10日(金)、18時から岩手県で放送されたNHKローカルニュース「おばんですいわて」。
達増・岩手県知事が番組に出られ、コロナウイルスについての質問に答えていました。
自分なりに発言要旨をまとめてみました。
まずは発言の前に、岩手の現状。
岩手県の帰国者・接触者相談センターへは3023件の相談が寄せられ(8日まで)、けさ6時までに、のべ135件の検査が行われ、すべて陰性。
厚労省等によると、県人口に対する検査人数の割合は0.0009%。
東北の他県では 山形0.059%、宮城0.024%、秋田0.045%、福島0.022%、青森0.02%
人数・人口に対する検査率とも岩手県は全国最下位とのこと。
岩手県では、新型コロナウイルスの検査は盛岡市にある県環境保健研究センター1カ所のみで実施されていて、1日に検査できるのは最大で40件。
番組では知事を招き、視聴者からの問いについて、直接訊いています。
生放送のため、言葉に気をつけながら答えている印象でした。
①学校再開について
「注意している、感染者が出ても感染者が休めばよいと思うが、ケースバイケース」
②検査数が全国最小に対して
「国の基準もどんどん緩くなっている。検査数も増えていく。本人、保健所、専門家の意見をすりあわせながら検査するしないを決めている」
③県としてきちんとした検査基準を設けてはどうかの問いに、
「相談した方の命と健康を守るということを軸とする。なかなか一定の基準で割り切るのは難しい」
④岩手がコロナ疎開の対象になっている、との問いには
「進学、就職で来県する方は大学、企業が厳格に管理している。不要不急の来県は、総理が控えるよう明言している。岩手県も控えるようお願いしている。駅にポスターを貼ることもしている。さまざまな形でアピールしている」
(それだけ?)
⑤飲食店の売り上げが下がり、従業員の給与減少が続いている。県独自の支援は、との問いに
「国の支援は時間がかかるので、より迅速に手続き可能な県独自の資金の貸し出しを準備している。
岩手は(他の都道府県に比べれば)まだ自粛の度合いが低い。例えば花屋で花を買おう、というような運動をしていく」
⑥鳥取のようなドライブスルーによる検査をしてはどうか、の問いに
「岩手では鳥取のようなドライブスルー検査は考えていない。1日40件の限度を超えるようなことが見えてきた場合は民間の検査機関も活用しながら、さらに簡易検査キットの導入にも積極的に取り組んでいく」
⑦マスクがいまだに買えないが、の問いに、
「マスクは、かなりが中国の輸入で、中国では生産が回復しているとはいうが、アメリカ、ヨーロッパなどが多用に買い付けをしており、なかなか復活しない。県としては医療機関など本格的なマスクが必要な所に優先的に提供していくが、個人については、手作りマスク(で対応していただく)というのが現実的な選択肢」
本日のローカルニュースの報道、番組内での岩手県知事への取材の限りでは岩手県も心配だと感じました。
コロナウイルスの検査も、検査できるのは盛岡市1カ所のみで1日最大40件。知事は40件を超えれば対策を講じる旨話していましたが、いずれ感染者0ではいられないでしょう。岩手県民としては、安穏とせず、個々の対応が必要でしょう。
達増・岩手県知事が番組に出られ、コロナウイルスについての質問に答えていました。
自分なりに発言要旨をまとめてみました。
まずは発言の前に、岩手の現状。
岩手県の帰国者・接触者相談センターへは3023件の相談が寄せられ(8日まで)、けさ6時までに、のべ135件の検査が行われ、すべて陰性。
厚労省等によると、県人口に対する検査人数の割合は0.0009%。
東北の他県では 山形0.059%、宮城0.024%、秋田0.045%、福島0.022%、青森0.02%
人数・人口に対する検査率とも岩手県は全国最下位とのこと。
岩手県では、新型コロナウイルスの検査は盛岡市にある県環境保健研究センター1カ所のみで実施されていて、1日に検査できるのは最大で40件。
番組では知事を招き、視聴者からの問いについて、直接訊いています。
生放送のため、言葉に気をつけながら答えている印象でした。
①学校再開について
「注意している、感染者が出ても感染者が休めばよいと思うが、ケースバイケース」
②検査数が全国最小に対して
「国の基準もどんどん緩くなっている。検査数も増えていく。本人、保健所、専門家の意見をすりあわせながら検査するしないを決めている」
③県としてきちんとした検査基準を設けてはどうかの問いに、
「相談した方の命と健康を守るということを軸とする。なかなか一定の基準で割り切るのは難しい」
④岩手がコロナ疎開の対象になっている、との問いには
「進学、就職で来県する方は大学、企業が厳格に管理している。不要不急の来県は、総理が控えるよう明言している。岩手県も控えるようお願いしている。駅にポスターを貼ることもしている。さまざまな形でアピールしている」
(それだけ?)
⑤飲食店の売り上げが下がり、従業員の給与減少が続いている。県独自の支援は、との問いに
「国の支援は時間がかかるので、より迅速に手続き可能な県独自の資金の貸し出しを準備している。
岩手は(他の都道府県に比べれば)まだ自粛の度合いが低い。例えば花屋で花を買おう、というような運動をしていく」
⑥鳥取のようなドライブスルーによる検査をしてはどうか、の問いに
「岩手では鳥取のようなドライブスルー検査は考えていない。1日40件の限度を超えるようなことが見えてきた場合は民間の検査機関も活用しながら、さらに簡易検査キットの導入にも積極的に取り組んでいく」
⑦マスクがいまだに買えないが、の問いに、
「マスクは、かなりが中国の輸入で、中国では生産が回復しているとはいうが、アメリカ、ヨーロッパなどが多用に買い付けをしており、なかなか復活しない。県としては医療機関など本格的なマスクが必要な所に優先的に提供していくが、個人については、手作りマスク(で対応していただく)というのが現実的な選択肢」
本日のローカルニュースの報道、番組内での岩手県知事への取材の限りでは岩手県も心配だと感じました。
コロナウイルスの検査も、検査できるのは盛岡市1カ所のみで1日最大40件。知事は40件を超えれば対策を講じる旨話していましたが、いずれ感染者0ではいられないでしょう。岩手県民としては、安穏とせず、個々の対応が必要でしょう。