こにゃにゃちは。朝の猫マンションより久々のブログお送りします。
気がつくと新年が明けて2週間も経ってしまいました。
年末からなんだか色々あってブログどころじゃなく・・・。
色々の中で一番ショックだったのはルナが病気になったこと。
いわゆる不治の病です。
最初は動揺してしまったものの、いつもと変わらないルナを見て少し落ち着いてきました。
ひとまず病発覚の始まりを記録しておきます。
普通にバリバリ目力ありますぜ。
2018年1月1日(月)
正月に実家に新年挨拶の電話を入れたところ、父よりルナの異変を伝えられました。
血尿と食欲不振とのこと。
血尿が出たということで、病院に行って抗生物質をもらってきてくれたようです。
年末にはとりあえず血尿がなくなったので膀胱炎の方は治ったものと思ったら・・・
再度留守中に鮮血ともいえる血尿が出てしまいました。
前回尿検査をして“尿比重が低いのがちょっと心配”という先生の言葉が引っかかっている。
家のトイレで粗相してしまうことがあり、その時の尿はほとんど無色でした。
しっかり黄色がついている尿が正常な尿の色のはずなのでやっぱりおかしいし、再びの血尿。
ルナの体の中に異変があることは確か。
2018年1月2日(火)
高知から帰ってきてルナの様子を見ると、元気がない感じでもなかったのでちょっと安心。
夜ウェットフードを少々口にしたけどやっぱりイマイチ食べない感じかな。
父が薬をうまく飲ませられなかったと言っていたけど、血尿は出ていないようです。
2018年1月3日(水)
朝一番で病院の予約をし、血液検査をしてもらいました。
その時に少々脱水症状だったようで、点滴をしてもらったら食欲も復活した様子。
ここまで書いた内容を見ると、ルナがぐったりしていそうだけど全然元気。
目力もあるし、行動もいつも通り何も変わらない。
2018年1月4日(木)
朝一番で先生から電話にて血液検査の結果報告。
やっぱり腎臓がよくないとのこと。
土曜日に腎臓の超音波検査を予約し、その時に詳細を聞くことにしました。
その日に早速ロイヤルカナンの「腎臓サポート」をお試しで購入。
無理だろうな~と思いながらルナにあげてみると、結構食いつきがよくてホッと一安心。
血液検査の結果を聞いて、散々猫の慢性腎不全について調べまくっては涙していたちばっこ。
猫に多い病気であり、初期で気がつくことは難しい。
良くなることはなく、進行を遅らせることしかできず、段々衰弱していく。
などなど、どれを見ても絶望的なことしか書いてない。
血液検査で悪い数値が出たということは、ステージⅢ~Ⅳでほぼ末期ということも分かってしまった。
この時点で大体少なくとも75%の腎機能が失われていると言われているようです。
だから・・・病院へは死刑宣告を受けに行くような気持ちにしかなれない。
でもちゃんと現実を受け止めてすべきことをしないとね。
2018年1月5日(金)
食欲もあって療法食もしっかり食べているルナ。
普段と全然変わらないのでちょっと安心。
2018年1月6日(土)
ダンナっちと協力しあって素早くルナを確保し病院へ。
まずは血液検査の結果から。平常心平常心・・・
血液検査 ※腎臓に関するのはCre(クレアチニン)とBun(尿素窒素)
Cre・・・・・5.6(正常値0.8~1.8)
Bun・・・・・80.4(正常値17.6~32.8)
血液検査の数値からすると完全に慢性腎臓病のステージⅣ(重度の腎障害)で残存腎機能は10%以下
ただ、症状は多飲多尿くらいで食欲もあるので、ステージⅡかⅢかもしれないとのこと。
先生ったら恐ろしい告知を淡々と話すのね。
まぁ・・・でもそれの方がかえって有難いような気もする。
それにしても、ルナの食欲が普通にあることを伝えた時ものすごく首をかしげてたな。
あの数値で食欲があるのは不思議らしい。
超音波検査
腎臓に腫瘍などはなし。
萎縮もしていないことも確認できました。
今後の治療
食欲もあるので食事療法と投薬でいくことに。
半年に1回は診察してもらう。
食欲がなかったりしたら点滴を受けた方がよさそう。(多分脱水症状になる)
処方薬
【ベラプロストナトリウム】※ラプロス
・2017年の春に承認された新薬
・ステージⅡ~Ⅲで腎機能低下の抑制効果、臨床症状の改善効果あり
【ネフガード】
・吸着炭
・老廃物を吸着し、便と一緒に排出させる
【スクラルフェート】
・リン吸着剤
・血中のリンを吸着し、便と一緒に排出させる
ラプロス以外はサプリという位置づけなのかな。
新薬ラプロス・・・これだけは絶対に毎日飲んでもらいたい。
ちなみにラプロスは錠剤だけど、砕いて飲ませるのは
刺激の強いお薬なのでコーティングがしてあるんだって。
病気とは思えないくらい元気なルナを撫でながら泣いていると、「どうしたの?」みたいな目で見られる。
ルナに心配をかけたくないから泣かないようにしなくちゃ。
というか、泣いていたって治るわけじゃないんだからね。
それよりは色々な知識を持って病気に立ち向かわねば。
元気だし、食欲もあるし、新薬も使えるのできっと長い闘病生活になると思います。
こんなに書いてるけど、ちばっこが泣いていたのは先週まで。
ルナが元気なので病気ということを忘れてしまう感じ。
新薬と共に闘病生活始まります。
ご本人気持ちよくダラダラと寝ております。