
最後尾をトボトボついていく私が途中でいなくなったことに気が付くも、意地でも遠回りをするストーンズがどんな行動をするのか期待しつつ、計画通り、三岐鉄道三岐線丹生川駅の手前200m、私の背中をはるか先に見つけた負けず嫌いが、ブツブツ叫びながら走って追い越す。線路わきに39号蒸気機関車(1898年明治31年英国製)、日本最古の貨車タンク(1893年明治31年製台車輪部は無く復元予定)など、地味なものばかりだが、自由にSL運転台や貨車の荷台に乗り込むことができ(名のある鉄道博物館ではできない)、それぞれが自由な時間を満喫する。
私は今回2枚目のスケッチを始めながら、西桑名駅での切符無し乗車のことがあったのでストーンズには先に駅まで行って切符を購入しておくように伝える。券売機も自動改札でもなく、駅員さん(嘱託のおっちゃん)が硬券切符に日付器でカシャン!ハサミをパチン!もうすぐ見られなくなるであろう良き駅窓口の光景を思い出にしてもらえたら、鉄ちゃん先輩として嬉しい。かっちゃんから「あと5分で電車到着!」と号令がかかる。島式ホームの構内踏切が下りてくる。急げ!ひとりがトイレのため取り残される。あぁ、ここで脱落か!遮断機の向こうで不安顔(?!)が、、、。駅員さんの配慮で難を逃れる。近鉄富田駅では硬券に無効印をもらうために一旦、地下道をくぐり改札の外へ、改めて階段をくだりのぼり同じホームへ戻る(肩が、、、!)近鉄急行名古屋行きに乗車、しばしのコックリタイム。近鉄名古屋駅ではJR連絡改札口が待ち構えている。改札する前にJRの大高駅までの切符を購入、近鉄とJRの2枚の切符を重ねて改札機に入れることを伝える。「ヒゲ先生、切符が一枚出てこない!」(伝えることを忘れてごめん!)さあ、最後の登り階段だ。この旅で一番つらく、苦痛に顔が歪んでいたことを知る子は誰もいない。(だって最後尾だもの)なぜだか予定時間通り、大高駅に到着。最初で最後の集合写真を。出発時より一歩だけ自信に満ちた男の顔になっていたことは間違いない。
これでもかというトラブルの連続も笑ってクリアしたストーンズ、君たちはスゴイ!大したもんだ。ヒゲ先生は確信している「困難が子を育てる」ことを。ある教育者が「子供をダメな大人にする、だれにもできる簡単な方法は、子供の欲望(親が良かれと思ってする物事)を何でもすぐに手に入れさせれば(お膳立てすれば)よい」と。
~完
*困難さん、かかってきなさい!ヒゲ先生、調子に乗って次回旅企画立案中!「ローカル線で行く信長、夢のつづき(仮)」恐れを知らない挑戦者たちよ!しばし、待たれよ。
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