スペイン旅行で何が楽しみだったかって
勿論、この『サグラダ・ファミリア』※世界遺産!を訪れること!!!
この目で見たときはもう感動でしたーっっっ!
そして、実物を見て、中に入って、ガウディの世界観に唖然。
ただ天にそびえ立つ建築中の塔、では決してない。
自然を教科書としたガウディ建築の素晴らしさを知ることになりました。
↑生誕の門
着工は1882年。なんとも100年以上経った今でも建築中という未完成の世界遺産。
マドリッドの中心に、そのシンボルとして塔をそびえ立たせています。
初代建築家ビリャ-ルの後を、当時31歳だったガウディが引き継いだものの
1926年、73歳のときに事故により他界。
彼が生前実際に目にした塔は、最初に完成したただ1本のみだったそうです。
この建築費用が全て寄付によるものだというのが、
完成までに何百年もの時間がかかる理由。
そして私たちが支払った入場料も、この建築費への寄付になるんです☆
数年前までは完成にあと100年も200年もかかると言われていましたが、
近年大きな寄付が続いたことからその完成予定も大幅に短縮。
現在では2・30年で完成する予定なのだとか。
ということは、Conyも生きているうちに完成が見られるかも!やったー!
↑生誕のファザード
細かい彫刻に大興奮。聖書の様々な場面を彫刻で現しています。
これはどんな場面なんでしょう?ロバにのった女性も見えますね。
鐘楼の先端にはモザイクで出来たピナクルが。
建物内部もまだまだ建築中。
足場が天井まで組まれて、今まさに作業の真っ最中です。
天井を支える柱は、樹木をモチーフにしたもの。
枝分かれしているところなんか、街並木の樹木にそっくり。
ガウディは、この柱で教会の中に静けさを求めたのだそう。
塔の反対側に出ると、受難のファザードがあります。
生誕のファザードに比べ、直線的で冷たい印象。なんだかちょっと怖い。
これは、苦しみを表現するためとのこと。
イエスの処刑を描いているところからもその辛さが伝わってきます。
これは、葡萄やイチゴなどの木の実ですね。可愛い♪♪
でも、それだけでなくきちんと宗教的な意味もあるのでしょうね。
生誕の門でカメレオン発見!
螺旋階段は巻貝がモチーフになっているんです。
ステンドグラスから光が差し込んで美しい!
職人の手によって、細かな装飾の彫刻が彫られているところでした。
これはどの部分につくんだろうなー。
どこから見ても・・・
すごいなぁ~~~~~~~~~。。。
資料館もありました!
ここには過去の建築中の写真から完成予想図や模型までが展示されていて、
なかでもConyが興味を持ったのは
ガウディは自然を教科書とし、デザイン、設計をしている。という意味合いの展示室。
文章は英語なので読んでもわからない(その前に読もうとしなかった。汗)のだけれど、
写真で丁寧に説明されていて
ガウディが自然に対していかに尊敬の念を持っていたのかがよくわかる内容でした。
Cony、ガウディがすっごく好きになっちゃいました♪
ここで残念だったのは、
あまり時間がなくて塔の上に登れなかった事。
ガイドさんはたいしたことないなんて言っていたけれど、
それは、行列のエレベーターに乗ったが為に時間通りにバスを出発させられない。
なんてことにならないように、と考えての発言だったに違いない。
上まで登ったら、あのてっぺんについているモチーフを間近で見ることが出来たのになぁ。
く~~~~っっっ。
イタリアのローマ・フィレンツェに続きバルセロナも、
1都市長期滞在で、是非!もう一度訪れたい場所に入っちゃいました。
だって、だって、もっとじっくり見たいところばっかりなんだもん!
と、後ろ髪ひかれつつ次の観光ポイントへ移動です。
次はどこだ?
写真観てるだけで興奮してきた★★★
サクラダファミリア、外観はよく目にするけど、中はこんな風になってるんだね~(うっとり)
ステンドグラスも、他の国と違って、スペインっぽい!(ガウディっぽい)
は~(ため息)がでちゃう!
ちゃんとガウディが監督してた頃の生誕側と
現代の職人さんが創りあげてる受難側では
内容に伴ったコンセプトだけではなくて、なんていうか、
こだわりの部分ていうのが全然違う気がするの。
これからの建築部分に、もっとガウディの心とか細かさとか反映させて欲しいなー。