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クリエイト速読スクールブログ
なおしのお薦め本(16)書きながら考えるとうまくいく!b
それで読み返してみたらどうなるか、これを読んでみてください。
「あなたのプライベート・ライティングには、最高のアイディアが含まれているかもしれない。しかし、一方で最悪なものも含まれている」
「つまり、自分は思うほど頭が切れて生産性が高いわけではないことを、何度も思い知らされる。実際、自分自身の思考と行動に身体的にも精神的にもあきあきしてくる」
この「あきあきしてくる」ことについて、イギリスの詩人デビッド・ホワイトの言葉が紹介されています。
「詩作の修練の多くは、自分自身に飽きることに集約されます。私はそれを本当に信じているのです。自分にうんざりしたときに、自分を変えられるのです」
「人生に行き詰まっていたとしても、自分がどのように行き詰まっているのか正確に描写することができれば、その状態を続けていくべきではないとすぐにわかるでしょう。つまり、どのように行き詰まっているのか、どのように遠ざけられているのかを、ただ正確に書くことが、あなたの自由の扉を開く鍵になるのです」
なんだか、希望の光が見えてきたような気がしてきました。
このデビッド・ホワイトの言葉に関して、著者はこのように記しています。
「『正確に』という言葉を心に刻みつけよう。『正確に』こそがプライベート・ライターのベスト・パートナーなのだ」
「うんざりしていることを『正確に』書く方法は、思考をレーザー光線で切り抜くような正確さを求める不可能な仕事ではない。それよりも山のように言葉を書き出し、書きながらその言葉にしっかり浸ることである」
「うんざりした状況を考えるとき、問題に適切なことでもそうでないことでも、心に浮かぶことを『すべて記録』してみよう。もし記録していることを批評したければ、そうしてもよい。けれども書いたことを消すことなく、なぜ批評が必要なのかを、止まることなく記録していただきたい」
「うんざり」にも価値があるのですね。救いになりそうです。
なおし
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生産性は感じられないと思っていました。ものの
捉え方は本当にいろいろあるんですね。
本をたくさん読まないと、このような発見は
できないでしょう。折りしも現在、読書週間の
真っ只中。読まないと!ですね。
思っていることを全て書き出すことが
大切なのですね。勉強になりました。
ありがとうございました。
今夜はこのへんで。おやすみなさい。