'80s Julie TV session

1980年代TVの中のジュリー・・・
って80年代好きとずっと勘違いされたかな今更思う今日この頃(笑)

●80年1月4日(金)~1月7日(月)

2012年02月08日 | 80年のじゅりー

 



正月三が日も終り、4日のこの日は昼12時からフジで「スター大激突!新春クイズ歌合戦」に出演。

他ヒデキ、桜田淳子、西田敏行、総合司会に高島忠夫とあるので、おそらく「クイズ ドレミファドン」的な内容の番組だったのか?

この年が毎年恒例の3回目だったらしく、これが90年代以降まで続いた「正月ドレミファドン」のルーツ番組でしょうか。
歌唱曲は当然「TOKIO」かと、もしかして高速道路をバックにした疾走感ある映像の奴かもしれません、歌い出しにおなじみ高島さんの名調子で「イントロウルトラクイズの前はジュリーの歌を聴いて舞い上がって下さい、トキオ!」とかぶり、「怪傑ジュリー」DVDとは別の「TOKIO」映像がアリ。



高速をバックに



夜8時からの「3年B組金八先生」、サブタイトルに「母に捧げるバラード」という回。

確か場面設定がお正月で、金八先生が生徒に連れられ”海援隊”のコンサートを見に行き、楽屋で金八先生と武田鉄矢が話すという有名な回の本放送ではないかな?

 


夜10時から日テレで「金曜娯楽館」、この番組はリアルで見た記憶は全然ない、思ってたイメージより遅い時間帯の放送だったんですねぇ。

80年らしく「ニューウェーブ特集」、出演がプラスチックス、近田春夫&BEEF、ARB、リザード、これはもしかして以前動画サイトで見た映像かもしれません、同じメンツでした。
確かプラスチックスのごく初期には元PYGの大口広司がドラムを叩いてたと聞いたような?、リザードのモモヨは前身の「紅蜥蜴」というバンドの頃、タイガースのライブ盤の歓声を自分達のテープに重ねてテレビ局に売り込んだという話もあります。

近田春夫はそのままこの番組のレギュラー陣なのか、後にジュリーが入院した時にレポートなどもしていました。
89年に近田春夫のソロ作「天然の美」、ハルヲフォン時代の「電撃的東京」など、初CD化再発売時に買ってよく聴きました、今思えばあの頃からわずか10年程度前の作品だったんだなぁと、若かったので今の10年前よりもっと遠い過去の作品かのように感じたものですがねぇ・・・

 


深夜1時からTBSで「2001年への旅」~繁栄か!滅亡か!21世紀への提言~という番組が!

まぁまだ20年以上も先の話だからって勝手な番組を・・・、もうこっちは2012年なんですがマンガのようなトンデモな未来でも見てたんでしょう(笑)
80年の人が2000年代来てビックリするのはケータイ、ネット、CD&DVD、コンビニの乱立などなど、結局は朝起きて学校や会社に行くワケで基本的なことは昔も今もそんなには変わってない感じがする。



5日、驚きは夕方4時から日テレで「激突!ツイストVSサザンオールスターズ」、しかも出演がなぜか菅原文太と大原麗子!

こんなもんが夕方に放送され、なんの注目マークもなくフツーに掲載されてるのがスゴイ。


私が見てた記憶あるのは「バトルフィーバーJ」、「ゼンダマン」、「まんが日本昔ばなし」、「俺はあばれはっちゃく」、このあたりかな(笑)

あと夜中11時45分からの「超人ハルク」コレは確かによくフトンひいて寝ながら見てた、完全に子供目線。

6日で見たいのが東京12チャンの夕方4時半からの「ステレオ音楽館SP」。

出演RCサクセション、アナーキー、岡林信康、泉谷しげる、近田春夫他、RCもまだ久保講堂の「ラプソティー」とか出る前の大きくブレイクする直前くらい?

チャボも古井戸解散ライブより1ヶ月ちょいしか経ってないない頃でまさにこれから、裏のTBS「ザ・コンサート」はアリス、前日も井上陽水のライブ特番が放送されるなど、この数日に放送された番組だけでも確実にニューミュージック系がTV界に徐々に侵食してきてるのがわかる。



夜7時からの東京12チャンネル「ヤンヤン歌うスタジオ」にジュリー登場、「ヤンヤン」の「TOKIO」が手元にあるだけでも確か3種くらいあるので日付がハッキリしません。

実際は3回どころかジュリーはどうも「ヤンヤン」には当時相当な数出てたようで、個人的に「夜ヒット」「ベストテン」は以前に比べるとだいぶ空白も埋まったので、「全員集合」そしてこの「ヤンヤン」でのジュリー(特に70年代)というのが未知の部分が多くとても気になる。



さらに驚きは続いて夜8時からの、同じく東京12チャンの「日曜ビッグスペシャル 新春スター水泳競技大会」にも、なんとまたジュリーの名前が!

”ジュリーは水泳大会には出てない”という??どこからかの不確かな定説を覆す出演情報、他に郷ひろみ、桜田淳子、あいざき進也、大滝裕子、松本ちえこ他の2時間、しかも司会はピンクレディー、ジュリー泳いだのかな?まさかプールサイドで「TOKIO」とか(笑)、内容はこれもまったく不明。

 



翌7日、お昼の1時15分から「徹子の部屋」にジュリーはトレーナー姿で2回目の出演。

この映像は時刻テロップ入りとテロップなしで別々の方が録画と思われるのが我が家のだけでも2ソースアリ、前日の「水泳大会」も録画されてる方もおそらくいらっしゃるでしょう、うわ~見たい。



地味なトレーナーで・・・


裏の日テレの同じくトーク番組「おしゃれ」は山口百恵、こんな両大スターがお昼でもごくフツーに出てたというそんな時代。


夜10時からはおなじみ「夜のヒットスタジオ」、解説不要のヘルメット姿での「夜ヒット」の「TOKIO」の初回放送、00年代に1度誤って再放送もされたものの、共演のクリスタルキングのせいかその後封印されてた映像も昨年のDVD化により解禁されました。

が・・・、番組全体カットのない”間違って放送された版”も貴重、00年からCSフジは契約してジュリーと関係なく毎回見てたのに、これは全然知りませんでした。
そもそもジュリーがヘソまげて最初から封印なんかせずOKしてればとっくにかなりの回は再放送してたという(笑)

 

歌のあとの一瞬映る腰のあたりを押さえてかなりキレ気味の表情で何か話してる場面、気になります、まだパラシュートも不慣れで痛かったとか??

最後の最後のスポンサーテロップの後は例のトランシーバーでなにやらおどけて話してるのでホッとさせられるけど。
DVD版はオープニングトークは途中でカット、七草粥の七草の話や「250万の「TOKIO」の衣装」という順さんの言葉に「全部ひっくるめて」とジュリー、「水の中に入ったら大変」とかいう真理さん、「死んだら運が悪かった」とジュリー、未収録場面としてそんな感じのやり取りがあります。

 




裏の日テレのドラマ「翔んでますえ」は主演が酒井和歌子、テレ朝「女のそろばん」は新珠三千代、雰囲気からして、その後の”トレンディドラマ”なぞまだまだ遠い古風なドラマ(見てないけど)。

TBSは映画「子育てごっこ」、こちらも加藤剛、栗原小巻と出演者からしても”昭和”な感じ。

 

深夜はどの局も最大深夜2時までには全番組が終了、番組も最後は時代劇やゴルフに「キイハンター」の再放送、この日も実にこの時代の深夜番組らしい終わり方をしていて、子供心にそういや夜中ってそんなだったなぁと・・・