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みらいのダ・ヴィンチたちへ

できるかできないか。そんなことは明日に任せて、今このときを一所懸命に「ぼく・わたしは考えたよ。描いたよ。作ったよ。」

日本の夏、ゴーヤの夏

2018年09月04日 17時51分27秒 | 日記・エッセイ・コラム

夏休み特訓が終わる。今期も多くの子と、それぞれの課題に汗をかきながら取り組み、気づきの種子を3時間という出会いの中ではあるが、その子の心に丁寧に植えたつもりである。低学年生には少し長かったのか、高学年生にはそれでも短かった。来年の私の課題である。6年間をポスターに挑戦し続けている子がいる。多くを語らなくとも、この子は大丈夫!と確信している。そうかとおもうと、鬼を前にこの場に及んでもなお、楽な方法を選ぶ子も少なくない。それでいいと言う子に「もうあと少し」「もうあと三つ」「あと一つ」を とぼけながら繰り返し、完成に近づける。(これでいいのだ!)がんばったときはしっかりとほめる。(親御さんの前では、あえてほめないようにしています。意味がないので)仕上がったときの疲れなのか嬉しいのか、いろいろな思いが混在した顔を見ると救われ、お互いに明日もがんばれるのだろう。

この夏、教室のデッキにゴーヤを植えた。グリーンカーテンにと役所でもらった種子から育て、ゴーヤチャンプルにして味わった。そのおかげで夏バテなしで乗り切った感が実感できた。若緑色の光が子どもたちの真剣な顔をやさしく反射する。やっぱり、一からコツコツと育てることは気持ちがいい。

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