が候補から「除外された」、「最も弱い」などと報じた。
秘匿されるべきNSCに絡む情報漏えいを問題視した国防省が捜査を要請した。(共同)