梅の香庵~うめのかあん~

梅の香堂別館喫茶スペース*梅の香庵*
とりとめないことをとりとめなく・・・

椿記念日

2013-08-30 00:06:47 | 日記
ちょっと日付は過ぎてしまいましたが、

おととい8月28日は、椿が椿になって3年目。

つまり、
椿さんが我が家にやって来て3周年。
言ってみれば椿記念日ですよ。


ふーん


椿さんは無関心ですが、浮かれる私はお祝いに、めったに用意しない猫缶を振舞うことにいたしました。
椿さんもこれには満足したようですよ。
食後の入念な毛づくろいは美味しかった証拠。


ぺろぺろ


ぐりぐりぐりー


べろーん


このへんもごしごし


余は満足だにゃ


丸3年かー。
なんだかもっと長いこと一緒にいたような気がするよ。
まだまだ猫語はマスターできないけど、
ちょっとは椿の言うこと分かるようになったんだぞ(たぶん)。

撫でてほしいときは床にべたーっと寝そべったり、
お水飲みたいときは洗面所にのぼったり、
そういう「会話」が少しずつ増えていくのがうれしいのです。

考えてみたら、噛み付き癖もずいぶん減ったし、
パソコンのキーボードを踏み荒らすことも少なくなった。
椿ってば、かーちゃんのお願い聞いてくれるようになったんだねぇ


言葉が通じないモノ同士が通じあった時の喜び。
感無量ですね。


さて3年前の椿さんでも久しぶりに拝むとするかな。
しかし、飼い始めた当初、
子猫の動きが速過ぎてブレまくりなのと、
写真撮るほど私に余裕がなかったのとで、
ほんのちょびっとしか残ってないんだよなー。子猫時代。
もっと写真撮っておけばよかった。

そんな貴重な子猫椿。

はわわわわわかわいい


それに比べて今は・・・とか言うんじゃにゃいだろーにゃ

めっそうもございません。

椿さん、
ずっと一緒にいようね。




北の旅

2013-08-27 09:47:15 | 日記
札幌紀行続き。
とは行っても主にお土産の写真など。


旅の二日目は小樽まで足を伸ばしてみました。

しかし、前夜のジンギスカンとサッポロクラッシックが旨すぎて調子に乗り、
私も連れも少々ぐったり。
ちょっと気だるい小樽散策になってしまった。

小樽に着くといきなりの土砂降り。
まもなく雨は止んだけど、小樽運河は濁っておりました。

ふと見ると、ベンチに座る人たちにエサをねだるハト・・・・じゃなくてあれは?


カモメじゃねーか。

なんてフレンドリー。

道行く人たちからお菓子もらいまくってました。
しかも手からじかに。
すごいなー。
かわいいなー。
テンション上がるなー。

一応ここに来たからにはこのショットを。曇天ですが。

さりげなくさっきのカモメが入っているではないか。
図々しいやっちゃ。



間近でカモメが見れて(私だけ)テンション上がったところで、ショッピング開始。
小樽と言えば、ガラス、オルゴール、寿司。
しばらく前にお気に入りのグラスを割ってしまったので、小樽でいいのがあったら買いたいなーと思っていたのですが、
ありましたよ。いいの。



きれーい。

コレ見た時、名古屋水族館で見たイワシのトルネードを思い出しました。
私だけかな。
青に弱いのです。
ペアで欲しかったので同じの二つ買ったけど、一つ一つの柄や、本体の歪み具合が違うのがいい。

それから一目ぼれでこの子も。

ステンドグラスのカタツムリ。
古民家を改装した雑貨屋さんで発見。
ガラスの質感が一枚一枚違うんです。

たしっ

あ。

高速猫パンチ。

ひーえー。ごむたいなー。

かーちゃんが遊びに行けたのは誰のおかげですかにゃ?

おりこうさんでお留守番してくれた椿のおかげです。ありがとうございます。

椿さんはホントにとっても良い子でお留守番してくれました。
私が帰ってきてもかなり冷静に出迎えてくれたし・・・。
泣いて待ってるかと思ってたのに。
オトナになったってことかねぇ。
なんだか寂しい気もするねぇ。


話が横道にそれた挙句帰宅してしまいました。

小樽でガラスやキャンドルの店を回り、乙女心を満たし、
海鮮丼を食べに行ったら海鮮丼も旨かったけど、ついてきたカニがどっかん入った味噌汁が絶品。
しかもデザートに夕張メロン付き。

札幌に戻ってJRタワーでウィンドウショッピング。
そしたらですね。

ニットとか、
ファー付きコートとか、
ボア付きブーツとか、

さすが北海道。8月から冬物売ってました。
びっくり。
どんだけ早いの冬支度。

夜はすすきので軽く一杯。
札幌最後の夜に乾杯。



そんなわけで我が家へ。

ガラスって綺麗ですね。
うっとり。


他にこんなのも。

チーズ好きー。
パッケージ可愛いとうまそうに見えるよね。
イラスト大事だなー。



さっそくもろもろ頂きます。
黒ビールだったのでグラスの模様が見えませんが・・・。
休暇の終わりに乾杯。


お気に入りが手に入って、ご満悦の旅でした。
今度は寿司食べたいな。




空の旅

2013-08-26 23:37:17 | 日記
二泊三日で札幌に行って来ましたー。

北海道。
十数年ぶりです。

そして、飛行機乗ったの3年ぶりかな。
そもそもあまり飛行機乗ることがなく、数年に一度。

新千歳空港行きの飛行機に乗ると、機内に流れるさだまさしの「北の国から」。
盛り上がるような盛り上がらないような選曲である。

私が盛り上がったのはこれ。

機内のドリンクサービスで渡された紙コップには白クマの顔。
ドリンクホルダーに入れたら、白クマが覗いてる~。
かわいー。


ところで、
もともと車でも電車でも車窓を眺めるのが好きですが、
飛行機もやっぱり見ちゃいますね。飛行機慣れしてないのバレバレ。
でもだって、こんな景色、空飛ばないと見れないじゃない。見ないともったいないよ。

行きはあまり天候がよくなく、
雲がもくもく。

なんだか既視感。

どこまでも続くむくむく丈夫そうな雲の峰とか、
水平にたなびく雲とか、
綿菓子みたいなふわっとしたやつとか。
ああ。知っている。
厚い雲の中に入った時の視界、
その中で、飛行機の翼の上を雲の筋が走る様。
雲間に覗く地上も。

そう。私は知っているこの光景。
見たことあるもの。

全部、ジブリアニメで。


視界一面雲雲雲の中で、ひときわ大きな雲の山。
思わず言ってしまう。
「ほらあそこ、竜の巣があるよ」
「ほんとだ。竜の巣だ」
連れの友人も返す。

私らは、上空の景色をジブリアニメで学んだんだな。



帰り道は天候が良く、
北海道の端っこから本州のスタートがくっきり。
備え付けのパンフレットで航路を確認すると、
青森から秋田を斜め横断して、そこからは海岸線を左手に見ながら海上を飛ぶ。

日本って、ほんとに山ばっかだな、とか。
町って、河口に出来るんだな、とか。
山の上には雲が多いとか。
理屈で知っていたことが見てわかるって面白い。

途中、佐渡の上を通る。
すげー。
佐渡の形してるわ。いつも天気予報で見ていたあの形。
なんだか感動。

そしてなぜだか、知ってる土地を上から見てるといとおしいような気がしてくる。

飛びたくなる気持ちが分かるなぁ。

ジブリの飛行機はいろいろあるけど、
選べるのならポルコの飛行艇がいいなぁ。



なぜか行きと帰りの話ばっかりだったので、札幌紀行、もう一回続く。


夏猫

2013-08-17 00:30:54 | イラスト
梅の香堂のトップ絵更新しました。

残暑お見舞い申し上げます。


お盆休みに実家にちらっと帰りまして、
親父殿とビール呑みながら高校野球なんぞ見てました。

やっていたのは日川(山梨)VS大阪桐蔭(大阪)。
なかなかの接戦です。

さてどちらを応援するのか。

それはもちろんあなた、大阪桐蔭ですよ。
だって恩があるからね。

去年のコミックイラストグランプリで高校野球の絵を描きまして、
その参考資料に見た試合が昨年の夏の甲子園の決勝戦、
大阪桐蔭VS光星学院。

この試合を録画して何度も見て描いた絵が賞をいただきまして、
わたしゃこの二校には恩がある。
がんばれ大阪桐蔭!
我が故郷新潟代表を一回戦で負かしたことはまぁこの際何も言うまい!(TT)
いいんだ。新潟がだめなら富山を応援すればいいんだ。
がんばれ富山第一!


そんなこんなで観戦していると、懐かしい顔が。
大阪桐蔭のキャプテンでキャッチャーの森くん!
覚えてるよー、君、去年も2年生ながら出場してたもんね!
今や阪神で大活躍の藤浪くんとバッテリー組んでたんだから大したもんだ。
そっかー。今年はキャプテンか!さすがだね~。

高校野球はそこそこ好きだけど、選手名を知ってる程マニアでもない。
そんな自分が顔見ただけで分かる選手がいるとは。
絵を描くのも縁だなぁ。

試合は延長の末大阪桐蔭の勝利。
おめでとう。
今年もがんばれよ、森くん。

空飛ぶネズミ

2013-08-11 18:48:02 | 日記
先日、仕事から帰って来ると、
アパートの階段の踊り場で、
毛むくじゃらのおまんじゅうみたいのがうずくまっている。

こ、これはまさか・・・・。


迷い込んで外に出られなくなって弱って飛べなくなったのか?


近くで見てみると、おまんじゅうは目を開けてふるふるしている。

おお。生きてたよかった。


外に出してやろうかと思うのだけど、
さすがに素手でつかむのは抵抗があるし、
色々策を練っていたら、ちょっと目を離した隙に床から壁に移動していた。

なんだ元気じゃん。

しかし近くで見るとけっこう可愛いんだよねーこいつ。
まだ明るいから調子が出ないのかな。
至近距離まで近づいても動じてないぞ。

さてその生き物は。

こういうのが苦手な方は見ないように。
以下写真です。













コウモリくん。



毛がふわふわ~。
ネズミみたいな耳につぶらな瞳。ブタっぱな。

か~わい~い。
と、思う人と思わない人がいると思うけど、
か~わい~い。



こうして間近で見るとなるほど確かに哺乳類だわって分かる。

さっきウィキペディアでちらっと見たら、
コウモリ目ってすごく種類が多くて、全哺乳類の4分の1を占めるそうな。
そんなに一大勢力だったとは。

最初に発見した時は床にうずくまっていて羽が見えなかったんだけど、
その姿はまさしくネズミ。
羽のはえたネズミだ~。


あんよに指が5本。
ちっさくてか~わい~い。


しかしこの階段の踊り場は4階で、窓は天井付近の方がちょっと開いているだけ。
あとは壁だ。
自力で外に出れるだろうか。
私に出来ることといえば、「開放厳禁」と貼り紙のしてある下の方の窓を開けておくことくらいだが。

「開放厳禁」をこっそり開けて、コウモリくんの動向を見守っていたら、
ふと小学校時代のことを思い出しました。

あれは・・・小学校4年か5年か6年か、まぁそんくらいの歳だ。
夏休みのプールの帰りに、行き倒れのコウモリを拾ったことがあった。

学校の敷地内だった。
こまかいことは忘れたけど、ともかくその時、弱ったコウモリを友達4,5人で発見したのである。
あの時全員が言った。
「か~わい~い

そうなのだ。
コウモリは可愛いのだ。
ほら、私だけじゃないぞ。
弱って羽を広げることもなかったコウモリはネズミ度が高く、なお可愛い。

コウちゃんと名づけた行き倒れのコウモリ。
子供ながらに介抱しようとティッシュでくるんだり水をあげたりしたが、
さすがに家に持って帰っても家族に拒否されるだろうと思い、
プールの近くの物置みたいなとこにそっとかくまうことにした。

しかし、
1,2日後にコウちゃんは帰らぬ人、じゃなくて、帰らぬコウモリになったのであった。


という私の記憶がどこまで正しいか若干自信が無いけれど(なにしろ20年も前だ・・・)、
みんなで可愛がったのは確か。
コウちゃんと名づけたのも確か。

コウモリ可愛いって、普通だよね?



思いがけず夏の記憶を反芻してしまったが、
迷いコウモリくんは一向に外に出る気配が無い。

・・・・そういえば、コウモリって超音波かなんかを発して周りの状況が分かるんじゃなかったっけ?

じゃあ、あそこが外への出口だって、きっと分かるよね?


ちょうど陽も暮れてきたのであとはコウモリくんの自主性に任せることにして部屋の中へ。


翌朝見ると、階段にコウモリくんの姿は無かった。
さすが超音波。



ちなみにこの階段の踊り場は、以前スズメも迷い込んできたことがあった。

その時も「開放厳禁」を開けて、
「上上!もうちょい左!あ~、そっちじゃないがんばれー!」
と、
スズメを応援したら無事に外に出れたんですよ~。

その時、けっこう至近距離でスズメを見ました。
まだ子供だった。
お母さんとうっかりはぐれてこんなとこに迷いこんじゃったのね。

あの時も撮影したかったけど、さすがにスズメはせわしなく、カメラ持ってくる余裕は無かったな~。


間近で見れるのは嬉しいのだけど、
出られなくなったら大変困るので、
この踊り場の構造、なんとかなりませんか大家さん。