某ちゃんノート

わざわざ電話するほどじゃないしなぁ・・・
メールすることもないよなぁ・・・
でもちょっと思った、ふと思ったこと

台湾という島

2016-07-25 | 読書メモ
新聞に載ってたんだが
台湾での一番好きな国ランキング1位が日本なのだそうだ
そういえば
東北地方の震災でも
どの国よりも多く義援金を送ってくれたのだったなあ〜
何故そこまで?
無知な上
調べもせず
美味しいものが食べられて喜んだのが
ちとばかり恥ずかしく
名誉挽回ってか?
図書館で本を借りた
見えにくいお年頃になり
読書から遠ざかりつつあるのだが
素晴らしい本を見つけた



写真がいっぱいで
文字が大きめ
優しい本よのう



本を借りて気付いた
行く前に不安いっぱいだったのは
言葉の問題だけではなかったのだろうな
無知ではあっても
何となく。。。
Republic of Chinaっていうのがくっついてること
日本がかの時代統治していたこと
なのでいろいろ不都合な事実があったであろうこと
って匂い
親日家が多いと聞いていたのだけどね
何も知らずに行った上での
印象や
疑問は
本を読んで少し分かった
本屋の店主が
日本や日本人のことを書いた本をいっぱいすすめてくれたが
台湾にいた日本人のことを自慢するような雰囲気を感じたこと

華山1914創意文化園区



日本の酒工場跡地なんだが
1914年に建てたっていう
その年号を残しているんだ
独立したとか日本が撤退した年じゃなかったこと

高雄、三重、中山、松江、潮留、高山、白河、岡山・・・
日本の地名みたいな名前がいっぱいで覚えやすいなあと思ったこと

日本に帰らず留まった日本人や立石鐡臣のように戻って行った日本人
台湾を愛した人たちのこと
とかね
植民地として統治したという政治的歴史はあるけれど
自分の国として考えていた心の歴史もあるような
不思議な感じがある
元々の台湾はいろいろな部族がいて
彼ら原住民の地だったらしい
オランダやスペインに占領された時もあり
清国領となって漢人が入り込んだということだ
日清戦争後の講和条約で日本のものとなり
以後50年統治したということだな
この原住民たちとは悲劇があったということだし
統治する日本の内地と島の格差と差別はあったであろうし
憎しみや恨みもあるであろう
それでも共に生きたと感じる人たちも多くいたであろうし
戦争が終わり撤退する日本人を見送り
別れを惜しんだ人たちもいたという
何となく分かり合うような感じがするのも
簡単にはまとまらない話であるけれど
政治的、精神的歴史の産物なのかな
とても印象深く読んでいる



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