
1982年、一人の男がヒーローの歴史を変えた。それまでの完全無欠なスーパーヒーローではなく、深い悲しみを胸に抱くベトナム帰還兵が全世界を熱狂させたのだ。男の名は、ジョン・ランボー。その強靭な肉体の奥に、不器用なまでに傷つきやすい純粋な魂を持ったヒーローは、国境や年代を超えた世界中の人々から愛され、スケールアップを重ねた“ランボー・シリーズ”は3作で全世界興行収入6億ドルを超えるスーパーヒット・シリーズに成長した。
あれから20年。社会は情報化され劇的な進歩を遂げたが、各国でテロや内戦が激化。混迷の21世紀を生きる我々は、思わず問いかけずにはいられない。
「こんな時、ランボーならどうする?」
今こそあの男が必要だという時代の求めに応じて、遂にランボーが帰ってくる!しかしこれは過去の栄光を再現する「復活」では断じてない。再び戦場に現われたランボーが、己の怒りと戦いの歴史にカタをつける「決着」なのだ!
ちょうど大学2年の時が最初の「ランボー」だった。
小さい頃、始めてみた「ブルースリー」の感動に似ていた。
戦いには勝つが生き方は否定される。
誰のために命がけで戦っているのかわからなくなる。
その悲しみの中で「It,s so long road.?」が流れてラストを向かえる。
しびれてしまう。最高だ。
お薦め度★★★★