(画像記事はtrafficnews.jpより拝借しました)
3号機の国土交通省登録を抹消され、アメリカにあった
飛行試験の拠点も閉鎖されたと報じられている
三菱航空機の旅客機「スペース・ジェット」(元:MRJ)
(画像記事はtrafficnews.jpより拝借しました)
一足遅れて開発がスタートした競合機
エンブラエルの「E-Jet E2」の一部はすでに実用化されている
似たような構想により生まれた機体ですが貨物室の位置
旅客には気づきにくいが
「スペース・ジェット」は胴体後部
「E-Jet E2」は胴体下に設置している
ボディが小さいぶん、貨物室の面積と位置、容積は
より胴体断面の形状に左右される
「スペース・ジェット」の客室幅は、同社資料によると108.5(約2m76cm)インチ
「E-Jet」は108インチとほぼ同じ幅です
ちなみに、客室の天井の高さも1インチ違い
客室はほぼ同じ大きさで貨物室は胴体下と機体後部の
どちらが良いか
「E-Jet」に採用されている床下貨物室は地上から近く
積み降ろしが容易です
機体の重心近くに重い貨物を集めることができて
飛行時の重量配分(ウェイト&バランス)も有利になる
そして、胴体をストレッチして客席数を増やす派生型へも対応しやすく、機体設計の面でも柔軟性に富んでいます。
「スペース・ジェット」で採用されている後部貨物室は
上に客席がないために、背の高い貨物も収容出来る