某ちゃんノート

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謎解きは名古屋めしと共に

2021-12-26 | 読書メモ
名古屋に行ったところだったからかな
太田忠司・著
『名古屋駅西 喫茶店ユトリロ』
を見つけて、興味深々で本を手にした
名古屋めし×ミステリー
出て来る、出て来る
鶏手羽唐揚げ、カレーうどん、エビフライ、寿がきやラーメン、鬼饅頭、味噌おでん
お気に入りの風来坊や
先日食べたエビフライサンドのコンパルも
名前が出てきて
思わずニンマリだ
こうやって並べてみると
味噌おでん以外は
どこにでもあるようなもので
名古屋じゃなければ、というものではない
それが名古屋めしになるのは
愛と自己主張
ソウルの強さかな
名古屋は他所から来た人からすると
とっつきにくい
という言葉も出て来る
名古屋に転勤した人が
新参者と元々の住民では水道料金が違う
その昔聞いたけど
ホントかな?
今もそうなのかな?
とはいえ
ミステリーはお節介から始まる
いつも来る客が来ないとか
何だかいつもと違うとか
変だなとか
気がつく
そして
気になって
何とかしたいと思う
それは人の内側に踏み込むことで
人間関係がないとできない
覚悟も必要
そうだなぁ
東京でさらっと生活するようになって
結構長くなって
忘れてたな
都会は踏み込まない
関わらない
何なら挨拶もしない
そういう側面もある
けれど誰でも潜り込める
楽と言えば楽
誰と繋がらなくても
何となく住める
でも東京から名古屋に移り住んだ人は
とっつきにくい、冷たいと感じる
そんな所にソウルフードが絡んでくる
共通の思い、共感、分かち合い
心を少し開く
寄り添う
そんな謎解きが温かい


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