2017-01-15「効率を根底から上げたいと考えたため」の大学教員Ｋさんについて。
以下は、Ｋさんの受講190回目アンケートと最新スコアです。
「Kさんの受講190回目アンケート21/6/20」
マイナス・プラス・訓練は引き続き月2ペースで通ってますが、現在のレベルに到達して、改めて悩ましさが増しています。
・序盤については多分に身体的なスキルであり、他の方々のスコアを眺めても、人間が到達可能な上限はまだかなり上にありそうな印象です。ですので伸びしろと捉えて取り組みを続ければいいと感じます。実際、ある程度の増分で伸び続けています。
・一方で悩ましく感じているのは中盤のほうです。歳のせいもあるのか、自分の能力的限界が近いのか分かりませんが、かなり頭打ち感を感じています。特にイメージ記憶については、ここ100回ほど横ばいです。工夫の発想もどうにも煮詰まっている感があり、全く異なるアプローチをしなければいけないとは思っています。しかし以前考えた諸々は、何かと理由を付けてあまり実施出来てなかったりするのですが……。
・可処分時間を可能な限り埋めてしまいたがる、自分の悪癖が一因でもあったりします。以前コメントした「半年に1度ゼロからのアクティビティを始める」話も、コロナやお籠もりで昨年満足に出来なかったことが反動して、今年は半年終わってないのに興味の赴くままに4つ始めてしまいました（実はクリエイトも含めると、現在進行形でトリプルスクール中です）。これはこれで充実感があるのですが、個々の取り組みを重くしづらいという難点はあります。1回ごとの訓練をより貴重なものと捉え、集中度を高めていくべき姿勢に立ち返る必要性を感じました。190回目はそれを意識したうえで、割と上手く集中出来たように思います。
・また、運動後に訓練に取り組むことで、なぜかスコアが伸びたという経験が過去複数回あり、これはブレークスルーの糸口かも知れないと考えています。というか現在のところ、これぐらいしか切り込み余地がないように感じてもいるので、「身体と頭脳パフォーマンスの関係性」をテーマに、取り組み構想を考えてみたいと思います。コロナ・冬場・ニューアクティビティを都合良く理由にして、運動のほうは率直に怠けていたので、何とか時間配分を考えてみたく思います。
・これは全くの余談ですが、190回目の倍速読書で読んだ海外小説『ケミストリー』（ウェイク・ワン著）は、自分の専門が化学ということもあり、タイトルだけで思わず選んでしまいました（笑）。しかし実際に読んでみると、やたら記述がリアルなことがわかり、いったいどんな人が書いてるのかに興味をもちました。帰宅後に調べたところ、自分もよく知るハーバード大学化学科の超有名ラボ出身の方だということが分かりました。こんな凄い人がいるんだ！ とかなり驚いたのが今日のハイライトです。小説読みは普段から後回しにしがちな自覚があるため、機会作りも兼ねて小説縛りで倍速読書を実施しています。今回はそれが意外な出会いに繋がったわけで、教養・視野を広げる場としても、教室での訓練の有難みを改めて感じた次第です。
「Ｋさんの受講190回目の主なスコア21/6/20」たてよこサッケイド51 数字ランダム113・120 漢数字一行三→6,120、一→8,100、七→3,500 漢字二行一→1,590、口→2,010、大→40 たて一行ユニット182・176 スピードチェック36/40（47秒）・40（50秒）ロジカルテストＦタイプ25/25（3分）・19/22（3分）スピードボード6×627/29（3分）・25/27（3分）イメージ記憶12/40（30秒）28/40（30秒）倍速読書『ケミストリー』17,500字/分・理解度Ａ－「ランダムシート、見るというより頭の中で思いうかべた文字を答え合わせをする感じだ。今日は久々に集中できたと思います」※漢数字一行は前々回、スピードボードは前回のスコアです。
Ｋさんの年別受講回数は、2017年88回・2018年56回・2019年20回・2020年15回・2021年11回の計190回です。
2017年は月7回強、2018年は月5回弱、2019年は月2回弱、2020年と21年はコロナもあり月1回強。
「歳のせいもあるのか」とありますが、「歳のせい」は、まだまだまだまだまだ先かと思います。
2018年ペースにまた戻せば、Ｋさんの場合は、違った感想が出てくるに違いありません（「トリプルスクール」の最古参ですから難しそうですが）
そういえば、Ｋさんが受けた190回目は13人の生徒さん。
前にＴ講師が受けてい、Ｋさんの左隣にＮさんがい、後ろには475回目のＹさんがいました。
集中しやすい環境でもあったのではないでしょうか。 
真
※クリエイト速読スクールＨＰ
