'80s Julie TV session

1980年代TVの中のジュリー・・・
って80年代好きとずっと勘違いされたかな今更思う今日この頃(笑)

●80年3月8日(土)~3月14日(金)

2012年11月02日 | 80年のじゅりー



いや~、すっかり間があいてしまいましたが、気長にかまえてるので又パッタリ更新が途絶えることもあるかと、他にも興味のある事柄も多いので時々により温度差もあります、ただジュリーの存在を3日以上忘れたことは好きになって以降ないかも(笑)

空いた理由の1つがこの週の号が探しても見つからず、あったと思ったけど持ってないのかなぁ?と思って、なんとなく保留してたら2ヶ月くらい前にひょっこりと、やっぱりありました。

最初に書いたように図書館でラテ欄のコピーを取るとかの意欲もヒマもなく(昔ならやったかな?)、抜けてる号を古書店やオークションで探すにもムリがあるので、ない号は取り合えず飛ばして行くつもり、基本的にこの手の雑誌って終わったら捨てちゃうもんですからねぇ、とっとく方が異常(笑)、今後ネットで閲覧とか出来るようにならないかな・・・

表紙の「額田女王」って、「がくたじょおう」??って読むのかと最初思ったら、「ぬかたのおおきみ」( ̄▽ ̄)
これもなんだか古~い昭和感たっぷりな感じ、テクノがニューウェーブがどうこうと言ったって掲載広告とか見てもまだまだやぼったい時代。


こんな時計が
6800円


リリースから2ヶ月が経過、ヒット曲としてはピークも過ぎたせいかこの週も情報誌に掲載されてるジュリー出演情報は2つだけ。

1つはしつこくも3月9日(日)、東京12チャンネルの「ヤンヤン歌うスタジオ」、こちらとにかくわかりません。
本当にそんなに出て、毎回「TOKIO」を歌ったのかと言われると、もしかして短いVTRのみの出演とかもありえます、ただこの日も確かに「ヤンヤン」の情報サイトにも名前があり、何らかの形で出演してたと考えられます。

もう1つは3月13日(木)、TBS「ザ・ベストテン」で、この週も変わらず第2位にランクイン。
内容は不明、こちらも全部が全部ランクインしてたから出演もしてたかと言われると、出ない人もかなりいたワケでビミョーながら、ジュリーの場合はVTRで流したり本人も「出れるのに出ないのはイヤ」と話してる通り、ランクインした時は高確立で出演。
「ダーリング」なんか13週ランクイン中、1つ2つ・・と思い当たる映像を数えてくと、確認してないけどおそらく全部出てますね、「ダンディ」も11週ランクイン中全部に出てます。

「TVガイド」独自のチャートでは、この週歌手部門の「ヤング」18位、「おとな」10位、ブルーバードのCMが「ヤング」16位、「おとな」13位にランクイン。

情報誌「メモ」には、8・9日お休み、10~14日はスプリングツアーのけいこ とありました。
ジュリーのお休みって何気に気になりました、この頃はご長男が誕生したばかりなので自宅にいたとか?

他記事には、4月から「池中玄太80キロ」、「1年B組新八先生」が放送スタート、欽ちゃん「スタ誕」にサヨナラ、キャンディーズの伊藤蘭「日曜劇場」でカムバック、「第22回グラミー賞」決定、この回で初めてロック部門が設けられボブ・ディランが最優秀性歌手に選出、女性部門はドナ・サマー、ジュリーの元ネタとなったジュリー・アンドリュースが2年半ぶり2度目の来日など。




この週はあまり出演情報がないので最近CS放送を見てて気がついた話を少し。

76年の高倉健主演の映画「君よ憤怒の河を渡れ」、これは前にも見た記憶があり久々に見たくて見てたら、田舎の写真屋の場面でなんと!
入り口の上部にジュリーがイメージキャラだった、あの「ポケットフジカ」の垂れ幕がヒラヒラと(笑)

健さんとジュリー
夢の??

しかもこの場面が案外長くて1分くらいヒラヒラと、当時を偲ばせる映像と同時にあの高倉健との共演?と思うと、これは貴重な1シーン。
おもしろかったからついでに75年の映画「新幹線大爆破」もレンタル、しかし高倉健が爆弾魔で脅迫って今ではありえない役どころ、「君よ憤怒の・・」も新宿を健さんが馬に乗って走ったりのムチャな内容。
でもやっぱりあの時代の物って洗練しきった時代以降失くした、エネルギーみたいなものがあるなぁ。


ポケットフジカCM


もう1つ今度は「太陽にほえろ」、これも75~6年の回、水沢アキがゲストの回で殿下がレコード店を渡り歩く場面。
あるレコード店の入り口にジュリーのポスターが!、これも雰囲気共々当時を偲ばせる1シーン、しかもその場所が世田谷の経堂という、当時の私の地元だったりして。

入り口にジュリーが


おそらく高校生の頃に行ってた「ライオン堂」と思われる店内も少し映り、「ミッキー・カーチスが昔はよく来てた」なんて話をしてたから、かなり古くからある店だったみたいで、あそこのおばちゃんにカタログ見せてもらってイスに座って長居、「ロックン・ジュリー whit タイガース」や「田園コロシアム LIVE ’78」「Julie ロックン・ツアー ’79」のカセットの存在を知りました、発売よりちょうど10年前後、注文したらすでに廃盤、以後聞けるまで15年以上の歳月が・・・

世田谷には東宝ビルドとかあったせいなのか、東宝系の特撮やドラマではロケ地に使われる機会が多く、たまに古い作品を見てるとたまらなく懐かしい景色が映ります。
「百窓」という四方が窓だらけの、特撮ファンには有名な奇妙な建物が当時世田谷南部にありました、何度か親と見に行った記憶があるんですが、「百窓」が出てくる場面だけ集めた特撮ファン製作のDVDがある程で、そういえばジュリーも世田谷の南部某所に住んでたみたいだから、絶対「百窓」の存在は知ってるでしょう、地図みてもかなり両者の距離は近い(笑)

探せばまだまだ思わぬ作品にジュリー発見!があるかと、さすがは70年代の大スター、”売れてる”ということは日常風景の1部なのかもしれません。





最後に、先日亡くなられた桑名正博とアン・ルイスが結婚されたのが、この1980年の3月6日でした。
私は正直、ソロ時代の事などよく知りません、ただファニーカンパニー時代の「廃墟」という曲がとにかく大好きで、桑名と言えば「セクシャル・バイオレット」よりもこの曲でした。
歌詞カードには3番まで歌詞が掲載されてながら、レコードではなぜかフェードアウトされてしまいます、いつかライブででもいいから、フルコーラスでこの曲を聴いてみたかっただけに大変残念です。

こちらの↓2曲目「廃墟」