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みらいのダ・ヴィンチたちへ

できるかできないか。そんなことは明日に任せて、今このときを一所懸命に「ぼく・わたしは考えたよ。描いたよ。作ったよ。」

11月は「大好きな動物を作ろう」

2010年10月15日 19時15分27秒 | カリキュラム

自分の手グーチョキパーをスケッチしました。個性的なスケッチを見るたびに、この子たちの壮大な可能性に身震いを覚えます。「立派!」私はあらためてそう叫びました。

何度もお話しますが、対象物を見て、正確に描くことが子どもたちの成長に今、必要ではありません。影の付け方や色の作り方を指導することが今、大切なことでは決してありません。子どもたちは一人ひとりの成長段階において、感じたこと、心に思っていること、鉛筆を動かしたいだけでも、絵の具の発色にワクワクする、それが大切なのです。その子の内面の思いを充分に実行表現させてあげること(泉から水があふれ出るように、より広い視野、より深い関心を持ってほしい)が教室の目的で、私の目標です。

ではなぜ私は「よく観て」「影を意識して」と子どもたちにうるさいほどの言うのか、矛盾しているのではとご指摘されるでしょう。もちろん子どもたちの創造性の吸収力の容量は充分あります。ただ、創造性は待ってるだけでは膨らみません。スポンジも一度、握りしめてやると勢いよく膨らみます。そこは慎重に子どもの心のスポンジを押して、一人ひとりの個性的なスポンジのどこを押してあげたらいいのかを、無理をさせず、変化を見落とさず、慎重に慎重に成長を見守ります。

11月は新聞紙を素材に動物を作ります。紙ねんどでは出来たことが、新聞紙では意外と難しいことも経験して、それを乗り越えて達成感を手中にしてもらいます。がんばれ!

先生のおうちは、ドングリがいま、いっぱい落ちています。ネコの「とら」のあたまにドングリが落ちてきて、さあたいへん!さか道をころがって、にげていきました。 つづく




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思い出してね「チキンナゲット」

2010年10月03日 18時07分40秒 | インポート

ダヴィンチ・クラスでの出来事を紹介します。10月の課題は自分の手指をスケッチする、すこし難しいテーマでした。手や指に表情があることなんて、初めて知ったお友達もいたことでしょう。でも、このことを知っているといないとでは、大きな違いです。絵を描くこと以外でもいろいろな場面で必ず役に立つ時があります。手は道具を持ったりするだけじゃないんですね。相手に自分の気持を伝えることだってできるのです。ためしに有名な絵画「モナリザの微笑み」の手を何かで隠して見てください。彼女の感情が変わって見えると思います。

「センセ~イ!今日はチキンナゲットを描くんでしょ。」授業が始まる前にMちゃんが言いました。ヤル気満々です。なんと彼女は予習をしてきたのです。彼女は決してスタートダッシュがあるわけではありません。でも90分間驚くほど集中力が持続します。コツコツタイプですね。

物事に集中するまでの時間差は個々に違って当然です。授業の終わりかけの時間になると、俄然、黙々と集中して向かうYクン。これも個性なのですから、それを伸ばしてあげる方に目を向けてアドバイスしています。

その理由から授業では、子どもたちの集中力が欠けてきたときは休憩をします。(もちろん休憩をしない子もいます)このメリハリが、アクセントとなって新しい発想が生まれるチャンスになることも、個々の自主性に任せてみようと考えています。一見、授業の統括力が無いように見えますが、一人ひとりへの目配りは徹底しています。ご理解ください。

終盤のことです。クスリ指を描き忘れるほど急いでいたSちゃんが「今日は絵具を塗らないの~!」とみんなに同意を求めるような訴えを私にしました。内心、やっぱりかと、彼女の発言に指導方針転換をする決意をいたしました。絵具を使いたい気持ちは痛いほどよくわかります。2週間でじっくりと考えることにいたします。さて、小道具は何にしようかな?何を手に持たせてみようかな。

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