最近ダンナっちと入院当時のことをよく懐かしんでおります。
入院したばっかりの頃は、iPhoneのホームボタンも押せず、充電のコードも刺せず、ガムの包み紙も開けられず・・・
力が入らないというか、手が自由に動かせなかったというか。
数日でiPhone問題等はなくなってきたのでよかったけれど、そんな状態だったんだよね。
グーパー、特に開く方のパーはその後も難儀していて、転院した時もまだ思い通りにいきませんでした。
今は鈍い指はあるものの、ちゃんとグーパーはできるようになっています。
結構リハビリも頑張ってやっていたのでそれもよかったのかな。
リハビリだけではなく、OPEで神経の通り道を広げてあげることで更なる回復を試みます。
ということで、そのOPE前後の記録。
2018年8月3日(金)
OPE前日からOPE当日の朝までに、経口補水液の「OS-1(500ml)」を2本飲むように指示あり。
OS-1は売店で買ってきました。
昔は点滴でやっていたことが今はこれがスタンダードみたいです。
ちょっとお手軽になっていいですね~
午前中父がお見舞い。
多分OPE室に入るダンナっちを見送りたかったんだと思うけど・・・ちょっと早く来すぎたね。
時間を持て余して病棟内をふらふらしていた父には先に帰ってもらいました。
12:30
看護師さんがお迎えにきました。OPE室までは車椅子で移動。
13:00
ダンナっちOPE室にIN。なんだか超余裕なんですけど
私は家族控え室で待機。控え室には他の家族もいて、多い時には5組くらいいたかな。
予定では16時過ぎに終わって、看護師さんが呼びに来てくれるとのこと。
16:00
OPE終了の連絡。Dr.のお話を聞くためにOPE室横の説明室に移動。
16:10
Dr.よりOPEは順調に終わったとの報告、今後の経過と入院期間等に関してのお話。
16:20
ダンナっちOPE室OUT。
移動するベッドの上のダンナっちは麻酔が覚めて苦悶の表情。
OPE室に入る時にはあんなに余裕だったのに・・・こんな辛そうに出てくるとは
ナースステーションの前に、今度は母が待っていました。
看護師さんにお部屋で色々支度があるので、談話室等でお待ちくださいとの指示。
母は私のためにお昼ご飯のサンドイッチを買ってきてくれていました。
何も食べていなかったので有り難かったさすが母
16:30
病室に入ってOKの連絡。母と一緒に病室へ。
痛みがひどくてさっきより辛そうな顔をしております。
ダンナっちの様子があまりにもしんどそうなので、母は顔をちょっと見ただけで帰ってしまいました。
こんなにしんどそうなダンナっちを見たことがなくて動揺してしまったようです。
それにしても相当痛そう
こんなに痛がるダンナっちは見たことがありません。
痛み止めの薬は3種類あるようです。
ただ・・・血圧が低いため座薬のボルタリンは使えないので、2種類で乗り切らなくてはいけないとのこと。
今はアセリオ静注液という痛み止めを点滴で入れています。
同薬の点滴をするには8時間空けなくてはいけません。(6時間でもなんとかOKらしい)
点滴が終わってからも全然効かなくてダンナっちは唸り続けております。
19:45
痛みに顔をゆがめているダンナっち。痛みで体中の力がずっと入っている状態です。
術後から3時間半の間ずっとこんな感じで、どうしても我慢できず看護師さんに痛みを訴えて次の点滴開始。
「ソセゴン30 + アタP50 + mg100」と書いてある点滴。
ソセゴン・・・オピオイド鎮痛薬(非麻薬)
アタP(アタラックスP)・・・不安・緊張・抑うつ緩和、術前・術後の悪心・嘔吐の防止
あと抗生剤スルバシリン(ユナシン)も投与されていました。
20:10
さすがにオピオイド鎮痛薬は強力なようで、ダンナっちがウトウトし始めたので帰ることに。
やっと表情が緩んでちょっと安心。
しかし・・・この後も薬が切れる度に恐ろしい痛みに襲われるダンナっちでありました。
写真は19:50頃、2度目の点滴を始めた時のダンナっち。
カメラを向けると頑張って親指を立ててくれました。
さっきまではそれどころじゃなかったのに、早々に薬が効いてきたということかな。
そういえば入院当初は親指を立てることもできなかったんだよね
血腫予防のために首の後ろに2ヶ所ドレーンが入っています。
首元に留置した管から出た血が容器に溜まるようになっていました。(写真の青い袋が容器入れ)
左側の方が血が溜まっていたような。血は高級そうなトマトジュース色です。
このドレーンが取れたら少しは楽になるという話を聞いていたのですが・・・
8/4、8/5と全然痛みが取れません。
ただ、痛みの種類が少しずつ減ってきてはいる模様。
点滴も少しずつ減っていきましたが、まだドレーンは付いたまま、リハビリも無理な感じ。
OPE前にDr.とPTさんからは「翌日からはリハビリできますよ~」って言われてたのに。
術後は余裕だと思っていたのに、こんなに痛みに悩まされるとは。
2018年8月6日(月)
血が溜まる袋を付けながらリハビリ・・・といってもほぼマッサージだったようです。
この日の夕方、先生の回診時に首元のドレーンを抜去。
抜去した瞬間から楽になったようです。ひとまずよかった
でもまだまだ痛みは残っているらしい。頑張れダンナっち。