(この図は1954年台風15号洞爺丸台風、気象庁HPより拝借しました)
(サイエンス365日から一部記事転載しています)
1954年9月26日、未明に鹿児島に上陸した台風第15号
北海道付近で速度を落としながら発達して集中的に被害を与えた
特に青函連絡船「洞爺丸」の沈没により1000人以上が死亡・行方不明となり、「
洞爺丸台風」と呼ばれている
1958年9月26日の夜深くには、伊豆半島と神奈川県に台風22号が上陸
特に伊豆地方に集中的に雨を降らせた
伊豆地方を東西に分けるように流れている狩野川が氾濫し
多くの死傷者が出たため、「
狩野川台風」と呼ばれた
1年後の夕方には、和歌山県の潮岬付近に台風15号が上陸し
広い暴風域を伴って6時間ほどで日本列島を通過した
台風は紀伊半島や伊勢湾付近の広い地域に高潮や河川の氾濫をもたらし
4000人以上が犠牲になった。「
伊勢湾台風」と名付けられた
当時は今のようにテレビも無くラジオ中心であったが
数日後の新聞報道で知るか、映画館でみるニュース映画で知ることが多かった