2021年12月18日(土)
木曜日の夕方からハナの調子が悪いみたい。
目に力もなく食後数時間してから嘔吐。うんちもゆるゆる。
夜にはちょっと歩き方も力がない感じで脱水症状と思われ。
数か月前から元気で食欲はあるけれど、ゆるゆるうんちになることが多々。
軟便になると嘔吐することも多い気がするので連動してるのかな?
9月にも同じようなことがあり、その時は食欲もあったので様子見。
翌々日にはいつも通りに戻ったけれど、次に同じようなことがあれば病院に行こうと決める。
そして再び同じような症状が出たので、病院に行ってきました。
木曜日の夜のハナ。目に力がありません。
全体的に動きが緩慢になり、歩き方も力がない。
でも台所のカウンターやマッサージチェアに飛び乗る力はあり。
金曜日の夕方病院へ。
力がないのであっさりとケースの中に入りました。
体重が2.55㎏とまたもや3㎏を切ってしまっています。前回より800g減。
人一倍・・・いや、猫一倍ご飯を食べているのに痩せてしまうなんて・・・
体温は36℃台と低め。猫さんの平熱は38~39℃。
いつものように目や口、体中をもにもにされて触診。
触診では気になる所見なし。
ものすごい食欲、慢性的な下痢、嘔吐などから甲状腺機能亢進症の疑い。
血液検査で原因を探っていきます。
首にカラー、前足をしっかりと押さえ、後ろ足の内もも(?)辺りから採血。
痛かったのかハナが恐怖の雄叫びをしてちょっと暴れてしまい出血してしまいます。
動物看護士さんがもう一人登場し、後ろ足を押さえて再トライ。
今度は逆側の足にチクリ。今度は成功。
その後背中から点滴をして終了。点滴が入ってハナが変な形になっています。
血液検査の結果は翌日。
点滴で脱水症状が改善したハナさんは、家に帰ってきてから元気に。
夕方病院に行くまではちゅ~るをひと舐めしただけだったのに、食欲復活。
念のためサイエントヒルズのI/Dをあげておきます。
土曜日の午後再び病院へ。
車での待ち時間中ハナさんドキドキ
いつも診察は院長先生ですが、今日は若い女性の先生。
血液検査の結果を丁寧に説明してくれます。
白血球の値がかなり高い。
感染症や炎症があると上がる白血球の数値。
腫瘍がある場合も上がるようです。
症状から考えた甲状腺機能亢進症の方は数値が正常なため否定。
あと考えられることは腫瘍など。
腫瘍の場合、超音波検査で見える部分と、内視鏡でないと見えない部分あり。
更に開腹してでないと見れないところもあるそう。
まずは超音波検査で内臓部分に異常がないか検査をしてみることに。
膀胱には相変わらず石が出来ているようです。
小さいのでこのまま様子見でOK。
腎臓問題なし。肝臓問題なし。
胆のうの壁がちょっと厚め?胆汁がうまく流れていないか?
でも血液検査では異常数値が出ていないので胆のうの病気ではないかも。
腸の動きが早いらしいのも気になる症状ではあるらしい。
軟便(下痢)が1日1~2回で数日続くのは小腸系の消化器系疾患の可能性あり。
これからの方針としては、まず薬を投与して症状が改善するかで探っていく方法。
最初の一週間は抗生物質反応性という腸症に対して、抗生物質を投与。
これでよくならなければ、炎症性腸炎(IBD)を疑いステロイド投与。
ということで、今日は薬を一週間分もらってきました。
アモキシシリン・・・・・・・ペニシリン類の抗生物質
ウルソデオキシコール酸・・・胆汁の水分を増加、流れやすくする、胆管上皮の保護作用
一週間後病院に電話して症状を伝えて、その後のことを相談。
ハナさん来週も病院に行くよ~