みらいのダ・ヴィンチたちへ

できるかできないか。そんなことは明日に任せて、今このときを一所懸命に「ぼく・わたしは考えたよ。描いたよ。作ったよ。」

ステージはそろっている。でもステージは待ってはくれない。

2015年06月22日 09時23分40秒 | カリキュラム
夏休みを控えて全国いや世界から多くのコンクール応募の案内が届き始めている。これまでもコンクールの是非についてはお話をしてきたが、純粋にその子が挑戦したいという熱意があるのであれば、それを応援することは私の使命である。この教室からも多くの子が表彰されている誇りにしてほしいし、将来への種まき、芽生え、実りとしてほしい。だからこそ、コンクールの教室での案内には責任があり、慎重に選択をしている。主催者趣旨はもちろんのこと、テーマが良く検討されているか、こどもの意欲に沿っているか。中にはそのテーマは主催者の都合だけでじゃないのかと考えさせられる無理押しのテーマも、これは主催者の公私、大小を問わずよくあることである。親御さんから「これは一企業の宣伝のためのコンクールじゃないですか?」との批判もあるけれど、その子が輝けるステージであれば、どちらが大切なのでしょう。
「ぼく(わたし)表彰状なんかもらえないし、いらないから」という声は、この教室でも、かなしいかな少なくありません。
輝けるチャンスなのにな~。最初はたとえ小さな表彰状でもキラキラした瞳の子をたくさん見ているだけに。声かけは繰り返す他ない。9月の締め切り日、ステージは待ってはくれないのだから。


最新の画像もっと見る