76年某日(日)放送 TBS(午後12:45~13:15)
オープニング
司会はおなじみ玉置宏
当時28歳のジュリーと51歳の鶴田浩二との共演
CM明け
日曜の真昼間から「酒」トーク
1曲目
鶴田さんの「赤と黒のブルース」
対するジュリーの「酒と泪と男と女」
いまやスタンダードのこの曲も当時は最新のナンバー
歌の後も「酒」トーク
話は戦争体験に及び今の若者に対するガンコ親父的なムードへ
「それじゃあ『同期の桜』をいっしょに」って・・・
戦場体験を持つ人が社会の中枢にいた時代を偲ばせる強引なる展開
鶴田さんのセリフを聞き入るジュリー
かなり右よりな内容現在は放送出来そうにない
歌にも熱を帯び始める鶴田さん
気後れ気味のジュリーとの対比が面白い
CM明け 玉置さんの名調子が炸裂
「やさしい思いやりの中で現代の若い男の心を歌う沢田研二さん、『コバルトの季節の中で』」
テンポも遅くフルコーラス約4分
写真集「僕の中の男たち」での鶴田さんとの共演にふれるテロップも流れる
後半は「義理と人情」トーク
今ではジュリーが鶴田さん側か
ヒット曲「傷だらけの人生」
ジュリーが「人生劇場」
再び鶴田さんが「傷だらけ」の2番を歌い終わり
エンディングへ
会場は埼玉の行田市産業文化会館
他に森昌子らの顔も見える
●76年某日放送 不明番組
ソロデビュー曲「君をのせて」のお話から
ソロデビューから5年
まだ歌にも初期の青くささが残る
ソース 2
ソース 3
司会の玉置さんが登場
話はすでに幻化してたPYGトークへ「レコードは残ってるんですけどね」
それでは新曲
ここでも「コバルト」を「脅威の新曲」と称するジュリー
またまた玉置さんの名調子が炸裂
「ジュリーにとってこの1年は試練の年でもありました
それが新しいフィーリングをも生み出したのです
ジュリーはもう不動の人、『コバルトの季節の中で』」
「だけど人は・・・・きいっと」
歌詞が怪しくなり一瞬表情も不安定に
【感想】
・戦争反対を叫ぶ気はないが、なぜか太平洋戦争には興味があり昨年だけでも数十冊は関連本を読んだ、76年頃には生き証人もたくさんいたのだろう、それにしても日曜お昼に今ではあり得ない内容。
・鶴田浩二さんは実際には特攻隊ではなかったと何かで読んだ、「傷だらけの人生」はかなり好きな歌。
・この映像は80年代に「テレビ探偵団」で流れた記憶がある、と言うことはマスターが残ってるかもしれない。
・もう1つも玉置さんが出てるから「歌のアルバム」っぽいけど時期が同じだし違うと思う、今度調べたい。
・この「君をのせて」の映像に続きがあるのは相当知られてないと思う、実は前から言いたかったりして、例によって「君をのせて」でプッツリ切れたりするのもあるワケだが・・・
・土曜日に南佳孝さんのライブへ行ったらボサ・ヴァージョンで「君をのせて」を歌った、みんなでラララ~ン、ラララ~ン、ラララ♪してきた。
アンコール頃になって、南さん「沢田さんに連絡したハズだけど、連絡こないなぁ・・・」、曲まで書いてもらってるのに相変わらず塩対応なジュリーだ(笑)
入手難易度(5段階評価=ビデオor R ・not YOUTUBE)
ジュリー部分フルで ★★★~★★★☆
☆=半分