笹屋伊織の春菓

京菓子・笹屋伊織の菓子
お見舞いの品だ
父は食べられないし
受け答えや反応がなくなってきたのだが
毎日のように
友だちが来ていて
書置きとお見舞いが置いてある
そう
いつも美味しいものなのだ

　　
桜道明寺

　　
よもぎ餅

ゼリーのような
羊羹のような
餅のような・・・
あずき
さくら
よもぎ
それぞれの要素がしっかり存在していて
個々が分かるのに
調和している
絶品というのかな
美味しいだけじゃない何かがある
そう
ほめたたえたい気分さ
ぺろり
ごちそうさまでした

割り切れないコト

父の容態が悪くて
身内が交代で付き添う日があったりするのだが
そんな日々
悔いが残らないよう
精一杯のことをしよう
みんながそのような気持ちで
家族が結束したり
それぞれに
思いがある分
父の状態が辛かったり
ああ絆だな～
などと思う
が
そんな中でも気になってしまった。。。
車検のお知らせが来ていたのさ
もう良くなることはないと言われているにしても
じゃ
と
廃車にはできない気分だ
いや
もう８０近いんだ
運転しない方が良いだろう～とも言っていたんだ
３月中に廃車の手続きしないと
一年間の税金を払うことになるよな～
って
微妙だ
微妙すぎるタイミングなのだ
みんなで
うだうだ・・・
自動車保険の更新のお知らせまで届く
気が付かないフリしようか
などと言っていたら
電話がかかってきた
４月なるべく早く手続きしたら
自動車税は１か月分払うだけで良いが
その後は１年分払うことになる
と
誘惑の声だ
どうしよう～
と
みんなで
うだうだ・・・
自動車税４５０００円に悩む
我ら小市民
やはり
割り切れないものなのさ。。。

桜前線

東京出るとき
満開だったが



実家の近く
桜並木は
ようやく開花
瀬戸内
兵庫なんだけどね



こころなしか
風も少し冷たい
何だか不思議な気がしますな
瀬戸内=温暖=暖かい
って感じだからね。。。

入院患者

父の病室に付き添う
今や何もすることはないが
目を開けたら
覗き込んで
ここにいるよ
と
顔を見せる
父は
また目を閉じる
ま
暇っちゃ暇さ
隣の病室の人が超元気
夜中に
大声で叫んでいたよ
おねえさ~ん
眼薬さして~な
お~い
起きて~な
お~い!
超元気
っていうか
久しぶりにall関西弁
何だか呑気に聞こえる
笑ってしまった
思わず
はいよ!
などと答えたくなってしまう
看護師さんが言うには
眼科に長くかかっている人は
眼薬命
眼薬さすのが大好き
時間になったら騒ぎ出す
だってさ
おかあちゃ~ん！
っていうのもほのぼの
病院の夜中は
不安と寂しさに包まれるようなのだ
その多くは男の患者らしい
男は弱いね~

素敵なチロルチョコの冒険

チロルチョコは
どんどん新しいものが出てくるんだな
きなこもちだの
桜もちだの
餅やあんこを工夫
味
香り
食感と
可能性の追求が半端ない
そして
その挑戦を見つけては
楽しい
今回見つけたのは



カフェチロル



コーヒーゼリーは
珈琲の香りもしっかり
苦味もあって
大人味



そしてゼリー



硬すぎず
やわらかすぎず
上手い！
味も美味い！
レモンティは



当たり前だが
レモンティーの匂い



クッキー地が入っていて
意外とボリュームを感じる



袋の４個ずつ入っているのさ
凝縮
あれ作ってみよう
これ試してみよう
それも使ってみよう
好奇心
挑戦
ノリ
追及
いろいろ入っていそうなんだ
そのうち
みたらしだんごとか
抹茶わらびもちとか
プリンとか
カレーとか
コーンスープとか・・・
レジの横で見つけたいものさ

神去なあなあ日常

「神去なあなあ日常」
　かむさり

　　　　三浦しをん

山の時間は百年単位で流れる・・・



その言葉に魅かれて
購入
人の時間は短い
特に東京の時間は速い
遅れる～
早く行かなければ～
誰かより先に行かないと～
間に合わない～
足りない～
と
いつも急かされるような気分で生活しているからな
雪の重みで倒れたりする若木は
歪に成長してしまい
売り物にならないから
雪起こしをしてやる
けれど
夜中にやきもきしたところで
どうにもならない
折れてしまう木もあるし
だめになる木もある
それも受け入れなければならない
全てが思う通りにはならない
自分が死んだ後
１００年後
２００年後
見ることはない未来を
力まずに見る
そんな感覚
自分の今の日常には
ないな～
って
思う
神隠しや神おろしっていうのも
そういうもんだ
そこにあるもんだ
っていう感じで

山の生き物は、山のもの
山での出来事は、神様の領域
お邪魔しているだけの人間は、余計なことには首をつっこまない

というわけだ
成功も失敗も
生も死も
山の中では
そういうもんだ
そこにあるもんだ
ただ
受け入れることだ
そうやって見ると
受け入れること
なあなあと
ゆっくりと
それはとても強く
心構えというか覚悟のある生き方かな
と
思った
面白いねぇ
そういうのも。。。

さくら～さくら～桜

今日は暖かかったですな～
ほんの少しですが桜も咲いています



卒業式の季節
華を添えてますな



枝によっては
満開近かったりしてます



春っていうより
初夏のような日差しであったけどね
今年は一気に咲いて
一気に散るかもね～

ばあちゃんと孫の思うコト

そういえば
おばあちゃんと孫の会話が聞こえてきたさ
この携帯にしてから
前の赤いやつは
うんともすんとも言わなくなったんだけど・・・
って
電話番号とアドレスは電話にひとつだよ~
と言われても
腑に落ちないらしい
そして
iphoneだのipadだの指差して
あれくらい大きいのが良い
って
あれは操作が複雑だよ~
ひとつひとつ答えるんだ
良いコだな
でも孫には分かるまい
うちの父は
携帯と家の電話の子機の区別がつかないときがあったぞ
子機は2-3あっても
どれも鳴るさ
携帯が新旧あれば
子機同様どちらも鳴ると思っているのさ
そんな発想
孫には分かるまい。。。

ノートルダム・ド・パリ

ピンチヒッターで
ミュージカル
ノートルダム・ド・パリを観ました
ディズニーの「ノートルダムの鐘」でしょ
くらいの感じで
フィギュアスケートの羽生選手が使用している曲
くらいの知識で
行きましたが
アクロバティックなダンスや演出が
シルク・ド・ソレイユのようにエキサイティングでした
切なく、美しい音楽も良かったなぁ
原作は「レ・ミゼラブル」と同じ
ま
少しそういう世界観がある
ただ
やはり英語版
分かりやすい英語だが
音響の所為か
発音の所為か
自分の能力のなさか
語尾が聴き取りにくいのさ
人によっては
南部訛りに聞こえる
ついつい字幕を見てしまう
歌詞と訳が微妙に違和感
もっとのめり込みたかったな。。。



さて
父の病室に付き添うのは夜
新幹線でゆっくりできます
ぼちぼち行きますな～

グゥバウム

父の見舞客からのバームクーヘン
なんせ
父は水も飲めない状態
子供の頃から知っているおいちゃんだ
「あんたが持って帰り～」
ということで・・・



西宮は夙川（しゅくがわ）の
オ・タンブル・デュ・グゥ



見た目しっかり
固そうに見えるが
食感はしっとり
アーモンドとラム酒がほんのり
ごちそうさまでした