審査委員長の総評のなかに「上手く仕上げているではなく、意外な発想でひまわりを表現した作品を選出しました」とありました。その観点からするとダヴィンチの生徒全員にあてはまります。一人ひとりの独創のひまわりは、また来年、成長進化して芽を出すことでしょう。
胸を張って元気に返事するようにと、式の前に声をかけようと二人の後姿を捜しましたが、なかなか見つかりません。名前を呼ばれてはじめて顔を見ることができました。いつもの天紀くんではありません。敦也くんははじめてみる人のように私の顔をチラリ見るのがやっとでした。ふたりとも緊張の様子でした。
なにごとも経験です。
天紀くんのドクターイエローは中央部が透明になっていて向こうの景色が窓に映される、そのおもしろさが名古屋のランドマークである名古屋テレビ塔賞の受賞理由でした。
敦也くんは来場者の人気投票数で上位2名に選ばれました。スゴイ!全参加作品を見直しましたが、宇宙をテーマにしていたのは敦也君の作品が唯一です。その評価が認められたのです。
教室全員の作品は10月27日まで久屋大通駅北改札口前の市民ギャラリーに展示されます。その後、返却されますのでしばらく待っててね。
全日空の飛行機(B767-300)に自分の絵がペイントされて大空を羽ばたくデザインコンテストで、みごとにピカソクラスの初菜ちゃん(4年生)のデザインが7,000点の中から入賞9点のひとつに選出されました。このあと10月21日までの間に一般インターネット投票による選出で大賞が決定されます。http://ana60th.com 12歳以下の部(3)fight!JAPAN クリック投票をお願いします。斬新な発想のこいのぼりは、しっかりと調べ上げた国旗と地球と、丁寧に描かれた、こいのぼりのカラフルな鱗と重なり合って、とてもモダンな仕上がりをしています。
初菜ちゃんの作品づくりはベースに勇気と辛抱強さがあることは言うまでもありませんが「とにかく、やってみよう」という素直な心がけで取り組んでいます。集中のあまり、ときに私の声が聞こえないようなそぶりを見せますが、実はしっかりと聞いています。「じゃあ、やってみる」ここが可能性の門戸を大きくしている要因なんですね。もちろん上手くゆくことばかりではありませんが、以前、満足できなかったことを克服しようとする挑戦姿勢には驚かされます。もちろんですが親御さんのはげましがなければかないません。克服するまで続けることでしか成果は微笑まないことを実証してくれています。おめでとう!