梅の香庵~うめのかあん~

梅の香堂別館喫茶スペース*梅の香庵*
とりとめないことをとりとめなく・・・

夏の自由研究

2014-08-31 21:30:39 | イラスト
8月31日ということで、
ちびまるこちゃんもさざえさんも、夏休みの宿題がネタだった今日。

こんなことならちゃんとやっておけばよかった
と泣く泣く31日の夜絵日記を描くまるこを見て、
まったくだよ・・・・・
とつぶやいてしまいました。

今月中にはグループ展に出す作品、一つは完成させてる予定だったのに・・・・
目の前には未完成の作品と疲労困憊した私。
今にも8月が暮れようとしている。
ああああ。

私もまることおんなじだぁ。


まぁそれはそれとして、
今日は、前から気になっていたことを実験した結果が出たのですよ!
夏休みの自由研究ですよ!

用意するもの。
機嫌のいい猫
iPad

やり方。
椿が機嫌よさそうなところを見計らってだっこ。
前足でiPadにタッチ。

すると・・・・
やりました!
ちゃんと猫の肉球で画面が反応しています!
タップもスワイプも可能!

iPadの画面は肉球で反応するのかという最近気になっていた疑問が解消です!
よし!絵ぇ描こう!


おまけで椿写真。


この夏、ある日ふと見上げたら頭上のハンモックで椿がへんなカッコしてる。

まさかこのカッコで寝てんの?
と接近してみたら・・・・・・・・


寝てるよ。
(ベッドの毛布の乱れはご容赦くださいませ)

多分、ベッドが暑かったんだと思われる。
暑い空気は上に昇るからな。
基本暑い時期はあんまりキャットタワーのベッドで寝ないのだが、
どうしたわけだかこの日はこんなことに。

頼むから落ちんなよ。


グループ展in名古屋のお知らせ

2014-08-30 14:32:30 | 日記
まずは告知から。

名古屋でのイラストグループ展・Tube Colors展に参加します。


毎回、色を一色テーマに決めてのグループ展。
こちらに今回初参加させていただくことになりました。

今回のテーマカラーはピンク!


お題を決めて、複数の作家がそれぞれ作る、って、
すごく面白いですよね。
自分でもそのお題について考えた分、他の方のを見た時に
「お!そう来たか!!」
って新鮮な驚きがあって楽しい。

こちらが今回のDMですが、


ピンクと言えば・・・フラミンゴ!!

そうか・・・あたし全然思いつかなかった・・・・・。
てな具合に、
人それぞれの発想が垣間見れて楽しい。

見る側としても楽しみです。
近隣の方はどうぞお立ち寄りくださいませ。

私のピンクは・・・・
現在製作中です・・・・。
急がねば・・・・あと半月・・・・



そんなわけでここんとこちょっと慌しいのですが、
そんなさなかにこんなものを見つけちゃいました。

くるねこ大和さんといくえみ綾さんの交換日記

あ、あのいくえみ綾さんがくるねこさんと!夢のコラボ企画!!
そういやいくえみ先生も猫好きだったもんな。
こりゃーすごいぜ!

両氏の愛読者としては興奮を抑え切れません!

いくえみ先生のコメントで、
「モンさんが虹の橋を渡られたときはPCの前で号泣しました」
を読んで、思わず「私もです!!」と叫んでしまいましたよ。

あの時、あのいくえみ先生と私が、
同じ画面を見て同じく号泣していたのかと思うとなんだか軽く感動を覚えます。
そうそう、
モンさんご逝去の日は、次のコマを見るのがつらくてスクロールが回せなかったぜ!!

名古屋と北海道という遠距離交換日記というのもなかなかにオツでしたぜ。

しかし昨今はやっぱり地方在住の作家さんが増えているんですね。
通信技術向上のたまものですね。
よいことじゃないですか?
執筆作品にも地方色が現れるっていうのもいいものだと思います。


さ~て、再来週泣きを見ないように私もがんばろー。



野球は9回裏3アウト取るまで分からない

2014-08-23 23:28:40 | 日記
時差のある話題で申し訳ない。

二日前、夏の甲子園3回戦。
富山商業(富山)VS日本文理(新潟)が行われました。

この日たまたまお休みだった私は自宅で観ておりました。

しかしですよ、
果たしてどっちを応援すればいいのか。

わたくし、
本籍地新潟。
現住所富山。
暮らした年数はほぼ半々。

さあ、どうするどうする!

と、

迷ったわりには非常にあっさり。
試合開始と同時に気がつけば富山商業、略して富商を応援しておりました。

郷里の父よ母よ友よ、
わたしゃあ富山の人になっちまっただよ。

日本文理の選手を見て、
「おいおいあっちはイケメン多いな」ってつぶやいてから、
自分の地元を「あっち」と言ってしまったことに気づいたり。

だってさ~、
富商は大学のすぐ隣にあって馴染みもあったし、
職場にOBも多いし、息子さんが現役で富商野球部(レギュレーではないけど)って人もいたりで、
今の自分の近いのは富商なんだよね。
それに、ともに野球弱い県ではあるけれど・・・

ネットで読んだ記事によると、
甲子園での勝ち星を集計したところ、新潟は全国で最下位、富山は45位だそうな。

そんな2県ではあるが、新潟は5年前に準優勝獲ってるもの。
今度は富山にベスト8の勲章が欲しいじゃないのさ。

てなわけで、
がんばれ富商ー!!


と、
声援を送り、
8回の逆転劇に大興奮し、
これはもう絶対勝った!!ベスト8だ!!
と確信していた9回裏日本文理の攻撃。
みなさまご存知の通り、甲子園球場にひときわ大きく、金属バットの音が響いたわけです。

その瞬間の、富商の二番手ピッチャー岩城くん。
はるか頭上を飛んで行く白球を呆然と見上げる彼の後頭部を見ながら、
私も何が起こったのかよくわからなかった。
時間が止まったあの瞬間・・・・・・・・・。


↑我ながら似てる・・・ちょっとおっちゃん顔の岩城くん

日本文理、逆転サヨナラホームラン!!

アナウンサーの絶叫の響く中、
泣き崩れる岩城くん。
うそやろ?!と私(を含む観戦中の富山県民)。


・・・・・・・・・・・高校野球は何が起こるかわからないって言うけれど、
ほんとだな!
あああああ悔しい!!
富山が負けてこんなに悔しいとは、私ってばほんとにこっちの人になっちまったなぁ!

大丈夫だ岩城!
君のせいだけで負けたわけじゃないぞ!
その前に森田くんも失点してんだしな!

おっちゃん顔の岩城くんが泣きじゃくる姿に私も涙。

高校野球は切ない。


そんなにっくき日本文理ですが、
一夜明ければ今度は、がんばれ新潟ー!!ですよ。
どっちが勝ち進んでも、私には応援できる楽しみがあるんだからありがたいこっちゃ。
富商球児たちよ、おつかれさまでした。


さあ!いよいよ明日は準準決勝!
ここまで勝ち進んでくれるとは!
かつて、新潟代表は出場しても一回戦敗退が常だったのに、
こんな終盤まで盛り上がれるなんて、ほんとに高校球児に感謝ですよ。
5年前の興奮再びなるか!?
敦賀気比にもがんばってほしいぞ!
今期大躍進の北信越勢の勢い、みせたろーぜ!

ふぁいとー







一等賞!

2014-08-17 01:33:59 | イラスト
梅の香堂のトップイラスト更新しました。

折りしも夏の甲子園真っ最中ということで・・・

「一等賞!」


一昨年のコミックイラストグランプリで入賞した作品です。
なんで一昨年のを今頃かといいますと、
私の手許に戻って来たのが昨年末なので。

おまけでこれとセットで描いたもう一枚。

「おめでとう」


二枚とも、富山への郷土愛にあふれてますね・・・。
こんな情景は夢のまた夢か。
いやいや、昨年の高校サッカーの例もあるしな・・・。




この絵を描くにあたって、二年前の甲子園、決勝戦を録画して資料として見てました。
何度も何度も。
いや~、グローブとか、生で見たのって数十年前なので、
そもそもどうやって手にはめてんのかよくわかんなかったりで、
けっこうそういうとこ凝視してました。
そしてゲームセットで毎回涙

一昨年の決勝は、忘れもしない大阪桐蔭VS光星学院、そして大阪桐蔭の優勝。
なので歓喜する球児たちのモデルは大阪桐蔭野球部ということになるわけですが、
当時一世を風靡したエースといえば、藤浪くん。
やっぱり主役はピッチャーなので、二年前の夏は藤浪くんを観察しまくりましたけど、
その彼が今やプロで大活躍しているわけですよ。
いやー、感慨深いですね。
私は2年経ってもこれと言って変わってませんがね(TT)

大阪桐蔭は今年も出場ということで、一昨年のお礼に応援していますよ。
もちろん、新潟、富山優先ですがね!

今日は富山商業の2回戦!
がんばれ富商ー!!





六本木で晩鐘を

2014-08-12 01:10:35 | 日記
台風接近の先週末、ちょろっと東京へ行って来ました。
うちの親父殿が日美展で入賞いたしまして、
その展覧会を見るべく、一家が東京へ集合です。
折りしも台風接近の影響で曇り空。
暑さの和らぐ上京となりました。

場所は六本木、国立新美術館。

日美展の会場は無料でしたが、
想像を超える展示数にちょっとびっくり。
さすがユー○ャンの息のかかった公募展。通信教育界のドンは規模がでかい。
ともあれ、絵を趣味とする人がこんだけいるのだと実感しました。


親父殿お得意の紅葉の色鉛筆画。


さて国立新美術館では、ただいまオルセー美術館展開催中。
正直そんなに興味は無かったのだけど、
まぁせっかく行くのだしということで、ガッコのチケットプレゼントに応募したところ見事ゲット。
タダ券あるから行っとこうよってことで、両親と見てきました。オルセー美術館展

普段、日本画好きの私が行くのは日本画の展覧会がほとんど。
なので今回はあくまで「ついで」であって、内容もよく知らずに訪れたのですが、
いやー、面白かったです。

まずなんたって、「晩鐘」、見ちゃいました。ミレーの晩鐘ですよ。

この絵があることすら知らずに足を踏み入たので、
おおおおー!!これってもしかしてあの有名な晩鐘じゃね??ってびっくり。

思いのほか小さい。

基本、でかー!!っていうサイズが多数を占める印象派絵画の中にあって、
ミレーの晩鐘は小さかった。
うちのテレビくらいかな。

何畳あるの?ってなサイズの絵ってのは、
やっぱ、これが飾れるほどのお屋敷に住んでる貴族なんかが入手したんだろうか。
そう考えるとため息がもれるが、
「晩鐘」のサイズは、
その絵の素朴さとあいまって、
あ、私らと同じ庶民。
っていう安心感をもって見れました。

父も母も、普段美術館とかあんまり行かない。
父はそれなりに絵に興味あるけど、母は「本物の絵」を見るのが初体験らしい。
だからちょっと心配だったけど、
予想以上に二人とも食いついているので一安心。
思うに、
わかりやすい、いかにも絵画!っていう内容の展覧会だったのがよかったのかも。
見ていて、
きれい!でかい!リアル!なんじゃこりゃ!
って、分かりやすく感動できる。
しみじみ思ったけど、でかい絵ってのはそれだけで人を喰う。


今回のベストな一枚は、モネの「かささぎ」。
雪景色に陽が当たる。そんな風景画。
冬に晴れた日の眩しさって、あぁ、そうそう、こうだよねーってなんだか懐かしく思い起こされる。
モネのちょっとぼんやりしたタッチは、遠い記憶の景色みたいで心地よい。
いいなーこの絵、うちに飾りたいな。
無理か。モネは無理か。

どうしたわけだか画面が分断されちゃったモネの「草上の昼食」も必見です。
漫画のコマワリみたいに2枚のキャンバスに分かれてる。
見た瞬間、なんじゃこりゃ。
日本の普通の家なら天井を突き抜けちゃう高さのキャンバス。
いったいどうやって描いたんだろ、と、見ながら会話も弾む。
これどうやってパリから運んできたんだろ、とか。
美術館初体験の母も楽しそう。
「さっき見たのとはやっぱり違うね」
って、父には聞こえないように言う。

そうだな。
やっぱり、たまに「本物」を見るっていいよな。


モネ、マネ、セザンヌ、ルノワールと、
誰でも知ってる名前がてんこ盛りのオルセー美術館展。
普段あんまり洋画を見に行かない私も、来てよかったと大満足。
やっぱり、何百年も残ってるっていうのは、そんだけすごいのだな。

なんだかしみじみ思った。
美術館で絵を見るのって、すごくリフレッシュ。
遠くへ旅したような気分。

はるばる来てよかったなー六本木。


その後、背後から迫り来る台風より一歩先に帰宅し、
翌日の日曜日。
富山の脇を台風がかすめていった夕方、ふと見た夕焼けに度肝を抜かれました。

雲が燃えている・・・・・。