'80s Julie TV session

1980年代TVの中のジュリー・・・
って80年代好きとずっと勘違いされたかな今更思う今日この頃(笑)

●80年9月20日(土)~9月26日(金)

2014年03月05日 | 80年のじゅりー

 

今週の表紙はこれまた、記憶にないドラマ「四季・奈津子」より女優・池上季実子。

池上さんは私の世代だと「熱中時代」や「男女7人」のイメージが強い、「太陽を」の頃でまだ若干ハタチだったとは意外、3歳からは京都に住んでたようですが、タイガースが出た頃でまだ6~7歳ではGS世代ギリギリ?、もう少し上の世代と思ってました。

 

 

さて、いよいよやって来ました今週から始まる「酒場でダバダ」
ま・・・、特に「ダバダ」好きじゃないけど、なんとなくやっとここまで来た感が、とりあえず80年の1年分を終わらせてみたいです、ハイ


「ダバダ」ってだから12月に入ると「おまえがパラダイス」へ行っちゃうから、実質売り出し期間が2ヶ月とちょっと+年末賞レース関連がほぼ全て、手持ちの「ダバダ」映像も少ないのも納得。
伝説の「沢田でんでん虫食べた~♪」は果たして存在したか?(・・・意味深な言い方)、次週「水曜ス・・」、いや今後の展開に期待。

 

 

 


●まずは、20日TBS「笑って笑って60分」に今週も「猿飛佐助」と表記があるので、引き続きこちらに声役で出演かと。


脱線して、気になるのが夕方5時半の日テレ「全日本プロレス中継」に馬場VSハーリー・レイス。

この前年ゴールデン枠より降格、なじみある夕方の時間帯へ移行、当時のプロレス界で絶対的権威、世界最高峰NWA世界ヘビー級タイトルをこの9月馬場が3度目にして最後の返り咲きに成功、しかし直後ハーリー・レイスにベルト奪還、その辺りのやり取りが放送されてたのでしょう、昭和プロレスも黄金時代で良き時代でした。
現実、馬場がNWAチャンプになって海外行っちゃたら、スター不在の全日本プロレス本体が潰れるワ、だから毎度チャンピオンの帰国前に必ず取り返されるというオチ・・・、当時のファンでも薄々バレバレの展開だったようで。

同日夜7時、東京12チャネル「ミステリーゾン」は「衝撃!ミイラの霊を呼ぶ」~①冷凍ミイラ、②湯殿山の即身仏、お食事の時間にグロいミイラが画面いっぱいにド~ンと(笑)
TVでストレートな表現がまかり通ってた時代、裏のフジ「土曜ナナハン・学園危機一髪」もサブタイトルに「UFO・翔んだ!!」、今やミイラやUFOじゃあ子供だましもいいとこ、冷めた時代となりました

 



●「ダバダ」TV解禁日、22日(月)夜10時おなじみフジテレビ「夜のヒットスタジオ」へ出演。

パラシュートにカラコン、ジュリー次は何?何?画面の前でラジカセを近づけ心待ちしたあの頃(妄想)・・・フタを空けてみたら今回はヤケにシンプルなスーツ姿。

ジュ「ハセさん、これ以上続けたらおかしなイメージ付いて(もう手遅れ)マズいから一旦やめましょう」(想像)
ハセクニ「な~に言ってんだジュリー、もっとドハデにいっちゃおうよ」(他人事)

 

他出演者に、狩人、ばんばひろふみ、八代亜紀、引退直前の山口百恵、後にジュリーが楽曲提供するリタ・クーリッジなど。

残念ながら「夜ヒット」DVDではMC部は全てカットいきなり歌へ最後もナシ、理由はおそらく井上順が「11PM」のテーマを”シャバダバ、シャバダバ~♪”と歌っちゃってるからでしょうか(笑)

DVDにしたら著作料が発生する

 

 





●続いて翌日23日(火)にも、夜7時20分NHK「特集・歌のビッグステージ」にジュリーご登場、他出演に北島三郎、サーカス、ジュディ・オング、真木ひでと、岩崎良美、河合奈保子など。

8時50分までCMナシのたっぷり1時間半番組、ジュリーはサブちゃんと「サブとジュリーのおもしろ広場」で「兄弟仁義」とご覧の通り・・・

ジュ「あの人ね紅○、自分の番組みたいに出る人みんなと握手してきて」(後年某所にて)

 

コレはBS「美しき時代の偶像」でチラリ流れマスターは保存されてるようです。



同時刻裏はTVKが「火曜スペシャル 宇崎竜堂INヨコハマ・カーニバル」、横浜スタジアムからの中継、テレ朝が「笑いアップ歌謡大作戦」、9時半からはフジ「ミュージックフェア80’」。
歌番組&音楽番組花盛り、「Mフェア」出演がもんた&ブラザーズと南佳孝、私世代だとやっぱり「Mフェア」の時間帯はもの凄い違和感。

 



●飛んで26日(金)、1日2回ジュリーが登場。

まずは夜8時からフジ「ハナキンスタジオ」、「花の金曜ゴールデンスタジオ」から名称衣替え=不人気ということか?、司会は同じくうつみ宮土里。
コレは持ってなくてだいぶ前動画サイトで見ました、「ダバダ」と人気絶頂のB&Bとのコント、他出演にヒデキ、テレサ・テン、あのねのね、小林幸子などなど。
ゲストも多くコントと歌、OP&EDあいさつぐらい計10分程度かなと、ジュリーの出演時間はそう長くはないでしょう、


10時からは日テレ「金曜娯楽館」、3回目の登場にして番組自体が最終回。

 

他に桃井かおりと糸井重里も出演、桃井さんの歌以外、ほぼ番組丸ごとがジュリー・スペシャル、次週の「ジュリーグラフティ男の美学」と並ぶ、1980年を代表するジュリー特番の1つ。
番組冒頭「コバルト」からスタート、タバコふかして「憎みきれない」「勝手に」「時過ぎ」のヒットメドレー。


トークのあとはアルバムから「みんないい娘」、7曲の「ロックン・ロール・メドレー」、バックのセットも現代のセンスから見ても相当カッコイイ。

 

 

 

お~っと、ギターはヒゲのジェフ・ベック氏(笑)
6月に出たばかりの「ゼア・アンド・バック」Tを着こなして・・・

 


そして、フェロモン出まくりの新曲「酒場でダバダ」、最終回にふさわしく最後は「いくつかの場面」。

 妙にテカテカ

 

ただ、コレにジュリーとは関係ない出演者の番組過去VTRを映し出すのはぶちこわし、「いくつかの場面」もその後、10年封印か?

「いくつかの場面」にPレディーの亡霊

 

 

ここで・・・、おまけに当時デッキを持ってた熱烈ジュリーファンの心理状況を、よけいなお世話とばかりにヒモ解くと(笑)

同日の数時間前に放送してる「ハナキンスタジオ」のジュリーを見逃すとは考えにくく、当然こちらもチェック&録画してたに違いない。
そうなるとやっぱり誰かにダビング時に、編集がめんどくさいから単発の5分~10分物は選外になる率が高いという、そんなアホなという説が俄然真実味を帯びてくる。

その証拠に「金曜娯楽館」最終回は手元に複数のソースもアリ、状態も全て水準以上、なのに同日の「ハナキン」がなぜないか?

ちなみに私は昔、歌部分だけの長時間編集ビデオ(notジュリー)を何本も製作した経験がアリ、元テープからその場面探して出して、また別のテープから探して出して、あぁイントロが切れたと言っては巻いてやり直し、これが又ドえらく時間かかる、カセットでも同様、あの頃はパソコンもネットもなくそれが自宅でのお遊びの1つでした。

う~んダビングする人の気持ちよくわかるなぁ、やっぱ短いのつなげて誰かにあげるのって超めんどくさいわ、もうトラッキングも合わないけど、タダだしテキトーに長いのぶち込んでやめやめ。

「ハナキン」がない理由は、ま、こんな所かな(笑)

 

 

●3月2日放送のテレビ東京「開局50周年特別企画 50年のモヤモヤ映像大放出!」にて、「ヤンヤン歌うスタジオ」の過去に歌ってくれた人の最多歌手ベスト10が放送、ジュリーは合計31回の第7位にランクイン。



しかし、これは大いに異議アリ。

77年9月の番組開始以来、ジュリーは70年代だけで30以上、歌のない時もあったかもしれないと考えても、84年の「渡り鳥」まで長く出演してたのと、私の方で確認が取れてるジュリー「ヤンヤン」歌唱映像だけで25回近くもあり、80年代も相当数出てるしどう見てもこの数字は少なすぎる、実際は60は超えてると思います。
冒頭に「残ってるテープだけで集計」と表示されてたから、逆に考えると「ヤンヤン」も全ては残ってない残念な事実が判明してしまいました

 


そう言われてみたら、「10周年」や「最終回」(←その頃は自分で録ってた)でも記念すべき1回目なんてのが流れなかったなぁ、低予算で知られた東京12チャンネル、ムリもない話・・・


「ヤンヤンinジュリー」コンプリートDVDBOXも夢と消えた

 

やっぱりTV局よりジュリーファン&関係者のライブラリーを全国から集めた方が、上回ってるような気がするなぁ

今回流れたのもファンのビデオ包囲網は逃さず