みらいのダ・ヴィンチたちへ

できるかできないか。そんなことは明日に任せて、今このときを一所懸命に「ぼく・わたしは考えたよ。描いたよ。作ったよ。」

自身のすべてが映し出される自分の作品

2015年06月20日 19時11分56秒 | カリキュラム
Hちゃん(6年生)はどんな課題でも、いつでも自分の表現したいイメージを追求するチャレンジスピリッツあふれる教室のリーダーです。このお話の結論から先にいたしますと、困難を避けない。つまずいてもめげない。違う方法を考える。これを静かに集中して実行しています。だから、結果が作品に意志を持たせているのだと思います。彼女は特におしゃべりを交わすタイプではありませんが、私の声かけに対して、多くを語りませんが、しかししっかりとした手ごたえを感じるほどに次の手を表現しようとアクションを起こします。理解したうえでの私の変化球にもついてきます。
クラス全員に話すことですが「失敗なんてない!あきらめるから失敗になるのだよ。じゃあ、その失敗だと思っていることをどのようにしたらもっと良くなるのかを考えてみよう。その考えが完成につながっていくのだからね」
Hちゃんの名誉のために付け加えますが、彼女だって少し前は、思うような色が作れなくて、色がにじんで嫌になったことだってあるし、困ってしまい逃げたくなり、私の助言も聞きたくなくなったことだってあっただろうし。でも、めげない。私の率直な思いは、それでも彼女は「自分を表現することが好きなんだろう」大人になっても大切なことでしょう。いや、大人になってからでは、とても探すのは難しい心なのだと思います。今回の課題もよくよく考えて表現しています。Good!です~!
写真では分かりづらくてごめんなさい。厚紙を重ねて表現するレリーフ調の作品です。平手教室での課題です。他のクラス作品も「やったね!ギャラリー」にて公開中ですので、どうぞご覧ください)


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