梅の香庵~うめのかあん~

梅の香堂別館喫茶スペース*梅の香庵*
とりとめないことをとりとめなく・・・

冬がはじまるよ

2017-12-10 18:57:13 | イラスト
師走となりました。

久しぶりに梅の香堂トップ絵更新です。


「冬がはじまるよ」


週明けから天気予報に雪だるまが頻出。
椿は休日ともなると私の膝の上から降りなくなりました。

椿を膝に乗せた状態で絵仕事をすることを我が家では「国芳スタイル」と呼んでいるのですが、
健康のため、1時間に1回は立ち上がった方がいいと聞きますが、
我が家のこの時期、健康のためというよりエコノミークラス症候群で死なないように数時間に1回足の位置を動かさせていただくので精一杯でございます。

そんな年の瀬。
「直虎」も残りわずかですねー。
なんだか直虎の話ばかりしてる気もしますが・・・・・。

最近思うのは、
ここしばらくの直虎を見てると、織田憎し!って思うわけですよ。徳川家目線になってるからね。
そんでドラマが始まった頃は今川憎し!だったな、と思い出しました。
そういえば「真田丸」見てた時は徳川憎し!だった。

敵っていうのは、結局、目線の数だけいるのだな、と気づいた次第。
てことはつまり、絶対的な敵っていうのは存在しないのだ。

でも本当は、戦国の世に生きていた人たちもそれはわかってたのかもしれない。
さっきまでの敵が味方になったりもしたからねえ。
だけど、憎まずにはおられなかったのかもしれない。戦わないわけにはいかなかったのかもしれない。
戦国の世とは、現代人が思う以上に、いや、想像を絶するほどにつらく哀しいに違いない。
敵がいるとは悲しいものだな。

それにしても今年は、今まで完全に空白だった今川家の知識を得たのが収穫でした。

こないだの直虎で、信長が「桶狭間を思い出すのう」って氏真くんの前でさらっと言う場面、
私までどきどきしちゃいましたよ!
てんめえ~、父上の敵が~!とか言ってやりたくなったわよ!
あんなに憎かった今川なのに、今けっこう氏真くんサイドにいる自分にびっくりですよ。
我ながら単純だな。


戦国時代のドラマ見てると、みんながそれぞれ必死だったんだなあっていう結論に達するのよね。
だからつい応援したくなる。



さて来年は西郷どん。

私の幕末の知識は「風光る」から得た新撰組の知識と、ちらっと見た「篤姫」と「龍馬伝」くらいのもの。
あ、吉田松陰のもたまに見てたからあのへんもまあまあ。

その中で、西郷さんのことをとんと知らないんですよねー。
あれでしょ?熊本城で政府軍と戦って「加藤清正公に負けた」ってやつでしょ?
でもなんでそもそも西郷さんが政府軍と戦ったのかそのへんは分からない。
毎度お世話になっている「知恵泉」とか「歴史秘話ヒストリア」とかでも西郷さんのを見たこと無い(これから嫌というほどあるんだろうけど・・・)。

なので来年の大河も見ようかなあ。